こんにちは。夏の移籍市場も盛り上がっていますね。近年さらに盛り上がりを増しているプレミアリーグに所属するチェリーズにも、多くの移籍のうわさ話が浮かび上がっています。それらのうわさについて、いくつか取り上げていきます。今回のうわさで取り上げるものの他に、特に注目のうわさは個別の記事として執筆しますので、そちらもご覧ください。

まずはゴンサロ・プラタです。
プラタはバジャドリードに所属する右ウイングで、エクアドル代表のプロスペクトです。22歳ながら昨シーズンはラ・リーガで33試合6ゴールを記録しました。インティペンディエンテのユースからスポルティングに移籍し、バジャドリードでレギュラーとして活躍するというエリート街道を歩む選手でプレミアリーグにも適応できるレベルの選手ですが、チェリーズはここにきて二人のウィンガー(クライファート・ファーヴル)を獲得したためプラタ獲得の可能性は下がってしまったように思えます。ちなみに、Daily Echoの有力記者であるTom Crockerらによりますと、プラタ本人はプレミア移籍を望んでおり、自身に対して興味を持っているチェリーズへの移籍を可能にするため、移籍金を下げてほしいいと願い下げていたのだとか。続報に注目です。

続いては今夏のマーケット人気株であるエル・バイラル・トゥーレです。
この選手はプラタと同じく昨シーズンはラ・リーガでプレーしました。アルメリアに所属しマリ代表にも安定して選出されている21歳のホープは185cmの長身を生かしたフィジカル型ストライカーで、昨シーズンは21試合で7ゴールを記録しヨーロッパの有名チームから注目を浴びた。Football Insiderが報じるように、チェリーズとバーンリーが￡20 Mで獲得を狙っているのに加え、アタランタもターゲットの一人として考えているのだとか。現在のチェリーズの全線にはソランキがエースとして君臨していますが得点力不足が課題となっており、点の取れるフォワードが欲しいチーム事情を考慮すると面白いターゲットではある一方、獲得レースには強力なライバルが並んでおり、獲得の可能性はとても低いと思われます。

続いてはエリ・ワーイ。モンペリエのストライカーでヨーロッパでも有数のプロスペクトであるワーイは、リーグ・アンのモンペリエでの3年間(20/21-)で84試合32ゴールという驚異的な数字をたたき出し、多くのチームから注目を集めた。天性のスピードを持った韋駄天で裏抜けからのシュートスキルも一級品。チェリーズ移籍情報界隈では定期的に噂が持ち上がる。一方でチェリーズの興味が初めて報じられたのはだいぶ前で、ここ最近では上記のFootball Todayの報道などによるとチェルシーが強い関心を持っており、すでにチェリーズやフランクフルトなどのチームからのオファーを断っているとの報道も出ていることからチェリーズが獲得できる可能性は極めて低いのではないか。

続いてはカイル・ダーロウ。
こちらは前の二人に比べて現実的なうわさだとみられています。ダーロウはニューカッスルのGKで現在32歳。昨シーズンは冬にハルへローン移籍をし、後半戦で十分な活躍を見せました。15/16シーズンからニューカッスルに所属しプレミアリーグでの出場経験が十分であることが大きな利点の一つで、そのほかにも190cmの長身を生かしたハイボールの処理能力にも定評があることでプレミア下位からチャンピオンシップ上位チームからの注目度が高いキーパーです。チェリーズは、現在第2キーパーのトラヴァーズをローンで放出し、￡5 Mでその代役としてダーロウを迎え入れる計画のようです。一方で獲得レースを繰り広げるリーズもまた守護神メリエに次ぐ第２キーパーとしての立場での獲得を画策していると考えられるため、ディビジョンが上のチェリーズがこのレースを制して獲得する可能性は十分に考えられます。

続いてはカルロス・ボルジェス。
ポルトガルU-19代表でシティ所属のウィンガーは、U-19EUROで頭角を現し一躍注目の的となりました。ボルジェスは169cmと小兵アタッカータイプのスピーディーなワイドマンで、昨シーズンはプレミアリーグ2で24試合21ゴール10アシストという圧倒的な成績を残し得点王を獲得しました。元々はサウサンプトンがこのレースをリードしていましたが、約1週間前にチェリーズがこのレースに参戦し状況が変わってきているようです。複数ソースによると、チェリーズはEUROの際にポルトガルにスカウトを派遣しており、その中でボルジェスが印象的な活躍をしたことで彼の獲得レースへの参戦の準備を整えたようです。その一方、ウインガーの充実度とプレミアでの実績不足から、即戦力として獲得する可能性はあまりないと考えられます。

今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました！