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なぜ、泣くのか

私はよく泣きます。


ドラマ、映画、本、感動する話はもちろん、
悔しかったりしたら泣きます。

大学4回生で就職活動をしていたとき、
今の会社の面接でも2回泣きました。


1次面接と、2次面接。

1次面接の時は、「社会人になったら、何を大切にしたいですか?」みたいなことを聞かれて、

当時周りはみんな内定あるのに私だけ無い内定で結構いっぱいいっぱいになっていて、
それでも毎回、頑張れ!とか、応援してる!
と言ってくれたり、自己分析に付き合ってくれたり、本当にたくさんの人に支えられていて、


「自分の周りにいる人を大切にしたいです」

と答えながらみんながかけてくれた言葉たちを
思い出し、感動して号泣。


面接官の方々、ざわつく。

帰り際、案内役の人事部の方に
「大丈夫ですか、、??」ときかれ

「大丈夫です、、すみません、、」
と言いながら ああ、また落ちたな。と思ったものです。。。


2次面接では、

「最近 感動した出来事は?」 
と聞かれ、グループ面接だったので一番端の女の子が話した友達との感動エピソードを聞き、

それを聞いていただけの私、号泣。


しゃべり手が泣くのはまだ分かるが、
聞いていただけの奴が泣いているので
全員がざわつきました。

面接官の方になんで!?って言われました。


あーーーまたやってもたーーー今度こそ落ちたあ

と思っていたらついに社長面接までいってしまい。


社長面接の部屋に入る直前、人事部の方に

「面接で泣いた方がいらっしゃると聞いたのですが、どなたですか?」

と聞かれ、遠慮がちに挙手した時、
人生でベスト3に入る情けない瞬間だったと思う。


1位は、学生のなけなしの貯金で買った
クロスバイクをパクられ、泣きながらサークルの練習に向かっていた時。



それは置いといて、とりあえず私は
ぼろぼろな面接をしておきながら今の会社に
内定をいただいたのだ。


最初に配属された部署の上司が、
私が泣いた時の面接官だったらしく、
「あの時泣いてたよな。
めちゃくちゃ覚えてるわwww」

と、入社後早々に言われたのだった。




そんな涙もろい私だが、
時々、涙が感情を追い越してしまう。

なぜ今、自分が泣いているのかわからないのだ。




数年前、夜行観覧車というドラマがあった。

湊かなえさん原作の、ちょっとシリアスな内容のドラマだった。


向かいの家で殺人事件が起こったり、
優等生っぽい女の子がグレて物や親に当たったり万引きしたり、、、

結構グロい内容だった。


でもそれを一人で家で見ながら、
涙が止まらなかった。

次の日、目がパンパンすぎて会社で、
仕事が嫌すぎて泣いていたのか、と言われた。



大人になると泣けなくなった、とか、
人前では泣けないんだよね、とか言う人が
結構いるけど、

私は人前であろうとなかろうと、
プツっとスイッチが入ると涙が止まらなくなる。


友達の結婚式とかも、もうダメ。


あとから写真見返したくないもん。



あの、涙が感情を追い越す瞬間って、
何なんでしょうね。



泣いたらダメな場面って、あるじゃないですか。
いろいろ。

あーいう時、どうしたらいいんでしょうね。


だれか涙止めるのうまい方いらっしゃったら、

ぜひ教えてください。

切実に。

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