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2016モロッコ③

2016年3月6日。
モロッコに来て4日目。
この日は、青い街として有名なシャウエンへ専用車をチャーターして向かった。専用車をチャーターしたため、私達4人とタクシードライバーのみ。
とても楽しい旅だった。

シャウエンに向かうまでに、観光スポットに寄ったり、レストランに寄ったりしてくれて、お昼くらいにシャウエンに到着。

狭い路地裏
塗料かな??
家の玄関??
路地裏②
有名なフォトスポット

シャウエンの街全体がどうして青いのかは諸説あるらしく、
夏の暑さを涼しげな青色で紛らわせるため、
虫除けのため、
また、もっとも有力な説として、
かつてスペインから追われたイスラム教徒がシャウエンに住み着いたからとも言われている。
青はイスラム教徒にとって神聖な色みたい。
そういえば、ムスリムが90%以上を占めるウズベキスタンも古都サマルカンドは青い街として、とても有名である。(いつか行ってみたいな。)

シャウエンは街全体がまるでおとぎの国の世界。
「青」と言っても、本当にいろんな「青」があって、濃い「青」であったり、水色みたいな薄い「青」だったり、「青」の中にもたくさんの個性を感じる。

街の人たちは、私たちのような観光客に慣れているのか、フレンドリーに話しかけてくる人もいれば、特にこちらを気にすることもなくすれ違う人も多かった。フェズに比べて、チップを必要以上に求められることもなく、安心して観光できる街だと思う。

2016年3月7日。
この日は、フェズの旧市街フェズ・エル・バリを散策。

フェズの旧市街、フェズ・エル・バリの入り口

フェズの旧市街は、世界最大の迷路都市と言われており、車が通れるスペースはなく、狭い路地をロバが歩いてたり、人と人がすれ違うのもやっとというくらい狭い。
初めて、散策する私たちは、まんまとこの迷路にはまり、歩きながら、「あれ?ここさっきも通ってない?」みたいな会話をひたすら繰り返した。

旧市街で荷物を運ぶロバ

ロバが荷物を運んでいる!!!日本では見ることのない光景に唖然( ゚д゚)

なめし革工場

モロッコといえば、なめし革が有名で、革製品のものがあちこちで売られている。
このなめし革工場が、旧市街の一角にあり、見学させてくれた。上の写真を撮影した位置から見学したのだけれど、とにかく匂いがきつい。
鼻の奥を刺激するような匂いで、ここを出た後もしばらく残っていた。

革を染色??

モロッコのお土産の1つとしてパブーシュ(サンダルみたいなスリッパみたいなもの)がとても人気なのだが、このパブーシュもなめし革でできているものが多い。
いろいろな柄があって、カラフルでとてもかわいいので本当におすすめ!

パブーシュ
両脇にお洋服屋さん
左手に何か美味しそうなものが売ってる!
モロッカンスタイルのランプ。世界中の人が買いに来るみたい。
アル=カラウィーイーン大学

旧市街を散策していると、アル=カラウィーイーン大学という大学があった。なんとなく見ていると、おじさんが「世界で一番古いよ」と教えてくれた。まさか違うでしょと思って調べてみたら、なんと本当に世界最古の大学だった。これには本当にびっくり!!
Wikipediaによると、「この大学は、世界に現存する最古の継続的に活動している教育機関であり、初の学位授与を行った教育機関であり、時に世界最古の大学として言及される。」と書いてある。

私は、日本でずっと生きてきて、日本のニュース番組しか見てこなくて、なんとなく日本人が一番頭良いような、日本人は世界の中でも偉いみたいな感覚があったと思う。
でも、いろんな国へ行って、いろんな国の人たちと話したら、みんな必死に勉強して働いている。
世界を旅することによって、私の視野が少しずつ少しずつ広がるたびに、世界中のニュースに反応できるようになったと思う。
きっと、旅する前から、世界中のニュースはちゃんと流れていて、でもそれをスルーしちゃってたんだと感じる。
百聞は一見にしかず。実際に目の当たりにすることの威力を私は知っている。

2023年4月3日8時00分。私は今、この記事を書いている。
そして、今日の17時20分の飛行機に乗って、ボリビアを目指す。
どんな世界が待っているのか、ドキドキワクワクの気持ちと同時に一人旅なのでとても緊張している。
無事に帰ってきて、旅の記事が書けますように。



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