ロジェ

東京在住 複業のフリーランス

ロジェ

東京在住 複業のフリーランス

マガジン

  • Never give in!_ニュース

    マガジン「Never give in!」のうち、ニュースに関するものを集約

  • Never give in!_本

    マガジン「Never give in!」のうち、本に関するものを集約

  • Never give in!_ファッション

    マガジン「Never give in!」のうち、ファッションに関するものを集約

  • Never give in!_その他

    マガジン「Never give in!」のうち、ニュース・ファッション・本の3テーマ以外のものを集約

  • Never give in!

    できごと、考えたことの私的なログ

最近の記事

イザヤ・ベンダサン「日本教について」

常に「私」は「お前のお前」。 日本人は「お前」にとっての「お前」として、常に「私」を語るという。 芸能人や企業の記者会見でよく使われる「○○させていただきます」という言い方に以前から気持ち悪さを感じていた。 「入籍させていただきました」は「入籍しました」ではないのか? 「新商品を発表させていただきます」は「発表します」ではないのか? この本を読んで分かった。 日本人の考え方や会話に「1人称」が欠落している。 「1人称」がないので、言葉と自分に距離がある。 仮想空間で議論や

    • 水虫くん

      足の指に発疹があるのに気づく。 痛くも痒くもない。 皮膚科に行って診てもらう。 顕微鏡を覗いた先生がうれしそうだ。 「はい、います。水虫くんですね」 ついに・・・ 人生初、水虫になる。 特効薬はなく、薬を塗って辛抱強く治すしかないらしい。 痛みも痒みもないのは幸いだ。 根気強くやっつけるしかない。

      • トランプの成果

        トランプ大統領がいい感じだ。 目玉政策には思うように進まないものもあるが、目立たない成果を着々と積んでいることが記事になっている。 規制を1つ新設する際、既存の規制を2つ廃止するルールがあるらしい。 不法移民も着実に減少しているという。 彼は色々なものをシンプルにしようとしている。 マスコミは相変わらず自分たちの誤りに気付いていない。 トランプはかなり良い仕事をしている。 国民はすでに気づいている。

        • パタゴニアのキャプリーン

          秋ゴルフで着る長袖のインナーシャツを探す。 従来はユニクロのヒートテック。 ただ、半袖の下に着て袖を表に出す場合、9分袖はどうも間抜けだ。 手首までしっかり届き、もう少しフィット感の高いものが欲しい。 第1候補、原宿のアンダーアーマーを見に行く。 ところが種類が多すぎて、違いもよく分からず、選べない。 近くにパタゴニアがあるのを思い出す。 ベースレイヤーといえばパタゴニアのキャプリーンだ。 生地の厚さによって、Light/Mid/Thermalの3種類がある。 分かりやす

        イザヤ・ベンダサン「日本教について」

        マガジン

        • Never give in!_ニュース
          22本
        • Never give in!_本
          28本
        • Never give in!_ファッション
          17本
        • Never give in!_その他
          38本
        • Never give in!
          100本

        記事

          除湿剤

          乾燥してきた。 夏の間、部屋の湿度計は80%近くで安定していたが、9月に入って60%を下回るようになった。 6月から9月の4ヵ月間は湿度の管理が大事だ。 うっかりすると、家具の裏や服にカビが生えてしまう。 この期間、クローゼットには除湿剤を入れておく。 2ヵ月で箱いっぱいに水分が貯まるので、8月初めに一度入れ替える。 今年も無事乗り切り、除湿剤もお役御免だ。

          マイケル・ルイス「フラッシュ・ボーイズ」

          勝率100%のギャンブルで巨万の富を得る男たち。 ウォール街の邪悪で強欲な捕食者たちが世界を食い物にしていることがあらためて確認できる。 金融業界で働く人には戒め・更生の材料として、金融市場を利用する側の人には騙されないための武器として、共に有益だ。 主人公である日系カナダ人・ブラッドは強大な権力を相手に立ち向かう正義感と、優秀な仲間たちを次々に集めていく手腕を持ち合わせている。 高度で複雑な高速取引のズルを解明した人はこれまでにもいたのだろう。 だが、それを利用して私腹を

          マイケル・ルイス「フラッシュ・ボーイズ」

          女の長電話

          女友達から電話。 最初の20分は切実な相談で過ぎる。 こういう内容はちゃんと応えたいと思う。 やがて相談が終わり、思いつくままにダラダラと意味のない話が続く。 子どもの話、友達の話、仕事の話・・・ こういう内容はあまり付き合いたくない。 電話を取ってから2時間が経ったところで、もう無理だと思い、用事があると言って切る。 親しい人への配慮という点では女は格段に性能が低い生き物だ。 自分の話したいことは何でも話してよいと思っている。 自分が話したいとき、相手は聞くべきだと思って

          女の長電話

          休日不要

          平日、ゴルフに来ている。 昼、クラブハウスで周囲を見渡すと、他の組はみんなシニアだ。 休日に比べて、組数も少なくゆったり回れる。 平日のゴルフは半額くらいまで値が下がる。 「働き方改革」の観点でも、日本の国力という観点でも、曜日の格差を平準化するという試みに焦点を当てたらどうだろう。 極端な繁閑の波がなくなることで、サービス業の商売は各段に安定する。 余暇を取る日が分散されれば、過ごし方の選択肢も増えるし、混雑も緩和され、余暇らしい余暇が過ごせる。 逆説的だが、土日は休み

          休日不要

          解散総選挙

          海外のニュースサイトを見る。 BBC、CNN、Guardian・・・ 今のところ、どこにも記事が見当たらない日本の解散総選挙。 メルケルの再選見通しに関する記事は各サイトともトップ扱いだ。 GDP3位の大国の政治がなぜこんなに無視されているのだろう。 要はどうでもいいニュースということだろうか。 不倫議員、パワハラ議員、解散大義・・・ 我々はどうでもいいニュースを押し付けられている。 おまけに、内閣支持に仕向ける作為的な記事も増えている。 日本のマスコミは本当にキモチワル

          解散総選挙

          エリック・ブリニョルフソン「機械との競争」

          人間の感覚は直線的な伸び(2倍、3倍、4倍・・・)にはついていける。 しかし、指数関数的な伸び(2倍、4倍、8倍・・・)にはついていけない。 機械や技術の指数関数的な進歩に対する脅威を指摘している。 昨今、人間がロボットに仕事を奪われるというのは誤解であり、むしろ新しい仕事が生まれるはずという主張が多い。 そして、その主張は概ね支持されている。 それに対して著者は、確実に奪われており、今後もっと奪われるという。 ロボットには賃金を払わなくてよいが、ロボットは車も家も買わな

          エリック・ブリニョルフソン「機械との競争」

          夏の名残り

          昨日は台風一過で33℃あったようだ。 けれども、今朝は肌寒い。 やはりもう秋なのか。 昨日、久しぶりに蝉の鳴き声が聞けた。 今年はほとんど出番がなかったのだろう。 まだ鳴けるぞと言わんばかりだ。 9月のどこかで、一日くらい海にでも行ってみようと思う。

          夏の名残り

          前原光榮商店の傘

          雨の日に少し楽しみを仕込んでおく。 今まで使い捨てと割り切っていた、傘。 今年から良いものを使っている。 目標は50年使うこと。 修理に出しやすいことを優先して都内に工房がある前原商店の傘にした。 皇室も愛用しているという。 軸は樫の木。 開いたときに優しい音がする。 木製の軸なのに細身。 BriggとFoxのいいとこ取りだ。 ピンと張った布。 雨が打つ音まで違う。

          前原光榮商店の傘

          エーリッヒ・フロム「愛するということ」

          愛をいくつかに分類している。 母の子に対する愛のように元々備わっている愛とは異なり、異性愛や自己愛は訓練により備わる技術であるという。 そして、心理学の見地から、親との関係が子供の愛の技術にどのような影響を与えるかも考察している。 「一人きりでいられること」は愛することができるようになる必須条件であり、自分の足で立てない人に愛の関係は成立しないともいう。 ペット代わりに赤ちゃんが欲しい女。 母親代わりに奥さんが欲しい男。 独りでいるのが苦手な多くの現代人は、愛のある異性関係

          エーリッヒ・フロム「愛するということ」

          九鬼周造「情緒の系図」

          喜怒哀楽などの人の感情を体系的に整理している。 随所に実在の短歌を挙げながら、自論の展開を補足する独特の手法。 40種以上ある感情を表す言葉の相関関係を巻末に系図で示している。 ただ、系図は意欲作ではあるものの、この整理に至るまでのそれぞれの言葉の成り立ちの解説や結びつきの解釈が十分には表現されていない。 例えば、「愛しい」は「かなしい」とも読み、その対象がいずれ無くなることを思う「悲」の感情を内包しており、「悲」は「愛」の一部でもあるというが、体系図からは分からない。

          九鬼周造「情緒の系図」

          日本家屋の空気

          自転車で出かける。 何の予定もない午後、祖母の墓参りをする。 自宅から30分、小さな寺。 本堂の横にある家屋で線香が買える。 自宅兼用の建物なのだろう。 昔ながらの開放的な廊下と和室、生活の気配がある。 木の香り、ほの暗い廊下、通り抜ける風。 外の残暑を僅かに受け入れつつも、涼しい空気。 外と内の隔たりの曖昧さと簡素さがある。 九鬼周造が「粋」の要素のひとつに挙げる「諦め」に通じる。 「粋」な空気を感じられる日本家屋が好きだ。

          日本家屋の空気

          「男女問題で辞職」というピントずれ

          不倫等の男女問題で地位を失う人のニュースが目立つ。 こういうヒステリックで作為的な報道は不健全だし、不愉快だ。 男女の話は、仕事とある程度切り離して考えた方が色々都合が良い。 今後、この調子でやっていくなら、賢明な人は要職には就かないだろう。 エリゼ宮に毎晩違う女を連れ込むシラクやミッテランを咎めなかったフランスの感覚の方が、まだ好感が持てる。 日本のマスコミはキモチワルイ。

          「男女問題で辞職」というピントずれ