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自分の五感を使って知ることの大切さ

ネット社会の現代は、たくさんの情報で溢れている。

ネットの上に存在する情報は、正しいものかどうかもわからない。

検索して上位に表示される記事も、本当に正しい情報なのかは不明確です。

ネット状のコンテンツ記事の多くは、一次情報に当たらずに、執筆されているものが多いのです。一次情報とは、目・耳・鼻・口・皮膚の五感で、実際に自分が手に入れた情報のことを言います。

私は、以前、紙媒体(新聞社の仕事が主)の編集社のライターとして働いていました。執筆は、すべて取材ありきで執筆するのが当然でした。
しかし、WEB関連のコンテンツ記事のライティングは、ネット上の情報をかき集めては、リライトやコピーを行い、記事を完成させることができます。そして、WEB関連のコンテンツは、執筆者は専門の知識を持たずして、ライティングに当たる素人、もしくは、にわかのライターであることが多いのも事実です。

これは、一次情報に対し、「二次情報=他者を通じて得た情報」を利用し、ライティングを行なっていることになります。もしくは、三次情報と言う可能性もあり得ます。

あなたは、二次情報で得た情報を、信じることができますか?

ライティングだけでなく、自分が得る情報は、一次情報に当たるべきだと私は思います。自分が実際に現地に行って目や耳を使って確かめたり、実験したり、実証したり、自分を介して知ることが大事です。

先月、私は、沖縄の辺野古へ行きました。テレビや新聞などで連日報道されている辺野古の基地問題。移設されている辺野古の現場を見て、海側のテント村の方に1時間くらい話をお聞きしました。私は、当初恥ずかしくも、辺野古の基地問題についてさほど認知しているわけでもありませんでした。話を聞く前までは、きっと反対派の意見について熱弁されるような話だろうと失礼ながら思っていましたが、実際にはそうではありませんでした。テント村で実際にお話してくださった、60代くらいの男性は、熱い中、辺野古への移設の経過や動向などを、数字や日付などを踏まえ、非常に詳細に教えてくれました。

私は以前、反対派に対する批判的なニュースを見聞きしていましたが、現地へ行くとその事実が、メディアによって操作された情報に騙されていたのだと実感しました。

私たちが普段、テレビやネットを介して得る情報と、実際に現地で自分の五感を通して知る情報は、全く違います。

情報は、実際に自分の五感を使って、確かめよう。

実際に自分で確かめ、得た情報でなければ、信憑性は低い。

一次情報に自分があたらなければ、人はますます情報に操作されてしまうんじゃないんだろうか。

情報に操作されない世の中になってほしい。

インターネットが発達したデジタルの世界もいいけど、本当に大事なのはアナログな行動なんじゃないだろうか。

自分を介して生の情報を得ることは、きっと自分の成長にも繋がるし、きっと社会のためにもなる。

そんな気がする。




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