カスタムシンボルリストの作り方(ただし我流)

 note第6弾改変として、我流のカスタムシンボルリストの作り方です。他サイトでスクリーニングした銘柄をトレステのレーダースクリーンに取り込みたいという場面があるかと思います。少量であれば手入力で十分ですが、その数が増えてくればくるほど単純作業でかなり面倒。サイトによっては抽出した銘柄をコピペすることができますので、Excelとメモ帳を介したカスタムシンボルリストの作り方の紹介です。

 さて本題です。カスタムシンボルリストをメモ帳で開くと、以下のようになっています。

中身を見ると一目瞭然ですが、要は銘柄コードをダブルクォーテーション(”)で囲めば良いということになります。

 さてExcelにうまく銘柄情報(列)を以下のように取り出せたとします。

通常前後に文字を追加したいのであれば、数式入力のところで「&」演算子を使えば良いのですが、(”)は特殊なようで、=""""&B2&""""と、(”)を1個余分に記述する必要があります。(※通常、例えば文字aを前後に追加したい場合は、="a"&B2&"a"となる。理屈で言えば(”)1個をダブルクォーテーションで囲えば良いが、それではうまくいかない)
 

 あとは計算式を他の銘柄にもドラッグ操作でコピーしてやれば以下のようになります。

 最後に作成したデータをカスタムシンボルリストの拡張子であるcslで作ります。メモ帳を開いて頂いて、(”)で囲った銘柄情報をコピーしてください。

 そして名前を付けて保存をするのですが、その際にファイルの種類をテキスト文書からすべてのファイルを選択、ファイル名を(何でも良い).cslとして保存してください。

あとはこのシンボルリストをレーダースクリーンで読み込めばOKです。

 

 以上です。もしかしたらもっとスマートな方法があるかもしれませんが、私には発見できなかったので、もしあれば逆に教えて頂ければと思います。😅(終)

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今回はただのカスタムシンボルリストです。トレステで使える日経225・マザーズ・JASDAQ上場の全銘柄リスト(カスタムシンボルリスト)を置いておきますので、レーダースクリーンでお使い下さい。

 なおデータの参照先は、JPX(日本取引所グループ)のホームページです。(トップページ→マーケット情報→統計情報(株式関連)→その他統計資料→東証上場銘柄一覧)

 使い方ですが、まずダウンロードしたcslファイルをトレステのCustom Symbol Listsフォルダに移動して下さい。私のPCの環境では、アドレスはC:\Program Files (x86)\TradeStation 9.5\Custom Symbol Listsでした。次にトレステのレーダースクリーン上で銘柄を挿入したい行(セル)をクリックした後、メニューバー→挿入→シンボルリストを選択、そうすると次の画面が表示されます。

あとはシンボルリストのツリーの中にあるカスタムシンボルリストの中から読み込みたいシンボルリスト選択→OKで読み込み完了です。

以下カスタムシンボルリストのデータです。

 データの入手先とエクセルを使った方法が見つかれば難なくできるのですが、もしかしたら辿り付けていない方もいるのでは…と思いnoteにアップしてみました。よろしければどうぞ(。ᵕᴗᵕ。)"
 (※東証一部・二部の銘柄は載せておりませんが、要望があれば準備します。)

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