2020年5月に日本で活躍した人、注目された人、とアンケートをとったら、きっと多くの人がベスト５番以内に挙げる方が吉村大阪府知事でしょう。
職業柄、活躍している人を見ると素質と星を調べたくなってしまいます。

活躍する人、輝く人にはそれなりの理由がある訳で、「なるほどねー」なんて思いながらますます輝いて行く人を見つけ、影ながら応援するのがとても好きです。

というわけで、早速見てみました。

まずは素質です。

024-024-555

なんだその数字は？？と思われますよね。この３桁X３つの数字で、その人の生まれ持った言動や特性を見るのが素質論です。高校時代、動物占いにハマったのですが、動物占いを始め多くの占いや分析と元のデータはほぼ一緒。

13年前に素質論を学んで以降、色々な〇〇学や〇〇術を学んだ中で（私の場合、自ら学ぶのではなく、偶然スタッフとして知ったものが多いのですが）、素質論は8割以上の確率のデータを集めた統計というだけあって、本当に面白いくらいによくあたり、それぞれの個性を理解し尊重することができるので、とても好きです。
（素質論についてはこちらをご参考に）

さて、吉村知事の素質に戻りましょう。

追い詰められるとものすごいパワーを発揮する024。大きく組織を拡大するのが得意で、プロ意識が強く「これは良い！」と思ったらすぐに実行したいタイプ。

プライベートの事はあまり表に出さなそうですが、本音と建前の裏表はほとんどない方のように思われます。
影でものすごい努力をしていると思いますが、その努力はあまり表に出さず、緊急時には徹夜が続いても乗り切れるパワーの持ち主。

早く決断し、結果も出したいけれど、そのための裏付けなど準備は穴のないようきちんと揃えておきたい。失敗のないようにきちっと準備して、やると決めたら絶対にやり通す。

細かいことをぐちぐち言われたり、指示されるとやる気がなくなるけれど、まるっと任せてくれたら、結構大きな事も頑張れる。だけど、時々上から目線で偉そうに思われる。

以上、簡単ですが、素質の数字から読み取れる気質。
まさに、今の吉村府知事の姿、そのままですね。

強めの素質をお持ちなのですが、緊急時の強いリーダーシップが必要な時にはこの素質がぴったりはまり、とても活躍をされました。

「府知事に任せてほしい」は良くおっしゃっていた言葉。
おそらく、上司が細かく、強調性や慣習を気にする方だったら、こんなに力を発揮できていなかったでしょうし、そもそも「生意気だ」と潰されていた可能性もあります。

実は橋下徹さんも同じ024。
「良く比べられる」と橋下さんが仰っていましたが、全体的にちょっと似た素質を持っているので、吉村さんの理解者でもあり、周囲の方も彼らの言動パターンに慣れて「大阪維新の会の特徴」のように受け止めているのではないかと思います。

随分前にまだ緊急事態宣言が出る前、テレビでそれぞれが「最初にバーンと大きくやって、だんだん縮めた方がいいんです」と同じようなことをおっしゃっていたことがありました。（これを聞いてお二人の素質を調べたのですが）

少しづつ、ではなく、「大きく」というのも024の特徴ですね。

次に、持って生まれた資質を見てみましょう。

誰もがいくつかの資質（才能）を持っていますが、吉村さんの主な資質は

●慎重で真面目な庶民派。数字管理に強い
●情報発信能力が高い。企画応用力がある
●交渉、実行力がある。

情報分析や研究家タイプではないので、各分野の専門家に分析は任せて、「オール大阪」など、次々と新しいアイデアを発表するやり方はとてもご自身の才能を生かした活躍の仕方ですね。毎日ツイッターで数字が報告され、基準も全て数字で表していたことも、持って生まれた得意分野でしたね。

弁護士時代、どのような専門だったかは存じませんが、おそらく人間関係のもつれなどの相談では資質を発揮できなかった事でしょう。

「庶民派」という部分が大阪府民の気持ちをがっちり掴んだ面。庶民派でありつつ、大きな仕事ができる知事のお仕事は向いていますね。

チームワーク。

伸びるチームはチームワーク（持って生まれた星による相性）も恵まれていることが多いです。というより、相性のいい人が集まったチームが伸びる、のですね。

大阪と言えば、吉村府知事と、橋下さんと、松井市長。

この３名、吉村さんと松井さん、松井さんと橋下さん、の相性がビジネスパートナーとして最高に良い相性！

テレビ的には橋下さんと吉村さんが目立ちますが、実際の仕事は橋下さんと松井さん、松井さんと吉村さん、の組み合わせで知事と市長を行ったりきたりしています。特に松井さんと吉村さんはクロス選挙で知事と市長を交代しています。ここ数年の大阪の目立ち具合はこの相性の良さの上に成り立っていたことがわかります。

吉村さんの星の特徴として、孤立しがち、トップに立つと強さが際立ち周囲から敬遠されがち、という弱点があるのですが、年上で相性の良いお２人と組むことで、弱点がカバーされているのでしょう。

今後の期待

強いリーダーが求められた時期にあった素質をお持ちで、その素質を十分に発揮するためのこれまでの経験や自信も熟していたことと、周囲（特にお２人）との関係性が良かったことが、この５月の活躍に繋がっていたことがわかりました。

今後、あまり緊急ではない平時の時には、強いリーダーシップより周囲との協調が求められると思うので、その面はちょっと頑張る必要があるかもしれません。

でも、そこを突いて潰さないで欲しいなー、と思います。
誰だって完璧な人はいないし、良さにもつながっているのですから。

橋下さん、松井さんとの大阪維新体制の間はまだまだ活躍されるでしょう。「吉村さんの為なら！」と、吉村さんを信頼し尽くしてくれ、人の仲介や仲裁が得意な右腕がついたら、きっともっと大きな仕事ができることと思います。

来年は吉村さんにとって「今までの努力が実る年」ですので、今後どんな活躍をされるか、注目していきたいと思います。