〇京都鉄道博物館への旅（GWプチ旅④）
今年のGW、いろんなところを巡りました。南武支線・鶴見線に始まり、近江鉄道、大阪市内を回るなど、バリエーションに富んだプチ旅を楽しみました。最終日は、京都の実家近くで本降りの雨が降る予報。と言うところで、行ったところは・・、
ということで、大人の鉄博めぐり（と言う名のただのオタ活）の模様をお伝えしようと思います(笑)。
■まずは、定番の車両めぐり
昭和25年製造。主に東海道・山陽本線で活躍しました。
581系寝台電車、489系ボンネット型特急です。
かつてのトワイライトエクスプレスの電源車です。
こういうアングルは、博物館でしか見られないと思います。
信号の車上子などもありました。
ちびっ子に混じって潜入(笑)。意外とシンプルなコクピット。
明治36年に完成した、現存最古の国産量産型蒸気機関車だとか。
■様々な鉄道に関連する技術たち
鉄道博物館は、車両を見るだけでなく、面白いものが沢山あるのです。さらっとご紹介します。
さりげなくものすごい展示物がありますね。
いわゆる、TDLのウェスタンリバー鉄道方式、ですね(笑)。
こういうレールが、今も各所の駅のホーム支柱などに使われています。
結構地味かもしれませんが、実物は意外と見たくても見られないもの。
単線の線路を走らせる通行手形のようなものです。
こんな展示を近くで見られるのも、博物館ならでは。
思った印象は、結構デカいな、ということでした(笑)。
子どもたちにはとても人気スポットです。
昔は、貨車を無人で切り離して自走させ、仕分けしていました。
レールを走る貨車に金属を押し付けて停めるのが、この設備です。
■うわ、土木の展示もすすごい！
土木の魅力を語りたい人には面白すぎる、土木の展示も充実していました。（結構地味な展示なので、ちびっ子もまばらでしたが(笑)）こういう場所をもう少しうまくPRできるといいのかもしれません。
トンネルをつくる、というテーマです。
■まだまだあります
この博物館、子連れでなく大人だけで来ても、1日かけても回り切れないほど興味深い展示物が多いです。
新幹線開通前に最後に締結されたボルトだそうです。
こういうのが大事ですね。
■蒸気機関車館へ
ここまではすべて屋内展示。一度屋外の展示（昔の梅小路蒸気機関車館部分）を訪ねました。
この機関車庫は、重要文化財にも指定されています。
■旧二条駅舎へ
この博物館に移築された名建築といえば、旧・二条駅舎です。高架化工事前の駅舎は、旧・梅小路蒸気機関車館時代に移築されました。
動輪が4つのD●●は貨物用、動輪3つのC●●は旅客用が多いのですね。
動力が多く必要な貨物用と、速く走りたい旅客用で分けていたのでしょうか。
■終わりに
京都鉄道博物館のプチ旅、じっくり楽しむにはまだ時間が全く足りない気がしました。どちらかというと子連れの人が多い場所ですが、大人の社会見学を楽しむ要素が本当に沢山散りばめられています。土木の魅力を伝える観点でも、この博物館はとても楽しいです。ただの鉄道好きだけなのかもしれませんが、鉄道の技術は、土木だけでなく、建築、電気、機械、通信など、多方面のものの結晶だということも再認識しました。
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