※はじめに言っておくが、私はvtuberの存在自体は否定してはいない。むしろある程度知っている方である。

vtuberの声優起用問題って、AKBやジャニーズの時とは違って、より「素人」感が強いのが問題なのだと思う。
AKBやジャニーズのように、俳優も歌手も何も経験してない、現場の空気を知らない状態でいきなり戦場へ繰り出されるようなもの。
例えるなら、野球やサッカーで緊急の助っ人で観客から急遽プレーに参加させるようなもの。腕前が良ければまだいいが、これがひどいと見れたものではない。
だが、問題を起こさずに済む1つの可能性を見つけた。それは、「アニメやゲームの制作発表時などでは公表せず、後からサプライズ発表する」という方式だ。
これは、先日放送された「マブラヴ オルタネイティヴ」第1話にて、KAMITSUBAKI STUDIO所属のヰ世界情緒氏が出演（もっとも、この作品のオープニングはKAMITSUBAKI所属のアーティストが担当するなど、深く関わっていたが）した際に、表立って参加するとは公表されず、スタッフロールで初めて明かされ、驚かせたというもの。
この方式ならば、ぱっと聞いて、「うまいなぁ」と思わせて、ある程度納得させることで、そのvtuberの知名度向上や、反感を買う層からのバッシングもある程度は防げることが期待できる。
だが、「なんだよ〜。vtuberかよ〜。」と、がっかりさせられたり、さらなる反感を買うことも予想される方式だ。
最近ではホロライブ所属のvtuberが相次いで「声優」として出演しているが、何の脈絡もなしにいきなりドーンと出てくれば、乱入者扱いされる。個人的にはやはり、先程のような、「ひっそり」形式でやる方が、まだ良いのではないかと感じたのでした。