金井塚悠生

終わりなき日常とこのセカイのすべて。平坦な日々の中にある「心が揺らぐ瞬間」を綴ります。 平成3年/ASD/大阪星光中退/関大法卒/元大手出版取次→教育・福祉系ベンチャー&パラレルキャリアでいろいろ/twitter @kyukirrs👈

いつか、あの夜を思い出すとき WIRED合宿に参加して考えた 人と人が出会うことの意味

先日、WIRED合宿というイベントに参加してきた。            

WIRED合宿は、瀬戸内の兄弟デニムブランドEVERY DENIMの兄 山脇耀平さんと、WIRED CAFE等お洒落なカフェを国内に多数展開するカフェカンパニー株式会社の永井礼佳さんが主宰するMEET UPイベント。

イベントの概要は、山脇さんが、知り合いや、会ってみたい人に声をかけて、そこで集まったお互いほぼ初対面の

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私と鏡の国の15年戦争

Prologue

わたしは、わたしの顔が嫌いだ。

最初にそう思ったのはいつだろう。
物心ついた頃から、20代の折り返し地点を越えようとしている現在に至るまで、わたしは、鏡に映るわたしの顔と対峙するたびに、他人の瞳に映るわたしの顔を想像するたびに、黒く濁った気持ちになった。

これは、わたしと、鏡に映るわたしの顔との、15年余りにわたる闘争の歴史の物語である。

Chapter1

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発達障害という 呪い と生きる

先日、人生で初めてインタビューを受けた。

何か、偉業を成し遂げたわけではない。発達障害の当事者についてのインタビュー記事を連載しているライターに自らDMを送って取材してもらったのだ。

当事者として語ることへの違和感を越えて

何故、今、このタイミングでそうしようと思ったのか。一言で説明することは難しい。元々、自分が発達障害の当事者として何かを語ることに対しては、強い違和感があった。重度な障害を

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世界に居場所を見つけた日

高校生になって「自分の部屋」を持った時、はじめてこの世界に居場所ができたと感じました。それ以来、自分の部屋で過ごすこと、インテリアを自分好みにつくりかえることが、一番の趣味であり続けています。

僕の尊敬する人が、「自分の部屋」の写真に添えた言葉だ。

他人のSNSの投稿を見て心の底から共感したのはこれが最初で最後かもしれない。決して暗いことや辛いことばかりではなかったが、家庭内の不協和音が絶えず

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僕はドラえもんにはなれないけれど   ~発達障害を抱える子供達の支援の現場で、当事者の僕が考えたこと~

僕の仕事を紹介します。

僕は現在、発達障害を抱える子供たちが通う教室で療育をする仕事をしている。

「発達障害」という言葉が社会の中で様々な文脈でクローズアップされる一方で、そうした障害を抱える子供たちへの支援の実態や「療育」という言葉は、まだ多くの人たちに知られていないように思う。

「療育」という言葉を調べると、「障害を抱える子供たちが、将来、社会的に自立した生活を送ることができるように

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