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33歳バツイチが我慢できずにデートに誘う

スティービーワンダーを聴いてる。
飲んだ帰りにスティービーワンダーを聴いてる時点で今までの私とは何かが違う。

33歳バツイチの私に今何が起きているのか、そのキッカケを知りたい方は前回のノートをご覧いただきたい。

リアルなおっさんの心の動きを楽しめる余裕がある方は、課金ノートであるのは申し訳ないですが、渾身の一記事なので、ぜひ読んで欲しい。

数年ぶりの恋愛感情はブッ飛ぶ

2度とない、多分もう2度とない。
この先の人生でここまで心が動かされる事は、もう2度とないと思う。

だって私はもう33歳だし、結婚も離婚も経験しているし、後は自分の遺伝子を分けた子供が生まれる事だったり、自分の愛する人達が死ぬ時ぐらいなもんだと思う。

恋愛とだいぶ距離を置いていた私が、数年ぶりに体験した恋愛感情は、免疫や耐性がほぼ0に近い私の身体中をものすごい速さで駆け巡り、浸透し、酔った帰りにスティービーワンダーを聞かせ、仕事の効率を落とし、突然胸を締め付ける痛み等の諸症状を発症させてしまっている。

この症状を抑えるには、彼女に会うしかない。
自分からは誘わないと決めていたはずなのに、彼女を飲みに誘ってしまった。

予定を決めた後冷静になってみると、こんなことをしていて良いのだろうか……という気持ちが湧きつつも、「でもこれで終わり、これで最後、最後にもう一度だけ会うだけだ」と自分に言い聞かす。

気持ちが確信に変わる

今回彼女と会う上で、ひとつ私から彼女に伝えなければいけないことがある。それは、前回一方的に私の気持ちを伝えてしまったが、その気持ちは嘘ではないという事。

約束の時間の少し前に居酒屋についた私は、先に入店して彼女を待つ。自分の体が軽く震えていて、動揺しているのがわかる。

「なんなんだよこれ。恋愛感情ってこんなんだっけ」

程なくして彼女が到着し、乾杯するや否や

「あのーこのあいだの話、あんなこと言っちゃって軽率だったけど、嘘でもないし、酔ってもいないから、うん」

いきなり投げっぱなしジャーマンスープレックスをぶち込んだ私に、彼女はこう言った。

「こんなこと言うのは本当に無責任だけど、私も同じ気持ちだよ」






あぁ……なんだこのSNSとは比較にならない承認欲求の満たされ方は。

無責任とかそんな事はどうでもいいと思ってしまうし、私はもうダメかもしれない。完全に目の前の彼女の事が全力で好きだ。

私はサイコパスかもしれない

その後は、お酒をたくさん飲みながら、昔の話をしたり、今行きたい場所や、日常の話をしたりして、終電まで楽しい時間を過ごしたわけですが、前回彼女と会ってからずっとモヤモヤと思っていた事があるのですが、それが確信に変わりました。

私は今後この人と一生一緒に過ごしていくんだと思います。

とてつもなく頭がおかしい事を言っているのはわかっているんですが、安心してください。私自身も頭おかしいなと思っています。

私は根っからの運命論者ですが、きっとこれが運命なんだと思います。

多分この感覚は間違ってないはず。

とはいえ彼女とこれから先一緒に居られる要素なんて今は皆無なので、こいつバカだなあはははと酒のつまみにでもしてくれたらありがたいです。

また心が動いたら書きますね。

それでは皆様ステキな土曜日をお過ごしください。

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