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古今亭志ん生「びんぼう自慢」

カネとモノを持たない身軽な生き方。
稼いだカネで呑む・打つ・買う。
家賃すら払わない。
ただ、芸があるのでいつでも稼げる。
古き良き時代の物語と思いきや、これからの時代にこそ見習うべき要素がたくさんある。

起業時に貧乏生活を経験しているイーロン・マスクは「貧しくてもハッピーであることは、リスクを取る際に非常に大きな助けになる」と言っている。
貧乏を楽しく過ごした経験と、継続的な努力、へこたれない気持ちがあれば、健全な判断がしやすい。
既得権益にしがみついたり、邪悪なことを働いたりしにくい。

蒐集・所有を追求してきた人類の歴史は「持たない」方向に転換している。
江戸っ子の生き方は新時代の鑑だ。

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