茶雑感-Miscellaneous thoughts about tea 06 手摘み和紅茶 べにふうき2023
茶述師のお茶の表現、「茶雑感」をご案内します。ここでは、駄農園の手摘み和紅茶 べにふうき2023を表現しています。
▷茶述
【 茶 述 】
お茶を飲んで味を口語にすること
お茶の特徴について述べること
お茶の評価ではなく、
感じたままに表現をすること
お茶のことを相手に伝えること
そして、
お茶を自分の記憶に
留めておくこと
▷静岡県 釜炒り茶柴本
【手摘み和紅茶 べにふうき2023】
「甘渋い」と表現しちゃった、甘みと渋みを表裏一体で感じることが出来るスッキリとした一杯です。
特徴は、べにふうきならではのフラワリーな香りの直後のスパイシーでずっしりとしたフルボディ感があること。
たち香は、フラワリー、スパイシー、ウッディの順番に感じる事ができて、微かなスイート感もあります。
そして、テクスチャには収斂性があり、飲み応えのあるコクとキレを味わう事が出来るでしょう。
あと香には、高貴な蘭の香りにクローブのボディ感、そしてフルボディタイプの和紅茶にある樹皮の香りも感じます。
ぬるいくらいに冷めてくると、黒糖の様な甘みが口の中でくど過ぎない余韻として顔を出してきます。
飲み方は、ストレートで高温から低温までそれぞれ楽しめますが、水質や渋みの好みにより、熱湯でさっと淹れるイメージです。
お菓子に合わせるのなら、甘みの部分に感じた黒糖に合わせて、奄美群島の銘菓で黒糖菓子のひとつピーナッツと黒糖を絡めたピーナッツ糖がおすすめかと思います。
・水色
橙色
・オルソネーザル(たち香)
フラワリー/スパイシー/ウッディ/(スイート)
・テイスト
コク/キレ→収斂性→甘渋み
・レトロネーザル(あと香)
蘭/クローブ/樹皮/(黒糖)
・淹れ方
2.5gに対して98℃前後200ccの熱湯で2.5分蒸らし
・飲み方
ワイングラスで高温〜中温
▷その他アクセス
テイスティングに使用するグラスは、グラスバッカさんの専用ワイングラスを使用しています。
テイスティングに使用するグラスは、グラスバッカさんの専用ワイングラスを使用しています。
このほかにも、茶雑感としてInstagramには投稿をしています。
今後、note に順次記事にしていきますが、先に色々と確認してみたい方は、是非Instagramにアクセスしてご参考にしてみてください。
茶雑感が、皆さんのTEA LIFEの一助になれば幸いです。
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