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【昭和9年築】冬の小樽駅のレトロを味わう【裕次郎ホーム】

北海道行き2日目は、札幌駅から快速エアポート小樽へ。 えきねっと(チケットレス)で、快速エアポート85号の「uシート指定席」を予約。

札幌から34分、定刻の09:44に小樽に到着。
行き止まりタイプの5番線に入線。この編成は折り返し10:00小樽始発の快速エアポート106号 新千歳空港行き(新千歳空港着11:14)となるようです。

札幌から34分  定刻に小樽到着


レトロなランプが印象的な 小樽駅

ホームの柱にレトロなランプが
小樽は「ガラスの街」だそうです
小樽ガラス発展のルーツは「石油ランプ」と「浮き玉(漁具)」だそうな
「視程標」は吹雪による視程障害確認用でしょうか


レトロな駅名標も。
るたお、ルタオ…。 LeTAOのドゥーブルフロマージュ食べたい。

ルタオ

こっちもレトロだけど、「おたる」

おたる

現代版の駅名標もあるよ。

ちなみに、お隣の「しおや」は「塩谷」。
「塩屋!?」と思ったあなたは  兵庫県民?神戸市民?垂水区民?


JR北海道でおなじみの このタイプも。

北海道来た感があるね この駅名標


けっこうな積雪。
ちなみにこの日の小樽の最深積雪値は81cmとのこと。(気象庁の資料より)

小樽駅線路 写真左から4・3・2番線。
3番線は中線(ホームなし)、電車が走ってるのが2番線。

ちなみにこの列車は、岩見沢08:28発 小樽終点の普通列車。
函館本線の小樽駅から西は非電化区間なので、この電車はここから西の区間を走れません。(架線からの電気に頼らず軽油を燃料として走る「気動車」だけが走る)

ホームの屋根上にもけっこうな積雪


小樽駅4番線は「裕次郎ホーム」。
小樽にゆかりのある石原裕次郎さんにちなんで付けられた愛称。

裕次郎ホーム
4番線のこのあたりには列車は停車しない(もっと札幌寄りに停まる)ので、
列車乗車前の見学時にはお乗り遅れにご注意を。
「1978.5.15 石原裕次郎この場に立つ」


4番線の標示板は、石原裕次郎さんがお好きだったと言われる「ヨット」をモチーフにしたデザイン。

ヨットをモチーフに


さて、エスカレーターを降りて 改札階にやってきました。

4・5番線へのエスカレーターと階段

こちらは、1・2番線への通路。

この通路にもランプが

昭和9年建築のレトロな駅舎ですが、Suica・ICOCA・はやかけんなどの交通系ICカード対応
*新千歳空港~札幌~小樽は全駅交通系ICカード対応ですが、小樽より西の 余市・倶知安・ニセコ方面は非対応なのでご注意を。

駅舎は昭和9年築でも 交通系ICカード対応


さて、改札口を出て駅の外へ。
さっそく気になるこの鐘は「むかい鐘」。
1965年頃まで 列車到着を知らせるために鳴らされていた鐘だそうな。
上り列車には2回、下り列車には3回打ち鳴らすと決められてたんですって。
今は自由に鳴らしてよいみたいですが、私が見た限りでは鳴らしてる人は誰もいませんでした。
こういうのん、誰かが鳴らしたら 他の人も鳴らし始めるかもね。

むかい鐘。その昔 列車の到着を知らせていたそうな。


振り返って。

こちらにも けっこうな積雪。


出入口脇には こちらもレトロなポスト(現役)。

現役の丸ポスト


以上、
1934(昭和9)建築、レトロな小樽駅のお話でした。

「引きの画」は 駅前に人が多すぎて撮れなかった


最後までお読みいただき ありがとうございました。

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