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性欲と経済と

人間の三大欲求は「睡眠欲、食欲、性欲」。

睡眠欲は眠たくなったら寝ることで欲求を満たせる。
寝てはいけない状況を除けば、睡眠欲を満たすのは容易だしカネも掛からない。
それに対し、食欲を満たすには食料が必要だ。
自給自足を除いて多くは食料を購入しなければいけない。
カネは掛かるが、それにより経済は回る。

そういう意味では性欲も似ているのかもしれない。
男性に限った話になると思うが、自慰行為にはAV等のコンテンツを欲することが多いだろう。
風俗という選択肢もある。
いつでも行為ができるパートナーが存在するなら不要だが、そうでなければカネが掛かるということだ。

ChatGPTに訊ねてみた。
「男性一人が生涯に性欲を満たすために要する金額は統計的に算出されてますか?」

ChatGPT
「生涯にわたる性的活動にかかる費用は、個人の選択や状況によって大きく異なるでしょう。
これには性的関係を持つための出費(デート、プレゼント、旅行など)、性的健康のための医療費、避妊具のコスト、ポルノグラフィーや性具の購入費用などが含まれる可能性があります。
ただし、この種のテーマに関する研究は行われており、例えば、消費者行動や性に関するアンケート調査などから、人々が性に関してどれだけの金額を使っているかを把握する試みがあります。
しかし、一般的な生涯にわたる費用を算出するのは難しいでしょう。」
(一部を抜粋)

まぁ、知らない方が良いのかもしれない。
パチンコ好きな友人に「今までいくらつぎ込んだの?」って聞いたら、
「計算したくねぇよ」
って一蹴されたのを思い出した。
性欲とギャンブル依存を一緒にはできないが。

申し遅れたが、自分はFANZAやDLsiteでR18の同人CGを販売している、いわゆる「えろ屋」である。

性欲が本能である以上、求められるコンテンツに流行り廃りが少なく普遍的に需要があると信じて活動している。
人生100年と言われているが、毎年18歳になる性欲旺盛な若者は入れ替わり、皆オカズを求めるのだ。それは心太式に永続するはずだ。
もちろん、自分が消費者になることもある。
しかし、いずれにしても…後ろめたさ、背徳感は否めない。

自分の活動は、源泉徴収もされて経済に貢献してるのに家族には言い難いのだ。
何より制作したコンテンツは見られたくない。
別に自分が登場するわけでもないのに。

つくづくAV女優さんって凄いな、と思う。
「凄い」と言う言葉は軽々しく使いたくないが、
「人生を賭ける覚悟」が想像できるから故に、凄いとしか言いようがないのだ。

自分は市販のAVをほとんど見ないが、知っているAV女優が一人だけいる。

マナティこと、「紗倉まな」さんだ。

実は自分も彼女と同じく高専出身なので、Youtube「街録ch」のサムネの「高専」という文字が目に入ったのがまなさんを知るキッカケだった。
それはもう衝撃的な内容だった。
もっと知りたくなり、アベプラでの卒のないトークを片っ端から視聴してさらに衝撃を受け、小説を読んでまた衝撃を受けた。
その後、万を期してAVを拝見したら…脳がバグって抜けなかった。
もはやそういう対象として見れなくなっていたのだ。あんなに可愛いのに。
どうやら知る順序が逆だったようだ…。

さらに、まなさんのYoutubeチャンネルで好きなコンビニコーヒーがマウントレーニアのノンシュガーだと知り、とどめを刺された。
自分がいつも好んで飲んでるヤツだ。味覚まで一緒なのか。

高専、えろ屋、コーヒー…。

いや、偶然だ。偶然だ。
これ以上、迫らないでくれっ!

そう言って頭の中のマナティを振り払い、次の作品制作に集中しようとする今日この頃。

しかし、願わくばマナティの多岐にわたる活躍により、えろ屋やってる人たちの後ろめたさが少しでも払拭できる世の中になってくれれば有難い。
そして経済効果にも繋がってほしい。

胸を張って家族に言いたいんだ。
「オレ、エロCG作ってるんだよね~」

…言えねぇ。

堂々と言えるマナティはやっぱり…凄い。


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