なぜ日本では落とし物が戻ってくるのか
こんばんは、ちゃみです。
実は今日、落とし物をしてしまいました。
上記のツイートの通り、今朝寝ぼけていていつの間にか最寄駅でPASMOを落としてしまいました。。。
家に帰ってから気付いて、ダメ元で最寄駅に電話してみたら…
なんと届いているとのこと!
よかったー!
心優しい方が拾って届けてくれたんですね。ありがたや。。。
実はこれまでにも夜勤明けに帰りの電車で爆睡してケータイ落としたり、遊びに行く時の電車内でこれまた爆睡し、急いで駅を降りようとして定期ケース(鍵入り)を落としたことがありました。
ところが、運良くどれも戻ってきたんです。
もちろん戻ってこなかったものもあります。
なぜか、トイレに忘れたメガネと化粧ポーチです(笑)
ですが、自分の確率的にこれまでの落とし物は9割戻ってきました。
私はアメリカに留学してたことがあるのですが、アメリカでは落とし物が戻ってくることはほぼあり得ません。
そこで、改めて「日本で落とし物が戻ってくる理由」について考えてみました。
1. 「落とし物は届ける」という教え
家庭差はあるかと思いますが、日本の家庭ではほとんどの子供が「落とし物を拾ったら届けましょう」と言われて育ったと思います。
実際に、私が中学生の頃に友人との帰宅途中に道端に財布が落ちていました。
私より先に気付いた友人がその財布を拾って、交番に届けました。
このように「落とし物は届ける」という教えが全国的に根付いていることが、日本で落とし物が戻ってくる理由のひとつだと考えます。
対して、アメリカでは”Finders Keepers (Losers Weepers”という言葉があります。
「拾った人が得する(落とした人は泣きをみる)」という意味です。そもそも「落とし物を持ち主の元に返す」 というカルチャーがないんですね。
2. 交番や遺失物センターなど、落とし物を届ける場所がある
1で「落とし物は届ける教えが根付いている」と書きましたが、そもそも「届ける場所」がないといけないですよね。
日本では街中に交番があり、「街中で落とし物を拾ったら交番に届ける」という考え方が浸透しています。
また、もし百貨店やショッピングモールなどで落とし物を拾ったら、インフォメーションセンターか遺失物センターのように「落とし物を届けて管理する場所」に届けると思います。
対して、アメリカの街中に交番というものはありませんし、ショッピングモールで遺失物センターなどの「落とし物を届けて管理する場所」は設置されていないと思います(最近、世界で日本式のKOBANを設置する国が増えているみたいですが)
こう比べてみると、日本ではそもそも「落とし物を管理する場所」が設置されていることが多いので、「落とし物を拾ったら届ける」ことが可能になっているのだと考えます。
まとめ
今回は「なぜ、日本では落とし物が戻ってくるのか」について考えてみました。
・日本では落とし物を拾ったら届けるように教わっているから
・日本では街中に交番、ショッピングセンターなどでは遺失物センターが設置されており、そもそも「落とし物を届けられる場所」がある。そして、落とし物は厳密に管理されている。
おまけ:
世界の落とし物事情(https://labo.mamorio.jp/archives/report/36105)
日本で落とし物が帰ってきた外国人の驚き(https://www.google.co.jp/amp/s/www.fnn.jp/articles/amp/13468)
運良くこれまでの落とし物はほぼ戻ってきていますが、寝ぼけている時の落とし物には気をつけようと思います(笑)
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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