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こっこきゅん♥どうしてくれるーら&nao

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noteフレンドの詩人こっこきゅん♥どうしてくれるーらさんとの作品集
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記事一覧

『つめ』

ねこは はいる はこのなか ねこは ほほえむ つめを といで きがとおくなるほど やさしく…

nao
5年前
17

『おこのみにゃこ』

ぼくは にゃこ あのこに すかれたくて ダイエットした やっと かるくなったのに こんどは…

nao
5年前
9

『えがく』

子どものころ いっしょうけんめい 描いた絵を ふみつけられたの 先生という 外国人に か…

nao
5年前
10

『きゅんきゅん寿司』

こちら海の上 移動式 お家 料理の達人 猫の きゅんきゅんは とれたての海の幸を 最高のお…

nao
5年前
15

『その気』

イルカとあそびたい 願いはかなった イルカと海を泳ぎたい 願いはかなった イルカと大空を…

nao
5年前
10

『鞠娘』

私の万華鏡の中に いつからか 生まれた 鞠娘 その色は 果てしなく 見るたびに あたらし…

nao
5年前
6

『鳥居』

小鳥がいますわね ああ そうだね どこへ行こうか わたし 鳥居から出られない うん わかってるよ どこへ行こうと あなたがいなければ 意味はない 僕には ここが 果てしなく広い 世界の入口だから いつだって 退屈しないんだ この鳥居の ひとつひとつの 光と影を 歩きませんか? はい 詩/こっこきゅん♥どうしてくれるーら イラスト/nao

『魂』

この硝子の靴は 片方だけ いいえ ひとつなの はじめから これは魂よ 代わりはないわ それ…

nao
5年前
2

『稀有』

プレゼントした 硝子の靴は残されていた なぜ片方だけ いや、そもそも なぜ靴を残した? 急…

nao
5年前
1

短篇小説『氷結』

囲炉裏に火は入れねえ だから怖がらずに こっち来りゃあいい 雪山の話を 聞かせとくれ 雪道…

nao
5年前
5

短篇小説『市松』

昨日までは 立っていたのに どうしたの? 悲しいの? まつげの先に しずくがあるわ 髪の毛…

nao
5年前
3

『春来たりて桜咲く』

ごめんなさい 折角 お越しくださいましたのに 時々こうなるのです 這って参りますこと どう…

nao
5年前
4

『花三景』

立てば芍薬 そう呼ばれ 縁側に座ると 私を牡丹だと申されます 天気雨に 虹を見つけ 小雨…

nao
5年前
9

『ふりわけの門』

おかわりください まだ たべてないけど おなかをすかしておるのか はい なぜ わしが ごはんを炊いたと 知っておるのじゃ しゃもじをもって おられます な、なんと このしゃもじが 見えるというのか はい あっぱれ あっぱれ おむすびにしてやろう たべたら 地上におかえり いいこ 詩/こっこきゅん♥どうしてくれるーら イラスト/nao