推しを降りた

こんにちは、ちゃのまです。

タイトルの通り、推しを降りました。
自己紹介の記事に推し載せてきながらこのスピードで降りてるのすぐ降りるDDみたいな感じって誤解されたら嫌なので一応先に言っておくと、自己紹介の記事書いてる時から降りそうってなってて正直書くか迷ってました。
そして今新しく推そうかなって迷ってる人もいるにはいますがどこから推しって名乗っていいかわからないなとなって迷ってます。

前置きはさておいて、なんでこういう記事を書こうかと思ったのかというと、別に推しに嫌事を言いたいわけじゃないんですけど、単純に上に書いた弁明(?)が書きたかったのと、私が推しを降りたきっかけって何で起こっちゃうんだろうなってもやもや考えてて文字に起こしたくなったからです。

名前とか作品とかはぼかしますが、多分内容的に推しのことちょっと知ってる人だったら誰かわかるかも。
別に推しのこと批判とかする訳じゃないから大丈夫だと思いますが、一応(元)同担の方が読んで不快になったらごめんなさい。また、全然現場に来てない茶の間のくせにって内容もあるかもですが、それはそうなのでこれも先に謝っておきます。

まず、推しを降りた理由としては、1年以上新規の舞台が決まらなくて、かつ個人のアー活とかグループの活動がいっぱいになって、舞台俳優のオタクしたいのになんだかなって思ったからです。
いざ書いてみるとめちゃくちゃ長くなりましたが、私の推しのことを推してた間を振り返らせてください。

推し始めてから降りるまで

推し始めた時こそアー活とかはわりとウェルカムな方でした。年1~2回ファンイベントも兼ねたライブをやってそこで新曲を披露してって感じで、曲も好きな方だったのでいつかCDが出たりサブスクに入ったりしたらいいな〜という感じに思ってました。
でもこれは私が新規ハイだったこともあるけどそれよりもちゃんと舞台の仕事もあったからに尽きると思うんです。

私が気になるなって思い始めた頃は新規の2.5作品1つ、継続して出てる2.5作品1つ、ネームバリューのある朗読劇1つ決まってるという状態で、今まで(当時の)推しとの共演がなかったからあまり知らなかっただけで結構人気な俳優さんなんだな〜という印象を持っていた。

推すのを決心した時は継続してる出てる2.5作品のライブしか決まってなかったものの、気になった時の様子を鑑みて、まあそのうち仕事決まるでしょうと思ってた。そしてそれが2021年3月頃だったけど結局しばらく特に発表なくて、でも7月にソロ配信イベントあるし8月に舞台のライブもグループのライブもあるしなと思ってたら、詳しくいつだったか忘れたけど12月の新規の2.5舞台が決まった。私がこれまで見たことあった推しとはまた違った系統の役ですごく楽しみだった。あとドラマも映るか映らないかのチョイ役だけど決まってたから毎週の楽しみだった。

そして年が変わって12月に出てた作品が2ヶ月連続で2作品する構成だったから1月もあるの楽しみだな〜と思ってたらコロナ出て中止になっちゃってすごい悲しかった。でもこの時はまだこの後にも演技を見れる機会があるだろうと思ってた。それはそうだよだってまだ1月ですよ。
だけどそこからいつものシリーズの新作が公演とライブをしますという発表があって、夏はこれってことで春も何かしら出るかな〜と思ってたら、ソロライブとグループの新曲が決まってそうですかと思った。当時田舎の飲食バイトをしてた私はなんとか休みを願いでない限り土日はほぼ強制出勤で、GWも授業ないけどありますって嘘ついて休めた中日の平日とあと1日しか休めなかったのでGW初日だったソロライブにもリリイベ系にもオンラインのしか出来なかった。でもまあこれは休めないバイトをしてた私が悪いです。
それはそれとしてこんな感じでアー活系は全然追えてなかったからまあアー活は気になるところだけつまみ食いみたいな感じでいいやというスタンスになった。
そして夏、シリーズ物の作品を公演もライブもまたこれもバイトが休めそうになかったのと、その他にもなんかよくこのスケジュール私耐えたなって感じの忙しさで死にそうになってたので、ここで遠征ぶち込んだら本当にやばいと察して、まあこれはパスでも大丈夫かなと全干しした。するとたまたま公演の方がまたコロナが出て中止になってしまった。ライブの方は無事にできたようで隙間時間を見つけて辛うじて配信では見れました。でもまあ正直このシリーズは私に合わないなと思ってたので、このために無理してまで遠征まではしなくてよかったなと思った。

その後もまあ秋かせめて年内にはもう1つぐらい舞台出るかな、なんてのんきなことを考えていたら、10月頭、11月末に2ヶ月連続のソロライブが決まった。本人は2ヶ月も連続でライブができるなんてととても嬉しそうだったし、その頃はまだ本人がやりたいことを叶えている姿が好きだったから喜びはした。だけど、冷静に考えてみると、推しはライブがあるとその前の1ヶ月とかはほぼそのライブのことでいっぱいになる。ということは、もうほぼ確実で年内に舞台がないということを悟って悲しくもなりました。年末ならワンチャンと思って、普通に出てほしかったるひまとかを期待したけど当たり前にでませんでした。

そうこうしているうちに、あっという間に次の年の舞台が解禁される時期になってきたところで、年始に全公演中止となった舞台の再演が発表されました。主演と個人的にいいなって思ってたキャストがキャス変していたのはショックでしたが、待ちに待った舞台作品、そして待ちに待ったリベンジということで、たまたま発表されたタイミングが開始30秒も経たずして早く終わんないかなって思うような嫌いな授業中だったこともあって()、授業そっちのけで泣きそうになるのを必死に抑えて、チャイムがなると同時にトイレに駆け込み大号泣しました笑
そしてその1週間ちょい後にいつものシリーズの新作が決まって、2つも舞台決まってるなんて珍しいじゃん?という状況になりました。
しかしここで満足すればいいものの、ないのねだりをしてしまい、舞台こそ決まったけど今年新しい役決まってないねということに気づきました。私はこれまで推してた俳優さんが状況が違う例(俳優と同じぐらい本腰入れて別のこともやってる人と推してる間は所属してた劇団の作品しかほぼ出てなかった人)しかいなくて、普通がどうなのかがちょっとよく分からないんですが、それでもさすがに年1で新規の役ってあるものじゃないんですか?
新しい2.5作品が発表される度に、推しに似合いそうな役を調べてこの役は推しが来い!と毎回祈っては違い、ということが何度もあったのですが、さすがにこの頃にはどうせ違うんだろうけどと思いながらこれをしていました。そして実際違いました。

そんなこんなでモヤモヤしつつ、ライブの配信を見たり、オンラインくじでそこそこいい賞を当てたりしているうちに年は明け、念願のリベンジ公演の幕が上がりました。席は最速でこんなとこ出すなって感じで悪かったけど、ようやく一年以上ぶりに生で推しの演技が見れるんだなってすごい楽しみにしてました。
が、多分私ってもうこういう星の元に生まれてるんでしょうね。遠征の前日にさあ準備をしようと思ったら、肉体の健康だけが取り柄の私が急に体調を崩して、検査したら妖精さんでした!多分数日前に成人式と同窓会があったので明らかにそこでもらいました。ということで念願の推しの演技は3月へお預けに。
そこで、体調は一日でほぼ治って暇だったのでつい考え込んじゃったら、そういえば私去年は2月の写真集お渡し会でしか生で推しを見てないから、次が3月ってことは一年以上推しを見ていないってことに気づきました。そして、いくら推しが舞台に出ていなかったからだとしても、果たして私は推しのオタクだと名乗っていいのだろうかと思い始めました。もちろん私はこの記事で名乗ってる名前がちゃのまさんなぐらいですから、自分が茶の間オタクであることに対してはある程度開き直ってはいるつもりです。ですが、さすがにこの状態は茶の間とすらも名乗れないのではと思いました。
なので、今年はアー活であろうとちゃんと現場に行こう!と決心しました。はずだったんですがね……。

2月、推しとは直接関係ないのですが、元推しに刀ミュが決まりました。これについてはまた別の記事を書こうかなって思ってるんですが、私の持論に「若俳オタク版推し武道の"武道館"は刀ミュ説」というのがあったので、めちゃくちゃ嬉しかったです。しかし、元推しはそれまでほぼ2.5から手を引いてしまったのかなという状態で、私はそんな様子だったこともあって降りたという事情だったので、喜びと同じぐらい驚きがありました。だし、正直元推しよりも推しの方が先に刀ミュに出るものだと思ってました。(それはそれとして色々と感情が厄介なので、現在進行形で推してる人には刀ミュに出てほしくないので、このタイミングで推しに出てほしいとは思ってませんでした。)
だから、タイミングなどはあれど悔しさを感じていました。

その次の月、ようやく生で見ることができました。しかも表示された席を見たらそれなりに見やすそうで、実際見やすかったし推しの立ち位置も多くてよかったです!が、これは私がリングライト調達できなかったし推しのチームの色が似合わなすぎてカラギャンできなかったのが悪いと思うんですが、立ち位置で軽く視線を落とせば目が合いそうな席だったにも関わらず意図的なのかなってぐらい目が合わなくて、とても悲しかったです。
これは好みの問題だから別に作品をディスりたいわけじゃないんですが、せめて話が私の好きな系統の話だったら別に目線もらいに現場行ってるんじゃないしって言えたんですが、そうじゃなかったので正直1回ぐらい見てくれてもよかったじゃんって悲しくなりました。
それで帰りの夜行バスは1個目のサービスエリアぐらいまでしくしく泣いてたわけなんですが、目線をもらえなかったのは私が推しのオタクだってわからなかったから、というのがもし本当だったら推しって新規を増やすつもりがないのかなって結論に至ってしまって、そっちはそっちで悲しくなりました。
まあ本当にこの時に関しては私に否がありまくってたけど、でもせっかくの1年以上の推しの現場が、楽しいよりも悲しいが勝ってしまったので、さらにモヤモヤが募りました。

そして、私にとって後に降りる決定打となった出来事がありました。
その前に、私今年の4月から6月まで推しとは別に好きな作品が3つも重なってて、茶の間なりにもお金も時間もやばいな〜なんて思ってるんですが、その時期になんと推しは1つも舞台に出らずにずっとリリースイベントをしていました!私の好きな作品以外にもなんかめちゃくちゃこの時期舞台が乱立してたのに!
この時点でもうモヤモヤ通り越してだいぶ冷めてたんですが、5月頭ぐらいの配信で8月にライブが発表されました。まあこれも7月8月も舞台乱立してるからそれにも出らんのかいって言いたくなったけど今更だからスルーしたんですが、もっと私がえ?って思ったことがありました。
「○○(推しの名前)といえばライブ!」
とその配信での発表の時に言っていたことです。
……えーっと、あの、あなたの本業って何なんでしょうか?
私があなたの演技を見て好きになって、あなたのことをライブハウスの板の上じゃなくて劇場の板の上に立っているのを見たいってずっと思っていたのは間違いだったのでしょうか?
いやまあたしかに、他の俳優に比べれば多分ライブをよくやってるね!舞台よりライブの比率が高いね!って思ったけど、本当にそれでいいのでしょうか……。
この発言を聞くまでは、もしかしたら舞台に全然出ないのはオーディションに落ちまくっているのかもしれないって思って、あまり舞台出て出ていうのもよくないかもって思っていた時期もあったんですが、これを聞いて、あ、舞台出る気ないんだー!って思ったのでここで一気に降りる方向へと気持ちが向かいました。

その2週間後ぐらいにオンライントーク会があって、まあ一応買っとこうと買いはしたんですが、これが楽しかったかどうかで今後どうするかを決めるつもりでいました。
しかし本当に私って間が悪い人間すぎて、時間を勘違いしてバイトとドンかぶりさせてしまったんですよ……。ですが、気づいた時こそ最悪って思いましたが、いざオンライントーク会干してバイト終わって、推しの「オンライントーク会ありがとうございました」みたいなツイートを見た時に、参加したかったなって気持ちが全然湧いてこなくて、もうこれ私推しのこと推してるって感情が全く残ってないなって気づいたので降りました。

余談ですが、推しの名誉のために言っておくと、私が降りた直後に秋にプリキュアになることが決まったので全く舞台に出る気がないわけではなさそうです。多分

推しのことを考えてて思ったこと

推しのことというか、色んな舞台のキャスティングとかを見てて思ったことなんですが、舞台のキャストってある程度グループ分けできるけど、推しってそれのどれにも当てはまらなくないか?って思う。
わかりやすいところで言うと、ネルケ俳優とマベ俳優とかがあると思うんですが、まずそれも1番大きい作品はネルケだけどそれ以外はほぼどっちでもない舞台がほとんどだから、まずいかにもどっちかって舞台には出ないよなというのが1つ。
他には、"人気俳優"の枠にも"新人俳優"の枠にもどっちも入れないラインにいるから、カミシモとかキャッテリアの人気俳優集めました系の舞台にも、オンエアとかサンリオ男子とかの新人俳優集めました系の舞台にも出れない。
あとテニス出身じゃないから、テニス俳優ばっかだなという作品にも出ない。
そうなると、この時点で出れる作品はだいぶ絞られる。
それに加えて、20代前半175cm前後という俳優は属性が被っている俳優が多すぎる。
こうなってくると、よっぽどこの役は推しじゃなきゃダメだというように思ってもらうしかないのかなと思うけど、正直推しの武器はダンスしかないし、ダンスが重宝される舞台はそんなに存在しない……。
そう考えてみると、推しが舞台をやる気があるのかないのかはオタクには知りようがありませんが、普通に若手俳優が売れるというのは、いかに売れるラインに乗れるかどうかによるのだろうなと思う。
ただ、それと同時にこの人一生なにかの舞台出てない!?って人に一部推しに仕事分けてくれ〜!言いたくなる気持ちもなくはない。どうにかうまいこといかないものなのかな。

おわりに

それはそれとして私は今の推しを降りたことに後悔はしていません。あるとしても、推しのダンスが大好きだったので、それを見れる機会が減っちゃうのかと思うぐらい。だからその未練を断ち切るためにも、プリキュアには行こうかなと思っています。でもとりあえず多分プリキュアを見たらしばらく推しを見ることはなくなると思う。

推しが本当にやりたいこと、推しのオタクがどういうことを望んでいる人が多いのかとかは正直よくわかりません。でも、推しも推しのオタクの方々も、両方が満足のいく活躍を祈っています。
そして、いつになるかわかりませんが、今後私が見たい舞台に推しが出ることがあった時に、私が推してた時よりいい俳優さんになってるなって思える日が来ることを祈っています。

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