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居場所はどこだ。


※ 久々の更新にあたり、どんな感じで文章をまとめて
いたかを完全に忘れてしまったので、リニューアル。
いわゆる、心機一転。
ということで、どうぞよろしく。

さて、本題。

ふと、自分の居場所はどこかを考える。

自分の部屋?
そんなのは当たり前だろう。

では、それ以外はどうか。
学校、会社、喫茶店、いつも通う街中華。
友達と行くゲーセン、エッチなビデオショップ。

単に場所だけではなく、たとえばゲームの中とか
Twitterのタイムラインとか、物理的ではないものも
居場所の一つとして考えていい。

…と、ありとあらゆる空間がこの世には存在して
そのどれもが自分の居場所であり、誰かの居場所
でもあるのだが…問題なのは、ここが自分の居場所だ
と言い切れる場所がどこにあるのか、だ。

僕は気まぐれな人間である。
自分の居場所だった所から急に離れる。
理由は分からない、気まぐれだから。
そして新しい居場所を探し、見つける。

自分の居場所を転々とするうちに思った。
本当は自分の居場所なんて、この世のどこにも
ないんじゃないか、と。

今、自分の居場所として存在しているここも、いつか
は自分の居場所ではなくなるかもしれない。

長い人類の歴史で見れば、人っ子ひとりの居場所が
なくなるなんてちっぽけなものだろう。
でも、一生に一度しかない僕の人生の中でいえば
二度と訪れることのないこの時間、この瞬間が
とてもかけがえのないものだ。
そして、そういうことは大概、失いかける・失った後
で気づくと相場が決まっていることは昔の人間が
何世紀にもわたって証明している。

そんなこんなで、今日も自分の居場所を探している。

さて、これからどこへ行こう。
どこを居場所にしよう。
気分は弱・借りぐらしのなんとやら、だ。
…なんか違う気がしてきたぞ。

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