ART NAGOYA 2020

おはようございます☺︎
私は只今、名古屋に来ております。
アルバイトしている画廊:レントゲンヴェルケ がART NAGOYA2020に参加しているので、お供した次第です。
まずは、名古屋の喫茶店のモーニング文化があるおかけで、このように朝活ができていることを感謝したいと思います。目が覚めた時に朝焼けが綺麗だったので一旦画像を貼ります。

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携帯に貼ってる松の木タクヤさんのステッカーが映り込んじゃってるな。まあ良いか!やっぱり夜遅くまでダラダラとしているより、こちらの方が体にいい感じがするのですが、どうですか?っとまあ、そんなことよりも、ART NAGOYAについて少しお話しさせてください。

まず、ART NAGOYAというのはアートフェアなんですね。アートフェアですから、簡単に言うと、作品販売会ということです。画廊がそれぞれ作品を持ってきて販売します。時々、作家が出品するケース(村上隆主催のGEISAIとか。でも、これに関しては色々思うことがあるので次回に持ち越します。)もありますが。でもって、アートフェアにもいくつか種類があって、一つが大きな会場をパーテーションで区切って、それぞれの画廊が各ブースで展示・販売をするタイプ(3月に開催されるアートフェア東京とかはこのタイプですね、レントゲンも出展するので私も参戦します)。それからホテルフェアというタイプもあって、ART NAGOYAはこのタイプなんだけれど、これはホテルの一部をフェア会場にしちゃうっていうものです。今回は9階が会場になっています。一部屋に一画廊が入って展示をするんです。レントゲンは917号室でした。

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ホテルフェアの良いところは作品を買った後のイメージがし易いということだと思います。どういうことかというと、例えば気に入った作品があったとして、家のどこに飾ろうかなって考えた時に、ベッドと比較してこのくらいのサイズ感なのね!みたいな想像ができるんです。逆に、こういう展示方法も素敵かも!買っちゃうわ!みたいなことも可能で、そこはギャラリストの腕の見せどころってもんですね。言葉で言っててもうまく伝わっているか不安、というか写真で見せちゃった方が早いので載せます。

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ジャジャーン!こんな感じ、とはいえレントゲンはやっぱり凝った展示をするのが特徴なのですが。ざっくりとした説明だけれど、壁と右ベッドにあるのが石黒昭さんの作品で、左のベッドの上が悠さんの作品です。長くなっちゃうので、作家紹介はまた次の機会にします。っとまあ、ホテルフェア、こんな感じです。良いとことは他にもあって、ホテルなので壁にビスとか釘とかを打っちゃいけないんですが、逆にそれをしなくても出来る展示なので、賃貸のお家とかでも作品を買って展示が出来ちゃう見せ方をしてるんです。結構面白いと思うのですが、どうですか?

ART NAGOYAは今年で10周年で、名古屋城のすぐ隣にある、創立50周年という歴史あるホテルナゴヤキャッスルという素敵なホテルが会場になっています。レントゲンヴェルケは第1回から毎年参加しています。遡ると1993年のNCAF(Nagoya Contemporary Art Fair)第6回から参加しています。NCAFについてもネット上には殆ど情報がありません。少し探してみたら一つだけ出てきました。

“名古屋コンテンポラリーアートフェア(略名、NCAF)
1988年から2003年まで計16回、名古屋で毎年開催された現代美術のアートフェアです。ギャラリーコヅカ(ウエストベスギャラリー コヅカ)はNCAFの組織委員会メンバーであり、事務局を運営していました。”

このサイトから、「NCAFは中区役所朝日生命共同ビル7階と8階にある名古屋市民ギャラリーで開催されていた」ということがわかりました。とはいえ、名古屋市が運営している場所で販売とかをしていいのか?という疑問もあるわけですが、そこら辺は多分うまくやっていたに違いない・もしくはそのくらいのユルさがあった、ということなのだと思います。1997年のカタログを見ると、レントゲンクンストラウムから竹内忍さん、ミヅマアートギャラリーからは会田誠さんが個展形式で展開されており、この時のことなどは先日、会田さんにインタビューした時に少し聴いてきたので、次回のZINEを楽しみにしていてください。

っと言うわけで、今、そんな歴史のある名古屋に来ております。
ART NAGOYA最終日なので頑張るぞ!
お近くの方は遊びにいらしてください☺︎

※そういえば、タイトルを日付にする理由があまりにも見当たらなかったので、ちゃんとタイトルを付けることにしました。


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