私は音楽を聴くのが好きだ。

いつも定時で上がり、会社を出て5歩あるくうちにイヤホンを耳につっこむ。

営業として働いていた時は、得意先が会社から徒歩15分の場所にあったが、それでも毎回イヤホンで音楽を聴きながら向かった。

同時に、歌うことも好きだ。
大勢でも、1人でも、カラオケに行くのが好きだ。
自宅のお風呂はスタジオだと思っている。

そして、カラオケで友人が歌っていた歌や、好きだと言っていた歌、踊っていた歌など、印象に残ったものがその人のテーマソングとして、私の中で記憶に残るのだ。
ふと、その曲を聴いた時にその人のことを思い出して笑ってしまったり、おだやかな気持ちになる。

それぞれのテーマソングは、私の大好きな曲になる。

その曲を聴いて思い出す人は、いつだって大好きな人たちだ。

ますますその曲を好きになる。

RADWINPSのトレモロは、高校時代はじめて付き合った彼氏が好きだった曲だ。
今でもこの曲を聴くと彼がとても優しかったこと、図書館でテスト勉強をしたこと、一緒に下校するのが照れ臭くてうまく話せなかったことなどを鮮明に思い出せる。

タンポポの恋のやじろべえ(世代が出る曲だなあ笑)は、友達のように仲良くしていただいている学生時代のサークルの先輩。

リップスライムのHot Chocolateは、いつもアホみたいにふざけ合ったり、恋の相談もしたりする、1番の男友達。

挙げだしたらキリがない。

でも、これを本人たちに直接言ったら、
なんか怒られそうだからやめとこう。笑

でも懲りずにテーマソングを勝手に作る。

私の周りは素敵な音楽と素敵な人たちに溢れているのだ。