見出し画像

ボストンでのマタニティ生活スタート!

心待ちにしていた。けれど、いざその事実を目の当たりにしてみるとなんだか変な感じ。

生理予定日を過ぎてるのに加え、最近異常に眠いし、なんとなく普段より涎が多くお腹が張る感じがするな、とは思っていたのです。でも産後の新たなPMS症状かもしれないし、まだ妊娠検査薬を使える生理予定日1週間後には至ってないしとモヤモヤ。とはいえ念のため、数日前にドラッグストアで買った妊娠検査薬の説明書を見たら、なんと生理予定日から使えるとのこと!アメリカの検査薬すごい!!(何なら、精度落ちるけど生理予定日1週間前からも使えるよと書いてあった!早い!)で、使ってみたら、陽性。妊娠5週0日と早めの段階で判明したのでした。

画像1

↑ Walgreensに並んでいた中で一番安かったプライベートブランドの検査薬。使い方は日本のと一緒。3本入りで15ドルくらい。これよりも高くてもっとquickに結果が出るタイプなど、日本の数倍の種類・メーカーが棚に並んでいて、この国では妊娠がもっと身近なのかなと思ってしまった。

妊娠の事実を受け、さっそく夫婦で情報収集スタート。嬉しくなってしまい、まずはその日の晩のうちに、私は産院について、夫は出産届や国籍登録について、それぞれ概要把握まで完了。(産院については次回くらいのエントリで、書類系についてはある程度整理できたら書こうと思います!)妊娠・出産自体については経験済かつまだ最近でよく覚えてるので、妊娠ガイドやたまひよなどを必死に読む手間が省けるのは助かったなぁと感じました。

経験がある分、妊娠の事実を受けても意外と落ち着いているものですが、それでもじわじわと嬉しさを感じています。

昨年夏より夫の2年間の留学帯同でやってきた米国ボストン。頑張って積み上げてきた仕事は辞めなければならず、では米国でしかできないキャリア経験をと思ってもビザの制約(学生配偶者向けのF2ビザではパートタイムでさえ就労できない)によりそれもできず、やるせない感情を抱いていた私。代わりにオンラインでのMBA学位取得やハーバードの社会人向け大学院のビジネス系certificateなどに取り組んでいるものの、それよりもボストン在住中に一番叶えたかったこと…。それが、ボストンでの第二子妊娠&出産でした。

とはいえ長女出産後、生理がなかなか始まらない。たぶん理由はがおっぱい大好きすぎてとんでもない量を飲み続けていたせい。なにせ1歳半まで1日の授乳回数は6ー8回(半日保育に通っているのに)、明らかに小食なのに成長曲線を飛び出す大きさで成長していたのです。産後1年を過ぎた頃にやっと生理が再開するものの、その後生理周期は安定せず、よってなかなか妊娠もせず。すこーーしずつ地道に授乳回数を減らし、ようやく1日1回に減らせてからひと月たった今。授乳と本当に関係あったかは定かではないですが、事実このタイミングでようやく授かることができました。帰国予定時期が決まっているので、それまでにせめて首は座っていてほしい、などと考えると意外と時間がなかったので、良かった...

ボストンで第二子妊娠・出産したかった理由は幾つもあります。

1つは、時間と気持ちに余裕のある今の時期を有効活用したかったから。第一子妊娠のときは32週くらいまでフルタイムで働いてましたが、つわりは長引くし、脳みそ回らずパフォーマンス出せないし、目と頭の疲れが即ダイレクトにお腹のコンディションに響いてしまい、1日1日を生き抜くので必死という感じでした…。2つめは、現地の妊娠・出産を経験してみたかったから。私は日本での第一子の妊娠・出産で沢山の感動と絶望を味わい、「日本において子どもを産み育てることは大変すぎるし、ハードルの高いものになっていないか。もっともっと身近で楽しく良いものにできないか」という疑問を持つようになりました。なので、ボストンでの経験によって、自分なりにこの問いへの答えを深めるためのヒントを得られるのではないかと、楽しみにしています。医療システムから先生や助産師さんの話す内容、マタニティやベビーグッズに至るまで、いろいろ違う点がありそうだなと思っています。3つめは、米国で生まれた子は、日本国籍に加えて米国国籍を取得できるから。子どもが将来アメリカに留学したり働いたりしたくなるかどうかはわかりませんが、もしそうなったときにオプションが広がるのは悪くないと考えています。トランプ政権かつコロナ後のこのご時世、アメリカでの外国人のビザや就労の条件が厳しくなってきているので、余計にそう感じますね…。

今回は第二子だからこそ、気持ちに余裕もあるし、アメリカ(ボストン)と日本(東京)との比較もできる。このブログでは、妊娠・出産の「アメリカ(ボストン)現地ならでは」の体験に焦点を当て、リアルタイムで日々のマタニティ記録を綴っていこうと思います。誰かに見てもらって役立つかもしれないというささやかな期待をモチベーションにしながら頑張って更新したいと思います。どうぞよろしくお願いします!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?