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カマキリ放し飼い日記

あおばさくらこです

カマキリの赤ちゃんが産まれました!
去年の12月に玄関の横で寒さで動かなくなっていたオオカマキリを暖かい室内に保護しました。
窓辺の植物がたくさんあるところに放すと、暖かいためか動き出しました。
家の中で放し飼いにすると、間違えて踏む可能性が高いので、カメの日光浴用の網ケース(手作り)が丁度あったのでそこで飼育を開始しました。

カニカマやプレーンヨーグルト、水などを与えて、部屋を暖房で暖かくして飼育しました。カマキリは普通は10月か11月頃には死んでしまうそうですが、
私の第一目標は除夜の鐘を聴かせてあげる(年越し)事。
無事にNHKゆく年くる年の除夜の鐘を聴かせてあげる事ができました。
欲を言うと、春まで生きていて欲しかったのですが、1月2日にお亡くなりになりました。

そのカマキリは12月にケースの中で卵を産みました。
えっ今頃?とは思いましたし、
無精卵かもと思いましたが、カマキリが亡くなってからその卵を外に出しました。
家の中でワラワラと産まれたらそれこそ踏んでしまいますから。

カマキリが亡くなった時に「たまごは任せてね」と言いました。

卵はバラの木の後ろに置いて、冷たい風を避けるための板も設置しました。

春になって通るたびに毎日卵を見ましたが変化はなし。
カマキリの卵はパッと見ただけでは、孵化したものかよく分からないそうです。

4月になり、5月になり、
さすがにそろそろ産まれてもいい頃なのに、やっぱり無精卵だったのかな、でもすでに産まれているかも、と思いながら、
5月の暑い日にふとバラの横の木を見たら、小さくて茶色いカマキリがすごい速さで木を登っていくのが見えました。
その後カマキリの姿は確認できなかったのですが、昨日ついに1匹発見‼️

カマキリの赤ちゃん

これは菊芋という植物です。
枯れた後の根が生姜のようで、食べられるのです。
いわゆる家庭菜園です。

そして今朝もやはり菊芋のところに居ました。よく見ると、虫がいるので餌があるのでしよう。

菊芋の葉にとまるカマキリの赤ちゃん

しかしカマキリは数百匹は産まれるそうですが、1匹しか見当たりません。
最初に木を登っていたカマキリがこれなのかは分かりません。
カマキリの赤ちゃんの天敵はアリとクモだそう。
蜘蛛の巣を見つけたら全て破壊しようと思います。
クモが可哀想だって?
さすがにアリもクモも見つけ次第潰すなんて事はしません。
でもクモの巣は壊します。
糸であっても。
カマキリの赤ちゃんが引っ掛かったら大変ですから。

調べたら、200匹ぐらい産まれても、成虫として生き残るのは2〜3匹だと書いてありました😨
そういえばカマキリってたくさんいるのを見ない。
うちにいたオオカマキリも1匹だけでした。
ほんと100匹でも200匹でも生き残ってほしいです。
もう、カマキリを放し飼いにしている気分です。
卵はケースの中でしばらく親カマキリと一緒に保護していたのですから。
そしてお母さんカマキリを大事に育てた身としては、愛着も強いです。

最初に見つけたお母さんカマキリ


この時はオスかメスか分からなかったのですが、飼育ケースで卵を産んだのでメスだと分かりました。

卵を産んでいるところ
網に産みつけられた

カマキリ愛をヒシヒシと感じます。
カマキリの赤ちゃん、なんて可愛らしいんでしょう🥰

カマキリの赤ちゃん。体長約1センチ。
横から撮影したらこっちを見ていた😆


カマキリってあんまり逃げないですね。
こっちを見て何を思っているんでしょうか。

菊芋は以前育てていたものが、根が残っていて勝手に生えてきただけなので基本的に放置しています。

カマキリの赤ちゃん達が健やかに育ちますように。

又見つけられるかな。

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