白血病で入院したったー

2016年の3月、あまりに体調悪くて病院行ったら血液検査の結果その場で緊急入院。

「白血病です」と言われました。

もしかして私、もう死ぬの?まだ結構若いんだけど。笑

病室でスマホ検索して、昔は不治の病だったけど、最近はわりと治ることも多いと知りました。

そうか、よかった。。。

「5年以上生き延びるのは10人中4人ほど」

えーw

まあでも私たぶん4人のほうに入っちゃうタイプだよね、きっと。

てな感じで、入院生活が始まったのでした。

白血病は4種類

白血病には、急性と慢性の2種類、さらに、骨髄性とリンパ性というのがそれぞれあって、掛け算で計4種類。

同じ白血病でも、治しやすさとか後遺症?とかが違います。

慢性だと、薬をずっと飲み続けながら生きながらえる感じ。急性だと、治療失敗したらすぐ死んじゃうけど、治ってしまえばほぼすっかり元通り、普通の生活に戻れる、みたいな感じらしいです。

ちなみに私は「急性骨髄性白血病」と診断されました。略称をAMLというらしい。

リンパ性と骨髄性の違いは調べてません。 wikipedia とかに載ってるんじゃないかな!

AMLは7種類

私が該当する急性骨髄性白血病は、さらに7種類に分類されます。

その中には、薬を飲むだけですっかり治っちゃうものや、現在の医療技術では治療不能なものもあります。

さて私はどれに該当するのだろう。。。

結果は「M1」というやつでした。治るけど、簡単ではない、ありふれたパターン?

ま、無理ゲーのほうじゃなくてよかった ^^

化学療法

実際の治療方法ですが、まずは「化学療法」というのをやりました。

医学部の友達は「ケモ」って言ってました。ケミカル?ケミストリー?たぶんそこらへんのやつ笑

私の名前「けもりん」はそこから命名したのだけどさておき。 (ちなみにアルファベット表記が ちぇもりん みたいになってるけど、だってこうなんだもん)

1クール1か月の療法を、計5回やりました。

2016年3月に入院して、8月に退院したわけです。

白血病の完治とは?

白血病というのはガンの一種なのだけど (ガン保険も適用される) がん細胞ってのはなかなか厄介者で、 1 つでも残ってるとそこから再増殖してしまうらしい。

なので、治療目標としては、「がん細胞をゼロにする」ってのを目指すのだけど、ゼロになったかどうかって、確認する方法がないんです。

今一番高性能な検出方法を使っても「100以下です」あたりが限界らしい。 (一昔前は1万くらいが検出限界だったそうなのでこれでも凄い進歩)

そんで、私も無事に「100以下」のお墨付きを頂いて、「でもまだゼロじゃないかもしれないのでもうちょい攻撃します」ってのを数回やりました。これを「地固め」と言います。

敵がまだいるかいないか分からない暗闇に向かってマシンガン打ち続けるみたいな感じ?

いつまでも打ち続けるわけにもいかないので、「まあ、こんだけ撃てば高確率でゼロになってるでしょ」というところで、晴れて退院となったのです。

この状態を、完治とは言わず「寛解 かんかい」と言います。

まさかの。。。再発?

寛解退院から1年3か月。

もうすっかり完治したつもりで私はもとの人生送ってました。

退院後も定期的に病院行ったけど、それは検査だけで、治療やお薬はなにもなし。

もともとお酒もタバコもやらない超健康体だったこともあり、強い抗がん剤で臓器をやられることもなく。失われた骨髄も徐々に回復し、本当にすっかり元通りの体で生活していたのです。

かーらーのー

再発ですよ。

人生、なにが起きるかわからんねほんと。

というわけで。

前回の5か月入院の時は、人生初の長期入院だったこともあり、ばたばた過ごしてるうちに治って退院しちゃったのだけど、再入院にあたり、闘病記的な記事をぽつぽつ公開していこうかな、と思い立ちました。

闘病と言っても、私はどういうわけか超ポジティヴな性格なのか悟りなのか解脱なのかよくわかんないけど、死が迫っている (平均よりはだいぶ。。) というのにぽわわーんと楽しく過ごしています。もちろん、そのほうが体にもいいはず!と信じて、入院生活を少しでも楽しく過ごす、いろいろ自分なりのコツみたいのは積み上げてきたので、そういうのをぼちぼち書いていこうと思います。

最初なので長くなったけど、次はもうすこし短い感じで書こうっと。

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