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半襦袢とステテコを作ってみます!【その1】



木綿の着物を着る時
半衿を見せるために、衿付きの着物スリップを着用しています。
浴衣の下にも同じものを着ます。

綿の半襦袢にキュプラの裾除けがくっついた、
長襦袢スリップのような優れものなのですが
その下にさらにステテコを履きたいため、
なんだか腰から下の嵩張りが気になる時があります。


そこで。
少し前から、半襦袢を試作しています。
うそつきって呼ばれているものです。
嘘をつくつもりは無いんですけど。

カジュアルで、気に入った生地で作れたら楽しいな〜と思いまして。


販売されているのも見かけますが、
作りたいんですよね。
モノづくり好きとしましては…
ステテコとセットで。
しかも、私、下着の会社に勤めてましたので
下着は作ってみたいんですよね〜〜。
気に入った生地で…。


1番最初は勉強の為に
①本格的な、袖も付いた半襦袢を手縫いで縫ってみました。
(絹ではない。くすみ水色のシーチング。)
和裁の糸や針、指ぬきまで用意しました。
つくづく、和裁師さんってスゴイな・・・って思いました。

それから、付け袖を付ける用の
②袖の無い半襦袢も(ミシンで)作ってみましたが、
(これはこれでまあまあいい感じかもです。
ピンクの綿ローン)
次は、③筒袖の半襦袢を作ってみようと思います。
筒袖にしておいて、付け袖も後から付けられたらいいかな〜って思いまして。


寸法を測って、洋裁的に原型パターンも作りました。
けど…

見頃は前後、肩で繋がっている1枚モノ。
めちゃくちゃながーーい型紙になっちゃいます。
それは、扱い辛いし型紙作るの嫌ですわ・・。


結局、(たぶん)98%直線なので
布に直接、消えるペンで断ち線を引いてから切る事にしました。


半襦袢ですらこんな長いですのに
長襦袢や長着だったらえらいこっちゃな長さなんですよね。
裁断したとして、長ーーい布を扱うの、
和裁師さんってほんとにスゴイ仕事だなあ・・・
しかも正絹で・・・
私には到底無理だなあ・・・
と、またつくづく考えるのでありました。


今回は、買い置きの110cm幅ローン。3mくらい。
色は濃い目だけどまあいっかって感じでございます。

口紅にありそうな色




襟の布は白で、サラシよりも
少しフワッとした生地がいいなと思ったりなんかしてまだ用意せず。
これはこれで160cmくらい用意しないとです。

まず①半襦袢用 ②ステテコ用 の2枚に分けて
半日くらい水に浸け、
地の目を通してアイロンしました。
そこまでちゃんと下準備する事、
洋裁では私あんまり無いんですけど
薄手のこのローンは地の目がすごく歪んでました!
今回ほぼ直線断ちだから、
さすがに歪みはめちゃくちゃ気になりました。
※A型発揮?

で、測ってハサミで切っていこうと思っていましたが…
めんどくさいし、
どうせ自分のだしと

びりーーーーーっ

です。
裂いて裂いて、手で裂きまくりました。
良い子はあんまりなさらないやつです。
※A型どこ行った?

↑ここまで、休みの前日の夜


翌朝、ヘアサロンに出掛けるまでの束の間の時間ロックミシン始末までしました。
(この記事は今電車内で書いてます)

安定の台所シンク横でミシン


ロックミシンの糸は白か紺しか無いの



今日はここまで。
また、次に続く予定です。


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