厳しい『坂場』を乗り越えれば、極上の『酒場』が待っている

アメーバのブログが画像容量いっぱいになり、なんかめんどくさい感じになったんで

この機会に「note」を開設してみました。

完全不定期投稿ですが、たまに更新したいと思います。

昨日は中学の同級生と新橋呑み。

関東に住んでる2人の友達と久しぶりに呑もうってなって

2人とも奥さんを紹介してくれました。

勿論ボクは一人で参戦でした。


事前に2人の友達は奥さんに

「今日会う人金髪でちょっとヤバい人やから、頑張ってな!」

って忠告してたらしいです。


まぁ呑み会百選錬磨のボクなんで、そんな逆境もろともせず

楽しい時間を過ごせました。

1人の友達が最近結婚式を行ったらしく(ボクは沖縄に行ってて参加出来ず)

色々話を聞くと、結婚までの道のりが相当厳しかったみたいで。



彼女さんのご両親に挨拶に行って、結婚の旨を伝えると

「結婚は良いけど、ウチは(こうこうこうでこんな家やから)条件として婿養子になってもらわなあかんけど大丈夫か?」

と言われたらしいです。


しかしボクの友達は4人兄弟で上3人がお姉ちゃんで男1人だけ。

婿養子にいくなんて親にも言えない。


悩みに悩んだ末、もう一回彼女さんのご両親にお願いしに実家まで行ったらしいです。


しかし熱い願いもむなしく、逆に説教されすぐに帰らされる羽目に。


普通の人間ならここで諦めると思います。

それか別の考えに・・・

ボクやったら余裕で諦めるし、内縁関係にすると思います。



しかし彼は諦めなかった。

なんと時間をおいて3度目の実家訪問を敢行したのです。

勿論お互い決心は固いので、3度目の願いも通らず・・・


もうここまでくると男の意地なんかも沸いてきたのでしょう。

半年後に4度目の実家突撃

もうここまでくると「訪問」というか「突撃」です。


4度目になると向こう側のお父様も、もう断る理由が限られてきて

同じ話を連発してたらしいです。


たしかにお父様側からすると

「こいつ根性あるけど、全然オレの話聞いてないやん。」

「この条件なら良いって言うてるのに、何で同じ話しにわざわざ関東から長い時間かけて関西まで来るんや。」

ってなると思います。



勿論4度目のお願いも通らず。



4度目の帰り道は一体どうゆう心境やったんでしょう?

「諦めよかな」

「手土産が悪かったんかな?」

「もう逆ギレしたろかな」

色んな感情が芽生えてたと思います。

ただしこの問題ばっかりは
なかなか答えが見つかりません。

しかし彼の根性はこんなものではなく

5度目の実家突撃・・・

いや、5度目となると

もはや「襲撃」でしょう。


もうやるべき事はやった。

これで無理ならもう仕方がない。

なんて家のピンポンを鳴らすと

何故かいつもとは違うお父様の対応。


そしてまさかの実家訪問5回目にして、結婚OKをいただけたのです。


彼の根性にお父様も感心したみたいで。



この時の彼の表情をモニタリングしたかったです。

月額費用が掛かっても、動画でモニタリングしてみたいです。


「どんな感情やったん?」

って聞くと

「声だして喜ぶのもなんか違うから、ちょっとだけ渋めの顔して噛みしめといた」

との事でした。




そら感情コントロールも出来へんわな。


埼玉から兵庫県の奥地まで、片道6時間以上・・・

往復12時間。


×5回(訪問)

通算移動時間60時間




60時間なんて

軽くブラック企業のサラリーマンの月残業時間と変わらへんやんけ。


1度目の訪問から3年越しのOK。


この話を聞いて、ボクは涙が出そうになりました。


何でも諦めたらあかんのやな。


「人生諦めたらそこで試合終了ですよ」と安西先生はスラムダンクで名言を残しましたが

この名言は彼の為のモノなんじゃないかなと思いました。





人生、誰しも『坂場』があるはずです。

そんな困難な『坂場』を乗り越えれた者だけが

こうやって『酒場』で美味い酒が呑めるのです。



普段ボクは「酒場ナビ」というサイトで色んな酒場情報を執筆してますが

こっちでは人のリアルな坂場情報を執筆していきたいと思います。


最後になりますが

ここで一つの悲しい疑問が生まれてしまいました。



「カリスマジュンヤのイメージを下げたくない」

「良い話のままで終わりたい」

という読者の皆様はここでページを閉じてください。


心の広い方のみ、続きを見てください。



ではその悲しい疑問とは・・・


結婚した2人は子供も産むでしょう。

それは当たり前の事です。


ただっ!

もしっ!!

自分の子供が女の子しか生まれなかったら・・・


勘の良い人はもう察してくれるはずです。


そう・・・

自分の娘たちの彼氏が結婚の挨拶をしに家に来た時

すんなりOKを出すのでしょうか?


「ウチは三姉妹だから、だれか婿養子になってもらわないとダメなんだよ」

と言わなければならない可能性が充分にあるのです。


過去の自分と重なり

完全なデジャブ状態…

その時初めて、今の奥さんのお父様の気持ちも分かると思います。



本当は全然結婚許して娘あげても良いけど

「一回こいつの根性みる為にも追い返すか」

なんて感情は生まれないでしょうか?

「うん、そうしよう。4、5回は追い返そう」


「最低移動時間に60時間は耐えてもらわなあかんし~~こいつの家から自分の家まで片道3時間やから・・・4、5回じゃあかんか」


なんてえげつない計算をし始めたりしないでしょうか?


そこだけが少し不安です。



今後も彼の動向に目が離せません。



どうか彼の娘の彼氏さんになる人はスラムダンクよりも

ボクのブログを見て欲しいと願うばかりです。


「人生諦めたら、そこで試合終了ですよ」








この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?