AIでギャルゲのキャラデザ
前置きとして…
前回の制服デザインから時間が経ってしまい
その間にもAIイラスト生成技術はものすごい速さで進んでいる
Loraなる、特定のデザインを学習させる技術が流行なのはもちろん既知で、
やり方も一通り知識としては取り入れているものの、
当初から言っている通り、技術そのものの検証と研究は本分ではない
この企画はあくまで『AIで妄想を形にする遊び』なので
相変わらずNovel AIのi2iを使って気楽に作っていきます
(Anlasもめっちゃ余ってるし)
ということで、半分は自分メモとして書いていこうと思います
興味とお時間ありましたらお付き合いくださいませ
キャラ設定を呪文化していく~髪~
まずは設定からキャラの特徴を、AIで再現可能な範囲で作っていく
最初に決めた超ざっくり設定で、ヒロインの1人目は
『ウェールズの赤龍』モチーフの正義感つよい系
まずは頭部
髪色はもちろん赤、長さはミディアム
じゃっかんイケメン騎士キャラっぽい雰囲気にしたいので、ちょっと後ろにツンツンと流すような感じに
red hair
medium hair
hair pulled back
イイ感じに正義感
(hair pulled backが効いてるか謎だけど雰囲気でるしまぁいいか)
前髪や頭頂部など他の要素もタグ入れてしまってもいいが
今回はi2iが前提なのでひとまず雰囲気でOK
キャラ設定を呪文化していく~顔~
次にお顔だが、danboruを見る限り、顔面パーツを指定するタグはあまり多くない
目に関しては少しあるものの、雰囲気や表情を作るものが中心で
taremeやturimeなど目の形のタグはわりと効きづらい
そこで、既存のキャラクターをリファレンスにして、雰囲気だけ崩れすぎないようにタグ付けしていく
この『既存キャラをリファレンスにする』については賛否あるかもだが
ゲーム等でイラストを依頼する時なんかは普通に出てくる話で
既存キャラのアダルト版という、ジェネリック◯◯的な使われ方もよくある
人がやるかAIがやるかの違いでしかないので、個人的には問題ないかなと判断しとります
ということで
face based on キャラ名
という形で顔の指定をしてます(何のキャラかは内緒)
指定していてもド安定ではないためガチャは必須です
とはいえあまりにも運要素が高いのは避けたいので一応、数回のガチャで大体同じようなのが出るかはチェック
まぁ大丈夫でしょう
年齢にバラつきがあるので、16歳で指定
目の色を暗めの黄色にしてひとまず設定は完了
制服とがっちゃんこ
頭部のベースが出来たので、前回つくった制服と合体させていく
いま作った頭部の呪文に、制服の呪文をくっつけるわけですが
このあたりから呪文が長くなり複雑になるので、
一発でいい感じのが出ることを期待するにはガチャ運が要求されすぎます
そしてもう一つの問題として、全身をいれた立ち絵構図は
顔が崩れやすい傾向にあります(他のモデルは知りませんが)
できれば顔は可愛いのを保っていきたいので、2つの方法を考えた
1つは
顔をメインに描画するカウボーイショット以上で出した後、編集ソフトで下半身のラフを足してからi2i
もう1つは
全身でいい感じのポーズが出るまでガチャしてから、上半身をトリミングしてi2i
いい感じになったら残ってた下半身と合体してi2i
ガチャ数はあんまり変わらないのでこれはお好みの方法でいいかなと
今回は前者の、上半身を出して、下半身ラフを足してi2iにしています
ひとまず実験しましたが、狙った流れで作れそうなのは確認できました
ここからは、顔と制服をリファレンスと近くなるように加筆→i2i
これの繰り返しで完成に近づけていきます
ちなみに、本職の絵描きであれば、全身をだした時点で
これを加筆修正したり、下絵にして線画作業に移ったりできるでしょう
常々言ってる
AIもしばらくはアイデア出しと短縮ツールにしかならない
という考えの部分で、やっぱりまだAI撮って出しだと商業には厳しい
私は残念ながらイラストスキルはからっきしなので、
こういった面倒な工程をとっていますが…
絵師様達にとっては作業を軽くするための良きアシスタントになりそう、
というヒントになればなと思ってます
今回はココまで
とりあえず思っていた流れで作ることはできそうなので今回はココまで
次回からはこの立ち絵を整えて、制作スキームも確立
他の4キャラの立ち絵も作っていきます
仕事の合間で鈍足な上に、最新技術からは置いていかれてますが
まぁせっかくなのでのんびり作ってこうと思います
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