【DX3rd】"Code::Renutus"雑記01 - NPCまとめ①

ということで無事テストプレイも終わったので
ゲームマーケット秋2023
DX3rd「Code::Renutus(コード・レナトゥス)」

頒布開始します

とあるシナリオで裏話note書いてる方がおりまして
中身が端的に言って最高だったので、そのnoteを真似して
珍しく書くことがある今回は色々書いていこうと思ったのでした

ダブクロ民、Dirty Pairに行こう!(突然の他所様のダイマ)

ということで今回は味方オリジナルNPCのまとめです
この先書くのもそうですが、このnoteを知らなくても
本の内容+GMさんが補完した内容でシナリオは完成します
皆さんのセッションにこのnoteの中身が反映されててもされてなくても
そういう差異が原因でケンカしないでね!
どっちのパターンでも、それはあなたのGMPL陣のオンリーワンです

ミツバやクスノキ周りのあれそれも設定変えやすくしてる(はず)
なので、作者は「GMが作者の期待を背負う・なぞる」のではなく
貴方達のオンリーワンを楽しんでくれることを願います

↓ということでここからはネタバレ


















"空隙使い"詩島ミツバ

NPC概要・小ネタ

■オルクス ⇒ ウロボロス・オルクス + D:想い人(PC3)

■覚醒年齢を含む来歴はPC3の設定に依存する。
高校生かもしれないし、幼い頃からエージェントかもしれない。
PC3の兄弟や息子である世界線もありうる。

■「ミツバ」はシナリオ上の表記。
本人が名前を書くときは常用漢字「三葉」「充羽」や平仮名の「みつば」など色々考えられる。あなたの自陣のミツバはどの名前ですか?

■今回戦わないけど、"空隙使い"としてはヒーラーを兼ねた射撃型遊撃手。
空間断層(ワープホール)を作り、要救護者のもとへ自在に飛び回ったり、弾丸を瞬間移動させたりする。

■ミツバが抑制のインフィニティコードを使うときには必ず「駄目だよ」と言っている。
これは抑制のインフィニティコードそのものが、「萌芽=強制進化に対する拒絶」に由来するものだから。

■3話の状況は6年前の再来かつ、実験室時代の大規模な再演でもあるので、相当心に来ていたようだ。

■甘いものが好き。テストプレイでははちみつティーを愛飲していたが、GMの好みやPC3に合わせて好物を変更してもよい。

■衝動の明記はないが、作者個人としては「飢餓」かなと思っている。
安心に飢えて、甘いものや仲間に縋るのかもしれない。

■人に寄り添ったり、逆に寄り添うことを求めたりする内面があるのは、御神楽支部ですくすく育った直後、多感な時期に孤独な6年を過ごした反動かもしれない。
思い出に縋って6年を乗り切れるほどに、彼にとって御神楽支部とPC3の存在は大きなもの。

こばなし

今回のヒロイン枠、兼、キーパーソンと書いて爆心地と読むその1
当初PC2と友達だったのですが、6年前の事件を鮮明に経験しているのがおそらくPC3の方が可能性が高いので、彼のヒーロー役はPC3にお願いしました
初期案では大樹に取り込まれて、親しいPC3に自分を殺させるとかいうトンデモ図式になっていたので
クスノキとシグマの登場により、無事彼周りは光のダブルクロスに落ち着いてよかったです

意識してませんでしたが、テストプレイ時にチャットの手癖という話になり、
善寄りのふわふわ童顔青年 がんばりやなせいかく
た、たしかに…になりました
なんで6年成長止まったの問題については、こうするに至ったきっかけの記憶がないんですが、確か6年経っても変わらない姿でいることでPC3に即座にわかってもらうためだった気がします それか実験関係

彼自身はPC3と仲良しだけど、自分が原因で覚醒したPC1のことは割と気にかけるし、PC2にも面識があれば後輩みたいに接していただろうし、面識がなくてもPC4含め別け隔てなく接してくるので
GMに余裕があれば、PC3との関係を食いすぎない程度に他PCとも話してみるといいかもしれないです

PC3とはPLさんの好みに合わせて好きな形のキャッキャウフフを作ってください
どんな関係でも一つ言えるのは、ミツバはPC3に絶対の信頼を持っているし、PC3に頼ることはあっても絶対裏切ることはないということです

“スズメバチ”秋葉寧々

NPC概要・小ネタ

■キュマイラピュア

■拙作「ネヴァーランドは瞬かない」が初出。
今回は彼女の古巣でのいつもの姿。

■彼女のみ前作で外注したキャラデザインなのだが、頂いた絵でドッグタグを付けていたことが、御神楽支部とドッグタグの関係のはしりとなった。

■元・五輪選手団。覚醒を機にスランプと称して引退した。
だが当時の経験があるからこそ、「レネゲイドがなくても特別なステージには立てる」という信念を持ち、レネゲイドに傾倒しすぎない、信用しすぎない、といったスタンスを貫いている。

■今でもアスリート気質は変わっておらず、筋トレを欠かさないので、草食系男子のミツバでもわかるほどにスタイルは良い。
ちなみに健康的な食事を続けた代償で、脂っこいものが食べられなくなったらしい。

■秋葉が"ハチ"になるのは戦闘時だけで、非戦闘時の変身はトラやネコ。

■トラックの運ちゃんが出来るのは、作業着を着てハンドルを回してほしかったから。

■こんな顔して衝動は「恐怖」だったりする。行き過ぎた力で大事なものを壊すのが怖いのだ。

こばなし

実はミツバより先にシナリオにいた人
そもそもこのシナリオを御神楽支部舞台にしたのは、前作「ネヴァーランドは瞬かない」で快活な女の子なのにずっとシオシオしてたので、本来の姿の秋葉も見せておこうかなと思ったのがきっかけです。
なので意識して安全地帯に居たりします
ダブクロにおいて「居なくならないと確信持てるNPC」ってオアシス感すごいよなって…

出来ることを精一杯やる、出来ないことは助け合う
彼女自身の面倒見の良さもあって、支部では何かと頼られるポジションです
おそらく御神楽支部が光よりの支部である理由の一端は彼女にあるでしょう
強い人です タフさもあるから物理的に傷だらけになりつつも駆け回ってそう

強い人なのに前作であんだけ虐めたんかあんたは…
人間弱いところは誰しもあるってことでひとつ
まあなまじ折れにくいばかりに、あんまり悩み話せなそうなタイプな気はしますが
支部長のことは信頼しているので、多少相談に乗ってもらうことはあるのかもしれない

"天の恵み(godsend)" クスノキ


NPC概要・小ネタ

■ソラリス・ブラム=ストーカー + D:生還者

■お喋りと殴り合いで人の心を知るのが大好きな、戦闘狂レネビさん。
パッと見植物要素がめっちゃあるが、彼の本体は植物が根を張る土のほうである。

■ 面影島事件以前は御神楽支部の先代支部長と交友関係を深め、言葉などを教えてもらった過去がある。
そうした経緯から人間、特に御神楽支部には好意的。
2話のミツバに関しても、煽り立てるついでにシグマではないかと軽ーくカマかけた程度で、本物と分かれば特に敵意はない。

■と同時に、6年前の事件で旧御神楽支部メンバーとの別れを経験しており、その結果
・ジャーム化=本物の化け物となること を強く忌避するようになる
・突然の別れで生まれる悲しみや憤りを知る
・結果、「大事な人を守る」というUGN御神楽支部のスタンスに理解を示すようになる
といった心境の変化が生まれた。

■なお、3話でクスノキのオリジン:ミネラルの姿を「知らない化け物」と形容したスタッフは、6年前に居なかったスタッフ。

■名前の由来の木・クスノキから採れるカンフルには鎮痛・消炎作用がある。

■あっちゃこっちゃのセリフで「人間と感覚が違う」ところがまろび出ている。
自信があるGMさんは、「人に順化したが人間ではない」部分を意識すると、より個性を出しやすいかも。

■衝動はどう考えても「闘争」以外にないと思います。

こばなし

キーパーソンと書いて爆心地と読むその2
初期案ではミツバが大樹の礎だったので、彼は存在すらしてませんでした
なにせプランナーがあんな調子なので、PC4が心情的に孤立しているなあと思ったので、それならばモチベーション的に渦中の縁者が一人居たほうがいいな!ということで登場しました
彼の初期案では楠木を寄生先にしており、宿主ごととっ捕まって大樹化させられ、ミツバの項と同じくPC4に自分を殺させる案でしたが
「PC4は情緒枠である必要ないと思う!!」と思って投げ捨てたのでした

ということで色々あって、土くれの生命が彼の本体、あの色黒兄ちゃんはおそらく旧御神楽支部にいたスタッフのガワということになりました
植木鉢の小さい命は完全にやりたかっただけだろ案件
あの状態のクスノキは元気になるまであのまんまなので、た●ごっちみたいにお世話ができます
ご飯は液体がいいそうです 浴びることで吸収しますので植木鉢に注いでください 何の話?

途中からの登板なのに、なぜか過去が一番掘れてる人になって首を傾げています なんでやね~~ん
6年前には居るという都合上、面影島より前=レネビ仲間がめっちゃ少なかった頃の古参レネビなので
人間との交流がなければ、そもそもロイスが持たなかったでしょうというのが一応のきっかけです
日本語でのコミュニケーションを解し、人間の生態について理解を示すまでの土台作りをしてたらなんかこんなことになってました
この辺は裏設定なので、知らなくても全然シナリオは回せますけどね

Q.じゃあクスノキのレネゲイドが食われた日=御神楽市の事件=ミツバの失踪を1年以内にすればややこしくならなかったのでは…?
A.PC3がどんなに頑なでも、ミツバの生存を諦め死を受け入れるくらいの年数が…ほしくて…

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