青空_光

ワンネスの気付き・・


私は本当の意味で気付いた。

それは、突然に起こった。

私の中にその感覚は沸き起こって、私の中に衝撃が走り、それを、頭の中で私の知っている言葉に変換するまでに時間が少しかかった。頭で理解するより先に、感情があふれ出し、涙があふれ出した。私は悲しいのか嬉しいのかさえ分からなかった。ただ、涙は勝手に流れ、私は嗚咽を抑えられなかった。

頭では知っていたことが、本当は分かっていない事を、私はずっと知っていた。ずっと知りたいと思って、色々な本を読んだり、色んな人の話を聞いたりした。前世についての本や、聖書、仏陀の話、ツインソウルや宇宙の話・・・

自分の前世をみたり、多くの人の悩みについて説いたり。自分の周りに起こる現実に対しての心の動きを紐解いたり。そして、色々な事を知っていった。

でも、分かっていないという感覚が残っていた。それは時に私を苦しめいていた。本当には分かっていない・・・

でも、それはいきなりやって来た!!!

魂は、光であり、神も光であり、私たち一人一人が神であり、本当は一つである事。

そんな事、どの本にも書いてあって、いろんな人が言っていて、私も、真実だと、受け入れていた。そこに疑いはなかった。でも、本当には分かっていなかった。全ての存在が光りであると知っているのに、そうは感じられない場面も沢山あって、頭の中で、理解する事を選択していたにすぎなかった。光であることを受け入れられていない自分を、まず、一番受け入れられないでいた。

愛こそが全てであると知っていたのに、本当には分かっていなかった。だからこそ起こる葛藤。どうすれば感じられるのかと悶々としていた。もっともらしい事をいう事は出来ても、頭で理解するのではなく、本当の意味で感じたかった。

それが、本当に感じられた!

皆が一つだと。光だと。愛だと。そして、無を。

それは、知る事ではなく、分かる事。頭ではなく、感じる事。思い出す事。圧倒的な愛。圧倒的な光。そして、無を。私たちは、そして神は、宇宙は・・・無に感じられていた。それは、無と言う大きな愛だった。本当に感じられた。だからこそ、神が知りたがった光を感じた。光を感じるために闇を作った。だから、一体から離れていったと言う事を思い出したと言う感覚。

私が何をしていたと思う?これを本当に分かったという感覚が体中を走った時。瞑想中?いいえ!私は、洗濯物を干していた!べたな日常を過ごしていた。そして、その瞬間、衝撃に襲われた!

涙は溢れるけれど、体の中から愛が溢れていた。私の周りも愛だった。衝撃に感じたのは、愛だった。絶対的な安心感に包まれたのだった。そして、涙は嗚咽に変わった。今まで、どんなにもがいていたのだろうと・・・私は両側からの感覚を味わっていた。私の外側からと内側からと。もがき苦しんでいた自分から解放された感覚とそんな自分を包み込んでいる感覚。目の前の現実がいきなり、テレビのセットのように感じた。そして、その現実も、私の今までの思考も全てが愛おしくなった!

そして、涙は溢れ嗚咽は止まらないのに、いつの間にか、笑いが込み上げてきた。不思議な感覚!なんて簡単な事なんだろう。全ての人は体験するために生まれてきている。そこに善も悪もない。私達は人生を楽しんでいる。本当は無なのに。味わうために。色々な事を。


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