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寄付の行き先その2 & 北陸応援割

 先日、『寄付の行き先その1』という記事を投稿しました。能登半島地震の被災地支援のため個人的に日本財団さんを通して寄付したところ、現場からの活動報告メールが送られてきました。
 その続報が届きましたので、またご紹介したいと思います。

■ 1月20日深夜、新年一番船が蛸島漁港を出港

 蛸島地区は全体の8割以上が半壊・大規模半壊・全壊で、漁師のみなさんもほぼ全員が被災者とのことです。漁港岸壁も液状化やひび割れで甚大な被害を受けましたが、日本財産さんと技術系NPOさんが仮復旧に尽力し、無事に初出港まで漕ぎつけられたことが報告されています。

 壊滅的な被害を受けながら被災から3週間足らずで漁に出られた漁師さんたちの面持ちは、いかばかりか。私では察するに及びませんが一刻も早く日常が戻ることを祈るばかりです。

■ 段ボールベッド1,200台などを避難所に設置

 こちらは日本財団さんが運営している“HEROs Sportsmanship for the future”というプロジェクトの活動報告です。

 避難所となっている体育館の床は底冷えするので、寒すぎて眠れないという避難者がたくさんいたそうです。段ボールベッドは体感で約10℃温かい性能を持っており、避難所環境の改善に役立てられています。

 3方向をパーテーションで囲ってあるのもいいですよね。落ち着き具合や眠りやすさが全然違うと思います。

■ 富山でちょっと話題のニュース

 能登の輪島と言えば「輪島朝市」です。ところが、ご存じの方が多いと思いますが朝市通りは大規模な火災の被害を受け、先が全く見通せないような状況です。そんな中、30年以上も朝市の店頭に立ち続けてきた南谷さんが、知り合いの協力を得て富山県砺波市の水産会社を拠点に出荷作業を再開した模様が伝えられています。

※被災映像を観るのは辛いという方がいらっしゃれば、テキスト部分を読むだけでも内容は十分に把握できます。

 3月23日に輪島朝市の復興に向けて金沢市で開かれる「出張輪島朝市」に参加するそうで、娘さんと一緒に準備を進めておられます。ネットショップの『南谷良枝商店』をのぞいてみましたが全部売り切れ(※3月15日現在)になっていたので、恐らくですが朝市の準備に専念されているのかなと思います。

 1週間後の開催ですが「北陸応援割で丁度金沢に行く予定だったわー」という方がいらっしゃったら金石港へも足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

■ 北陸応援割

 ニュースを見ていると申し込みが殺到して大変なことになっているようです。予約がまだ可能かどうかをあらかじめご確認いただくと諸々スムーズにいくと思いますので、ぜひ下記のサイトをご参照ください。

 ちなみにですが利賀村でも2軒の民宿が応援割の対象となっており、まだ枠に余裕があります(※3月15日現在)ので、サラッとご紹介したいと思います。

〇 民宿おかもと

 おかもとさんは岩魚の養殖もやっておられるので、岩魚のフルコースが楽しめます。4月の中旬くらいになれば女将さんが採ってきたばっかりの山菜もお召し上がりいただけると思います。

〇 民宿中の屋

 こちらは公式サイトが充実してますので是非ご覧くださればと思います。一番の名物は「どぶろく」です。そばの花酵母や岩魚酵母で仕込んだ、ちょっと余所では無いようなものです。

 それでは最後までお読みいただきありがとうございました。このように地元に触れた記事もちょいちょい出していこうと思っておりますので、お付き合いいただけたら幸いです。


 私ども茶屋ファームは富山県南砺市利賀村で主にソバの栽培をしている農業法人です。日頃の農作業や六次産業化の過程、そばを使った料理、蕎麦についての豆知識など色々と発信していこうと思っています。

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