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第9回ChatGPT部定例活動報告、分析の幅が広がった1週間(ChatGPT部, 大城)

こんにちは、ChatGPT部、部長の大城です。毎週土曜日は10-11時でオンラインの定例を行なっていますので、そちらの活動報告とChatGPT部が注目する1週間のChatGPT関係の主なNEWSをダイジェストでお届けします。

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ChatGPT部の活動、1週間のダイジェスト

上記の資料から何枚か抜粋しますね。

アジェンダとトピック

この1週間のChatGPT部作成の記事。29記事はおそらく過去最多ですね・・!

この1週間のPVランキング。マイクロソフトの蒲生さんがtwitter上で私が4/21に作成した記事をリツイートしてくださいましたので、伸びてます。
(2つ目のプラグイン何故伸びたのか謎)

あと、昨日時点でnoteの300フォロワーを達成することができました・・!(いつもありがとうございます・・!)

オマケ:ChatGPTに読者層をChatGPTに分析してもらいました。
元データが記事のPVランキングなので粗々ではありますが、技術者、ビジネス層、一般の人、と一応それっぽい考察をしてくれてました。


部員記事コーナー

いくつか特記すると、以下3つ。

1. ChatGPT vs チャットGPTの検索トレンド比較

まず1つ目は田村さんが毎週まとめてくれている「ChatGPT」の検索クエリ数推移。興味関心の度合いを図るためにヤフーのDS.INSIGHTの結果を毎回ヤフーさん側に確認して紹介しています。

で、今回は「ChatGPT」 vs 「チャットGPT」。実は後者の方が検索の総量は大きくなっています。

最初は「新聞の影響を受けた中高年のビジネス層では?」という私の仮説がありましたが、年代や前後の検索クエリを見るとイラスト関係やSEO関係のキーワードが多く、「25前後の女性」ということで「デザイナー」「ライター」さんが多そうだ、ということが議論の中で炙り出されてきました。

この辺りはアンケートでも取らないと正解なのかは確認できませんが、一つ新たなユーザー像が見えてきましたし、実験として例えば「ChatGPTにユーザー像をプロファイリングしてもらう」とかいうのも一つ面白いかもしれませんね。

2. ChatGPTをプログラミングの家庭教師にしてカリキュラムを作ってもらう

こちらはプログラミング初心者の原田さんの記事。ChatGPTに「PythonでAI開発ができるようになるまでの基本的なカリキュラムの作成」をお願いしているケースです。

上記記事より。全10回のテーマを立ててもらっていました。
また今後、原田さんご自身でも勉強を進めていく予定とのでしたので、続編が楽しみですね。

3.開発系の記事2つ (Azure API、 LangChain)

こちらは沖縄のhugkunさん(学生を中心に組織されている開発系企業)のお二人で、ChatGPTを使ったLINE botやAzureのAPIについて記事を書いて頂きました。今日の定例には参加されていませんでしたが、機会があればまたこの辺りの説明なども追々お願いしたいなと思っています。

今週一番驚いたNEWS : こちらの記事とNoteableプラグイン

こちら、記事にもまとめましたがtwitter id : @A7_dataさんがまとめられていたQuiita記事がかなりのインパクトでした。確かに、ちゃんとChatGPTを使いこなせば生産性10倍も夢ではないかもしれません。(もちろん、特定タスクにおいてですが。)

元記事はこちら

ちなみに個人的には上記記事で取り上げられていた「Pythonも実行できて、DBにも接続できるNoteableプラグイン」がかなりインパクトあるなと思っています。ChatGPTがDBに接続できたら世の中変わるのでは、と常々言っていましたが、プラグイン公開から2-3週間程で実現してますね。いやー、DB関係に関してはこれはまた機会あればどこかでまとめたいと思います。

ついでに、ちょっとだけNotableプラグインを私も触ってみましたのでそちらの記事リンクも置いておきますね。

北爪さんのLT

こちら、ChatGPT部やオモシロAIごった煮勉強会も常連の北爪さんのLT。「Link Readerプラグイン」の話も、補助金申請の支援の話もめっちゃ盛り上がりました。

Link Readerプラグインは私はまだ使ったことがなかったので触ってみようと思いましたが、何より北爪さんの「(現時点では)各機能を独自で開発するより、おそらくプラグインを組み合わせた方が開発速度は上がるはず」というのはこの2〜3週間のプラグインの発展状況を見ると正しく、という感想でした。
(私がtwitterで観測している範囲では、ChatGPTにまだ無いDB接続やPDFリーディングを個別に独自開発している方々もいらっしゃったのですが、各種プラグインの登場はそれらのアドバンテージを一気に抜き去っていった気がします。技術者としてはやや複雑な心境でもありますが・・)

北爪さん主催の勉強会情報:LLMミートアップハッカソン【ゲスト中島聡さん】(6/17)

こちらの勉強会も面白そうだったので、リンク貼っておきますね。私も体力が残っていれば参加しようと思います。(その前の3日間が幕張メッセで展示会)

その他議論と所感:技術的な応用事例と、プラグインの二刀流でさらに出来ることが増えてきた印象

上記の話題で結局フリートークの時間は5分くらいしかなかったのですが、「notebookでコード実行」「DB接続」「リンク先の読み込み」「LangChainでエンベディング」「スコアリング&バッチ処理で外部データベースの拡充」などなど、かなりの事が出来るようになってきたと思います。

例えるなら、「24時間働ける、2021年9月までの記憶を持つIQ155の人」がChatGPT-4ですが、それだけでも強力なのにここにインターネット環境(ブラウジング機能)コンピュータやストレージを提供(Notableプラグイン)が提供された、というような状況だと思います。なんでしょう、特定タスクにおいては既に人間がランニングするのと自転車(半自動)や自動車(全自動)と比較、くらいの性能差はあるのではないでしょうか。(もちろん、目的地を決めたりする起点設定や、トラブル発生時の意思決定は我々が進める必要があります)

ということで最近は「すごい」しかいっていないのですが、「益々すごい」という感じの1週間でした。多分、これもまだ序の口なんだろうなぁと思うと楽しさ半面、キャッチアップできないというのが半面だなぁとは思いますが行けるところまでは頑張ろうと思います。

それでは皆さんもどうぞ良いChatGPTライフを・・!(大城)


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