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踊ル

一月

踊リはじめて十五年
女子というダンスチームをはじめて十年目
( 長い休止期間もあった )


" 先生のレッスンでピックアップされることが目標 "
という小さな目標からはじまったダンスだけれど

先生にピックアップされるようになって
アシスタントまでさせてもらうようになる頃には

いつの間にか
クラブでフロアダンサーをしていた

気付いたら
ダンスチームを組んでコンテストに出ていたし

教えることは苦手だと公言していたのに
ダンスの先生をしていた

すきなことを惜しみなくすきだ、と
口にだし、表現してみたら
バックダンサーをしたり
MVや映像の中にいる自分がいました


当たり前かのように
すきなヒトや大切なヒトが、どんどん増えた


同時に
曖昧な関係も、増えた


曖昧なものほど
無責任に心地よく

さみしくもあって、孤独


わたしにとっての踊リは
アタマの中のものたちを組み立てる
ひとつのツールだけど

でも
踊リじゃないといけない、みたいな



すきだから
って、いちばんの理由だ


photo manimanium

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