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終リの

十二月

おわりの、はじまり


なにかがおわるときに
少しさみしく思うのは
もう二度とできない、だとか
二度と会えない、二度と来れない
というような
永遠の別れのような気持ちになるからなのかもしれない

友だちが引越していくと、さみしかったし
習い事を辞めるとき
学校を卒業するときも、さみしかった

そして、だいたいは
二度と会えないし
二度と訪れることはない

少しの間は、すごくさみしい

でも
なにかがおわればまた新たにはじまるから
はじまったものに
一生懸命になっているうちに
少しずつ、少しずつ忘れていく

おわりの、はじまり


ひとつのことを
続けていくことはとっても難しくて
同じ場所に居続けることも
ある意味、才能だと思う


貫くことは大切だけれど
意固地になってはいけないな、とも思う

歳を重ねれば、重ねるほど
挑戦や変化に鈍感になって億劫になっていく
とはよく言うけれど
常に鋭く、動き続けていきたい



時間はみんなに平等だし
有限だからこそ

photo manimanium

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