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2023年秋アニメ 印象に残った回5選

◇前回

夏は投稿出来ませんでしたが、今回は投稿します。新年になって1週間以上経ってしまいましたが、2023年最後のまとめとなります。ここまでお付き合い頂いた方がいましたら1年間ありがとうございました。
本当は年内に投稿したかったのですが、先週の時点で5つも選んでいなければ、1文字も書いていないという体たらくでした。ぷぷ~w意志よわよわ~w


前書き
2023年の秋アニメで“印象に残った回”を5本選びました。
あくまでも私が見た範囲の中で、私の感性の元で選んだものなので「あのアニメのあの回が無いじゃねえか!」と思ってもそこは目をつむってください。
あと、その回についての説明を入れると文が長くなって書いている私がだんだんと嫌になってくるので説明は極力省きました。その為見た人にしか伝わらない内容になっているかもしれませんが、それはごめんなさい。

ここまで毎回使っているコピペ。下書きでもこの欄はコピペとだけ書いています。


・でこぼこ魔女の親子事情 第6話「薔薇園のおしりあい事情」
かつての主のフェチが反映されてしまったため尻の姿をしているローズヒップの妖精の兄弟と、現在の主である令嬢について描かれた回になります。何のこっちゃ・・・。
今回も妖精が尻の形をしている時点でギャグ満載なのですが、幼いころから父親のように令嬢アンナを見守ってきた妖精の兄ケッツと、魔力が無いため妖精の姿も声も感知することが出来ないアンナの切ない関係が描かれています。
最終的にケッツは結婚を認め、アンナを引き留めようと咲かせずにいた庭園のバラを大量に咲かせることでアンナへ思いを伝えようとします。この時アリッサは、思いは伝えられるうちに伝えないと、といった話をします。それは人間と妖精という種族と寿命が違うケッツ達の事でもありますが、圧倒的に寿命が違うビオラとアリッサ自身を重ねた言葉でもあったのです。
ちなみにケッツを演じたのは梶裕貴さんだったのですが、ちょうどこの時期は「進撃の巨人」の最終回が放送されたばかりだったので、結婚を認めないケッツと「ミカサに男が出来るなんて嫌だ」と言ったエレンが重なってしまいました。



・ウマ娘 プリティーダービー Season3 第9話「迫る熱に押されて」
春の天皇賞が迫る中、キタサンブラックとサトノダイヤモンドは2人で旅に出ます。レースの前に展開される2人の旅は途中まで台詞が一切無いという大胆な構成。旅の最終地点は海で、凱旋門賞で海を渡る事を決めているダイヤちゃんを意識したものでしょうか。
そして今回のレースもどちらが勝つか分からない展開でしたが、今回はキタちゃんの勝利。キタちゃんの背中を追うダイヤちゃんが、その背中と小さい頃から今日までの2人の姿を重ねるシーンはグッとくるものがあります。
そしてレース後、握手を交わす2人は引きで描かれており、2人のバックは青空が広がっています。この2人はどこまで高みに行くのだろうと思わせる素敵なシーンでした。



・君のことが大大大大大好きな100人の彼女 第11話「この命にかえても」
OPを見る限り今回登場するヒロインは5人だと思っていましたが、6人目がまさかの羽香里の母親である羽々里でした。
尺を返せ、EDを買い取っている、EDをカットすればいいでしょう、特殊EDを用意しているなどこれまで以上にメタ発言のぶつけ合いが繰り広げられましたが、その後の内容もこれまで以上にシリアス。以前の自分がそうだったように、一時の感情で羽香里が不幸になって欲しくないという羽々里の母親としての気持ち、自分が恋太郎を不幸にすると思い詰める羽香里、そしてそんな羽香里を皆の所へ連れ戻そうとする恋太郎と唐音の思いがぶつかります。
そしてシリアスな展開が終わると流れるように風呂回に突入し、同じ回とは思えないほどの切り替えの早さを見せます。そしてEDは作中の台詞通り本当に特殊EDで曲名も「今日のエンディングは私が買い取ったから好きにしていいわよね♡」と台詞そのまま過ぎでした。
シリアス回でも自由でハチャメチャな作風を曲げない今作らしい回でした。



・ミギとダリ 第11話「さかさまの女」
ついに明かされたメトリーと怜子の過去。メトリーと怜子の関係、子どもが産めないはずの怜子の元に瑛二はどこから来たのか、何故メトリーは窓から瑛二の部屋に来たのか、これまで謎だったことがようやく明かされ、その中で衝撃の事実が発覚します。その事実を前にミギとダリも戸惑い、どうすればいいのか思い悩む事になります。教育としてミギも瑛二も赤ちゃんにさせられたのはギャグではあると思うのですが、この回で見られた怜子の子どもへの執着を考えるとゾッとします。
これだけでも見応えはありますが、ここから殺人、放火まで起きるという終盤に向けて加速的に盛り上がった回でした。怜子の行動、思考からはホラーすら感じるので、ギャグ、ミステリーとホラーが混ざりあった傑作にして怪作だと思います。



・星屑テレパス 第11話「再戦シーサイド」
Aパートは海果達が慧の学校を訪ね、宇宙研究開発部を見学するといった内容になっています。このパートも慧たち3人の関係性が分かる良い内容で、前の回から時間を割いてこの子達の事をやって欲しかったと思ったくらいでしたが、今回のメインは瞬とのロケット勝負になります。ハンデも設けたとはいえ海果達に負け、自分はもう同好会には必要ないと言う瞬を海果が説得、そして自分に居場所をくれた感謝と瞬に戻ってきて欲しいと伝える場面は、海果の成長が目に見えて分かるシーンでした。
瞬はこの時初めて海果達を名前で呼び、このシーンで映った波に打ち付けられた貝殻が3つから4つ集まったように、こうして4人はようやく同好会として1つになれたのです。




◇締め
先週の時点で1文字も書いていない所から投稿までこぎ着けたので、とりあえず良かったです。今回はやけに11話ばかり選んでいますが、たまたまとしか言いようが無いです。出来れば序盤も中盤も万遍なく選びたかったですが、そういうクールもあるということで・・・。

今回もなるべく簡略化して書きました。特に「ミギとダリ」は重大なネタバレを含むので、何がどうなった、誰が何をしたかはぼかして書きました。文字ではなく映像を見なければ分からない事もありますから、やはり本編を見るのが一番です。

あと、この印象に残った回の記事は毎クール投稿しているわけですが、今年から冬~秋クールを全部1つの記事にまとめて、年に1回の投稿にしようかと考えています。
けけけけけけ、決して楽をしたいとかでは無くててててて・・・まあ負担を減らしたいとは思っていない事も無いんですけど・・・後になってから「やっぱりあの回にすれば良かった」とか「アニメAじゃなくてアニメBのあの回にすれば良かった」と考える事もあったり、基本的に1作品1話までと決めているので2クール放送のアニメとかその年の間に2期までやるアニメだと、その後にもっと良い回があるのではないかと考えてしまい1クール目や1期の回からは選びにくいといった事もあったりと、毎クールのこととなると窮屈になる部分もあります。
長々書きましたが、とりあえずこれについては3月になったら考えるようにします。


次回は既に始まっている冬クールのアニメについてあれこれ書く記事を投稿します。今年もよろしくお願いします。



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