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バリューブックス買取サービスの見直し

2007年7月6日バリューブックスの設立日から今日で11周年を迎えることができました。創業以来行ってきた、インターネットを介した宅配での本の買取サービス。今日からサービス内容を変更する事にしました。
https://www.valuebooks.jp/

**これまでの11年

1、スタート**

11年前、僕らがサービスを始めた頃、先行してサービスをスタートしている会社が数社あったが、まだまだインターネットでの古本買取は黎明期だった。
当時、僕らはせどりをしていたので実店舗のBOOK OFFで、インターネットのAMAZONに
販売するための本を買いあさっていた。
せどりの時に買う本は、実店舗で売るよりインターネットで売る方が、向いている。
そういう本ならBOOKOFFより高く買い取れると確信して、専門書の買取サイトとしてバリューブックスをスタートしました。

2、競争

当時から同業者は、送料無料で自宅まで運送屋さんが集荷に伺うサービスを展開していた。
そして、だんだん時間が経つにつれ競合他社も増えていき、ダンボールを無料で提供したり、
発売間もない商品の価格保障、年中通して買取金額アップのキャンペーン合戦。
お互い、うちが一番便利で、うちが一番高いよと、競うように広告を入れるようになっていきました。
最初の頃は、市場も拡大していくし自分たちの売り上げもどんどん増えていき毎日が楽しかった。

3、嫌気

しかし、数年経ってなんだか嫌気がさしてきた。

毎日送られてくる本の半分を古紙回収に回すこと。
損益ギリギリのところでだした買取金額を伝えると安いと怒られること。
広告費をたくさんかけていること。
同じようなサービスをしている同業者がたくさんいること。

やだくて変えたいことがたくさんあるのに、
短期的な効果が出るキャンペーンや広告に依存して、耳触りのいい便利さと買取金額の高さを懲りずに謳う自分たちに。

4、恐怖心

この憤りは、もうかれこれ5年以上感じてるように思う。自分達が変わらなくてはならない事も分かっている。
だけど変わる事への恐れがいつも勝る。なんとなく、こうした方がいいんじゃないかと思う変化を起こせない。
だけど、今回思い切って小さな一歩を踏み出す決意をしました。

5、ブラックボックスからホワイトボックスへ

送料無料をやめてお客様に実費負担をお願いする。
査定金額をオープンにしてお客様自身で調べられるようにする。
とにかく情報をオープンにしていけば、
お客様がより良い行動を取ってくれるのではないかと思い、サービスを見直す事にしました。
この変更が、お客様にご理解いただけるのか、
すごく不安ですが自分たちの嫌だを少し解消する事が、次の一歩につながる事を信じて。
https://www.valuebooks.jp/renewal


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