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相手の視線に怯えずに会話する方法

と、いうわけで2回目の「じんわり自分を変えていく」、今日のお話は相手の視線に怯えずに会話する方法の身につけ方についてお話していきたいと思います。学校や仕事場など人前で話したり、初めましてで誰かに話しかけなきゃいけないような状況は自分に自信がない、人見知りな私たちが苦手なことNo. 1に輝くスキルじゃないでしょうか。

人前でスラスラ話をできる人のことを見ると、なんだかもうそれだけですごい人に見えますよね。発表しようとして頭が真っ白になったり、話しかけようとしてどもる自分とは大違い。集団の中で輝いている彼らと自分を比べて落ち込んだりもします。自分もそうなりたいと思って人気者にコツを聞いてみたりネットで調べてみても、なかなか実践しやすい回答って見つからないスキルでもあります。

ネットや人づてに聞くのは、人前で緊張しないようにするには聴衆の顔を野菜だと思えばいいとか、やってれば嫌でも慣れるとか、緊張するのはお互い様だから仕方ないとか、根性論というかなんというか、そういうことじゃないんだよ!!!って内容が多い気がします。やればできるっていうけどやれないから困ってるんですよこっちは!ってなることが多いんですが、この感覚どなたか共感してもらえませんか??もしかして私だけ?

自分勝手な憤りは横に置いてき本題に入りましょう。相手の視線に怯えず会話する方法は緊張せず人前で話す方法ということであります。さて、前提条件として今回は簡単な会話が人前で緊張せずできるレベルの話し方をお伝えします。人前で落ち着いて笑顔で自己紹介をすることは、自分のような極度なあがり症の人間にとってはハードなことなのです。逆にいうと大勢の人の目の前に立つだけで足がすくんだり、目の前が真っ白になったり、常に自分の存在感を消して社会で生活しているような人以外には役に立たない方法ですのでご了承ください。

では人前で緊張しないで話すにはどうしたらいいのか。実は意外と簡単でやるべきことはたった一つだけなんです。それは周りをよく観察すること。無理に誰かに話しかけたり、緊張を受け入れたりしなくても大丈夫です。しかしいきなり周りを観察するなんて言われてもよくわかりませんよね。緊張しないよう周りを観察するためのステップをみていきましょう。

まず早めに会場に到着して後から来る人を待ち受けていましょう。面接会場でも会議室でも教室でも早めにいけば後から来る人を観察しやすくなります。先手必勝ってやつです。
次に自分の状態を観察します。会社のプレゼンなんかでああ〜今日もいつも通り嫌な感じに緊張してるなあ、またうまくいかないんだろうなあとくじけそうな自分を自覚してください。この時点で泣きそうになるかもしれませんが自分の状態に目を向けられただけで合格です。ダメな自分を素直に認められた今日のあなたは最強です。
しかしもう一踏ん張りです。くじけそうな心に鞭を打ち、すかさず周りの観察開始です。面接会場であれば面接官の今日のシャツの色、会議室であれば同僚のネクタイの色、教室であれば同級生のスマホケースの色と話しかける相手の身につけているものを細かく観察します。身につけてるものが終わったら今度は年齢を連想して、眉の形や眼差しからその人の性格を想像してみましょう。
ここまでくれば緊張が取れるまであと一押しです。観察した情報を元に話す相手の性格や趣味を想像して褒めちぎってみましょう。怖そうな人でも大丈夫、想像の世界なら甘いもの付きかもしれないとか、実は子供にデレデレだとかギャップのある可愛い姿を思い浮かべれば怖さが半減してきます。大事なのは自分にとって都合のいい想像をすること。観察した証拠から世界は自分に対して優しくしてくれるんだと思えれば不思議と緊張が解けてきます。

そうはいってもすぐにはこの緊張解消ステップは身につきません。身につけるにはそれなりの練習が必要です。それでも、根性論と比べたらかなり身につけやすい方法です。というのも4つのステップのうちどれができていなかったか反省しやすい方法なので早い人であれば本番2回くらいやれば身につきます。同時に発表の原稿も何回か練習しておくと、緊張しないで発表を終えられたり笑顔で最後まで話しきれたりと自分でもびっくりの効果が得られます。ぜひ試してみてください!

緊張しないで人前で話す方法は以上です。最後までよんでいただきありがとうございました。次回は就職活動が終わった直後に私が考えた「まともな大人になる戦略」について書いていこうと思います。興味を持っていただけたらフォローお願いします!