第7話 太鼓の皮張り

画像1 ジャンベトラデッショナル奏法では、耳塞ぐくらいの高い高音を得る為に、打面の皮が伸びてチューニングが低くなる度に上げ続けていくので最終的には皮が破けます、その度に全部バラして張り替えます。皮が無いとこんな感じ。皮を貼るには技術が必要で、1日水に着けて柔らかくなったヤギ皮を、最初から引っ張り過ぎると破けるし、張らなすぎるとジャンベ本来の音が出ない。最終的には微調整出来ますが、濡れてる皮が乾いた時の張り具合を想定しながら張っていくには技術と経験が必要です。
画像2 片面のジャンベでも一苦労なんだから1番でかい両面太鼓のドゥヌンバの皮貼りはもっと大変。余談ですが、ドゥンドゥンの皮は毛付きの牛皮なのですが、厚いので2日位水に着けて柔らかくした牛皮はとても臭い、牛糞其の物!まぁ牛は風呂入らないんだから当然か!なんて妙に納得出来るくらい臭い!張り終わって太鼓を乾かしてるとハエたちが嬉しそうに寄ってきます。でも不思議と乾ききると臭く無いんだよなぁ。 #ジャンベ #皮張り #ギニア #アフリカ #音楽 #旅