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桜井のりお 『僕の心のヤバイやつ』の感想その一 概要と個人的な感情

◆概要的な紹介

秋田書店・マンガクロスでWEB連載中の漫画である。
2023年7月時点で既刊8巻。

本作は次にくるマンガ大賞、このマンガがすごい!等々の賞レースで上位入選している人気作品。

ジャンルはラブコメ。
中学生を主人公とした青春恋愛もの。思春期・厨二病真っ盛りのこじらせ時期の主人公が、ヒロインと心を通わせることで人間的にも成長し、また必然的に恋愛的な成就に向かう、といったストーリーとなる。


◆個人的な感情

久しぶりに、ちょっと客観的には心配になるほどどっぷりハマったマンガである。
具体的には、電子版で全巻購入した後に改めてコミックス全巻を(特装版のある巻は勿論特装版で)再購入してしまうほどである…。
これは物欲の殆どない自分にとっては凄いことなのだけど、あまり伝わりづらいだろうなぁとは認識している…。

自分と本作の出会いは、ヌマニメーション。
これはテレ朝系列の深夜アニメ枠だが、もう少し補足すると前クールの『ブルーロック』がきっかけとなる。

ここ10年はアニメを観る量が減っている中で数少ない視聴対象としてブルーロックを楽しんでいた。
ブルーロックの感想を色々とWEBから探っていくうちに、次クールにくる本作もまた凄い、ヤバイということを耳にした。
あまり普段はそういう話を聞いただけで触手を伸ばすことはしないのだけど、クールの合間のだらっとした暇な時間の気まぐれと、各種漫画サイトで原作4巻まで無料ということで、アニメを観るか否かの判断がてら、言わば気軽に手にしたのがきっかけだった。

ラブコメはジャンル的には好きなのだけど雑食ではなく、絵柄やキャラや何らかが琴線に触れないと読むのを途中でやめることが大半だったりする。
そんな中で、最初にこれはと思ったのはkarte5(本作では第◯話をkarte◯と表現される)。
「もったいないので一回使って捨てよう」。
えっえっそういう…えっ?となり、karte8で「それはそれでさぁ!!!」でこれは読み続けようと思いました。
本作ご存知の方はお分かりと思いますが下ネタです。
だけど本作では重要なファクターなので許して欲しい。
細かくは説明しませんが、この2点のインパクトは強かった。
あと「普通に汗臭いな」。
これは女性作家ならではの感性だと思う。
(読んでいなければ理解できないように書いているのはわざとです)

そこから先、ギャグ風味から徐々にラブコメ風味に味付けをシフトしていく様が丁寧で素晴らしい。
2巻終わりでもうこれはスイッチがオフにできない状態となった。

1日で4巻まで読破し、1日おいて8巻まで課金した記憶がある。
その頃の自分Twitterを遡ると、ハマり具合が見て取れる。
(でもタイトル誤字してる。こういうの恥ずかしぃねー)

一方で恥ずかしさ?照れ?もありツイートを必要以上にしないよう留めていたような記憶すらある。

◆おわりに

一旦本日はここまでとします。
次回は、引き続き『僕ヤバ』の魅力的な部分のまとめと、アニメについて語ろうとおもいます。

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