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生々流転ダークモード目覚まし

万物流転・諸行無常・人間万事塞翁が馬。そんなことを考えて理不尽な現実にどうにか折り合いをつけようとがんばっていた時期が私にもありました。

小難しい哲学のページに難解そうな顔を晒し、他人に偉そうに語るわりに読んでいるのはポップ哲学。案外なんにも積み上げていない奴に限ってツミキのお立ち台で顎下を晒しのさばる。理解が難解なのを賢いことだと勘違い続けた結果は小手先文章術でビニールを被せた日常をエッセイなのだと声を張り上げ売る恥知らず。

そんな厳しい(笑)自己評価と自分に厳しい自分に酔うヨイドレ。そんな自分を書き表すとこうなる。そんで気づいたら自己紹介が勝手に終わってる。こんにちは、cheeruleです。


・・・

前置きを書いていたら知らず知らずに盛り上がってました。だしぬけにこんなものを読まされる読者諸兄には同情しかない。乗車した瞬間にいきなりアクセルベタ踏み込むやつなんてきょうびいないだろう。どうしたというのだ。ハリウッドの撮影か? 本題はなんなのだ。こんな書き出しで始まっていったいこれからどうやって着地させるのか一大スペクタクルで俺たちを魅せてくれるというのか?


すみません、android版noteアプリの話です。


andoroidアプリ版のnoteにダークモードがついに実装されました。いやー、待望の機能がついに実装ですねぇ、解説のruleさん。
そうですねぇ、いままで一部のユーザーからは熱烈な要望がありましたが、それがこのタイミングでお披露目という形になりました。特にiPhoneでは先行して実装されていたのでandroid側はかなりやきもきしていたそうですよね、実況のcheeさん。
はい、会場にこの待ちわびた瞬間を祝福するandroidユーザーの歓声が轟いております。それにしてもなぜこのタイミングなのでしょうか。ruleさんはどうお考えですか?
ええ、それはやはりOSの違いが大きいと思いますね。実際iPhoneは世代ごとに大きく仕様が変わらないので実装がしやすいという特徴があるのですが、androidだと各機種で性能やユーザーインターフェースも変わってきますからね、実装班も調整に苦労したのではないでしょうか。
なるほど! オペレーションシステムの違いが時間差となって表れた、というわけですね。解説ありがとうございました。それではこれからは盛り上がる現地の様子を中継でお送りしようと思います。現地の山本さ


というわけである。まあ実際、関係がない人のほうが多いだろう。文章はPCのほうが書きやすいしタブレットは既にiOSが一強だしそもそも常にダークモードにしている人もどれだけいるのか不明だし。
ただまあ、この出来事が自分にとって大事件であることには変わりない。ようやくnoteだけバックライト全開で使わなくてよくなったわけだからだ。

だが、これはひとつの不都合を生んだ。
タイトルにもあるとおり、自分はnoteのアプリ、朝でも夜でも深夜でも常に全開ブルーライトを網膜めがけて照射する文章閲覧アプリケーションを目覚まし替わりに使っていたのだ。ハーなんとか大学だったかスタンなんとか大学だったかの睡眠の本でもブルーライトがメラトニンを分泌し脳の受容体に作用しホルモン分泌うんぬんかんぬんと書いてあったのでそれを利用してあえて朝一番にnoteをチェックすることで覚醒に利用していたのだ。
だがだがその利用法を自信満々鼻息ふーふーでnoteにて書いたのがつい先日のこと、それは急に意味をなさなくなってしまったのだ。つらい。

そして今日のつい1時間前。noteアプデのお知らせが来る、すると同時にプレイストアのいいなりになって更新する、さァ巡回に戻ろうかとしたのもつかの間、ダークモードの実装を待ちわびていながらもどこかそのままならないその現実を有効利用する方法を見つけ出し、それを密かにほくそえみながら自己肯定感かさましのためのラグマットとして利用していた自分はイカヅチに撃たれたような衝撃と同時に、これが蒸発してしまう前に汚い文章の結晶として析出させねばというある種歪んだ世界の認知が同時に行われた。そして自分はここまでだいたい1時間をかけて書いてきたというわけだ。要はさっさとネタにしようってコト?!

そんで使ってみた感想は初期不良なのか不具合なのか一瞬入る明転が致命傷過ぎる。なのでまたアプデ来ると思います。それまではマジで使いもんにならないので気を付けてください。

文章としてみるに醜悪だが、まあたぶんめちゃくちゃ早くandroid版noteレビューとして出せたのではないかと勝手に思っている。目覚ましの件はもうしょうがないので、スマホゲームでも始めてログボデイクエ巡回にでも置き換えようかな。こうして世界は巡るのだ。