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就活でテクニックってぶっちゃけあるの?(面接編)

就活に於いて、テクニックの良し悪し論はおいといて、現実問題面接ではテクニックは確実に内定獲得に向けて武器になると考えています。

そこで、私が使って役に立ったテクニックを簡潔に5つ紹介したいと思います。

①面接官にとっての面接の定義の把握

面接官にとって、面接の仕事の肝は”ダメな人材を通さない”、”通す理由を探す”この二つがメインではないかと思います(最終面接は例外)。

一点目は、明らかにダメな人を通すと、上司に叱られるリスク回避で、社会人としては当然ですね。

二点目は次の項目と関連するのでそちらで説明したいと思います。

②”静止画”ではなく、”動画”で説明

①の通す理由を探す上で、面接での伝え方がポイントになってくるかと思います。

その際に、エピソードとして「学生時代サークル長をやりました」や「留学をしました」という事実(静止画)ではなく、行動や言動(動画)を伝える事。先ほどの例でいうと、「サークル長として、練習強度の向上が必須だと感じ、メンバーを鼓舞する為、常に〇〇という言葉を常にかけ続け、それをめメンバー全員が体現できるよう努めた」とか「留学中の講義のワークでスピーキングが苦手だったが、リスニングは得意だったのでディスカッションで意見をまとめ、議論の方向性を作っていた」とか、要は面接官の頭の中で想起しやすいように”地図”を作る事を意識する事が大切。そして、メリットはこれだけでなく、あなた自身の個の部分がより言動や行動を通す事で伝わりやすくなる点も動画的伝え方のメリットです。

③事実+臨場感

②の行動、言動の動画をよりリアルに、より明瞭伝えるために必要な物って何かわかりますか?そう、映画と映画館を連想して頂ければいいですが、行動や言動(映画)に加えて、臨場感(映画館)が増すとよりストーリーにのめり込めますよね。つまり、臨場感として自分のその時の感情、心情をプラスアルファします。上の内容ですと

「サークル長として、参加した最初の大会で負けてほんっとうに悔しい思いをした。次は絶対に勝つんだという思いで代表として陣頭指揮をとった。まず、練習強度の向上が必須だと感じ、メンバーを鼓舞する為、常に〇〇という言葉を常にかけ続けた。これは△△という思いがあり、メンバー一丸となれると考えたからだ。この言葉を胸に、まずは自らが行動し、有言実行しつつ、この思いを言葉と姿勢で体現しながらサークルを引っ張った。その結果。。。」

みたいな。少し殴り書きになってしまいなしたが、この言葉から、リーダーシップ、行動力などが彼・彼女の特性として鮮明に面接官の印象に残るかと思います。(→⑤に続く)

④エピソードの”種まき”

面接官は一日に何人もの学生の面接で疲れています。ですので冗長になるのはNG。そこで方法は”種まき”。エピソードに引っ掛かりをつくるという言い方も出来ます。例えば

僕「中学時代の海外経験から、将来は世界を舞台にビジネスを作りたいです」

面接官「中学時代なにしたの?」

僕「韓国という国に興味があり、姉妹校流校に交換留学していました」

面接官「なんで韓国に興味を持ったの?」

このように喋る内容のどこかに引っ掛かりを作っておけば、面接官の方は突っ込んでくれるので、ある意味こちらが主導権を握りつつ話を進めることが出来ます。そして、この誘導の先には自分の強みや伝えたい内容を入れる事がマストです。(⑤のキーワード)

⑤絶対に伝えたい”キーワード”

③、④で出てきましたが、面接を通じて自分が面接官に伝えたい”人物像”

これを首尾意識する事がとてつもなく大事だと感じています。

面接の数十分間で自分の何が分かるのか、20数年生きてきた自分を100%伝えるのはなかなか難しいです。いくら面接のプロだとしても、100%彼・彼女はどういう人物なのか見抜くことも無理でしょう。そこでこれがとても大切になってきます。

どういうことか。ずばり、話す内容すべてが”キーワード”を連想できるようなトークをする事。例えば、私の場合だと自分の強みだと自負していた”行動力”、”ロジカル”、”努力する力”。この三つの特性が自分の強みだという事をいかに面接官に深く刺すか、これだけを強く意識していました。ですので、がくちかや志望動機等自分から発する言葉のどこかにこの三つを持っていることが分かるような喋り方をしていました。

そうすることで、面接官は「彼はどんな人物なのか」という目線で私の事を面接しているはずなので、もうおなか一杯になるほどに”行動力”、”ロジカル”、”努力する力”があるんだなと理解して頂けたのではないかと思います。

そのお陰か、私の面接での評価は非常に良いというレビューを頂けました。

以上、テクニックの一部を紹介させて頂きました。もちろんテクニックは武器ですので、就活という戦いに挑むためには、自己分析、業界研究、会社理解といった装備や戦略ありきで効果を発揮する事だけ留意してください。

またあくまで上記は個人の見解ですので参考までに。



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