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好きなこと探しのコツ

つい数週間前に好きなことで起業することを決めました。
起業といっても、長期で考えているので日々の進歩は少しづつになります。数か月は起業の準備段階になるかもしれません。とにかく、好きなことでビジネスをはじめることを決めたのです。
今の時代は「風の時代」と言われ、誰もが自由に好きなことをして生きられるようになってきています。今までは、嫌なことも我慢して、世間に合わせることが成功とされてきましたが、これからは、好きなことじゃないとむしろ稼げない世の中になります。数十年後には、好きでもない、楽でもないことを仕事にするなんて愚か、と言われるぐらいになると、直感的に感じているくらいです。
ですが、会社の同僚と話していると、とにかく好きなことを追求する気力がないなと感じます。というか、好きを仕事にするなんて無理と最初からあきらめてしまっている。かくいう私も、大学生から好きなこと探しを始め、社会人を5年経験して、ようやくそれらしいことを見つけ出しました。大学生の頃は超苦手な接客のバイトをし、新卒ではまるで興味のない業界に就職、転職ではまた苦手な営業で苦しめられる…という散々な人生を送ってきたのですが、少しずーつ、興味のあることを趣味や仕事の一部で実践してきました。
長年の試行錯誤の末、好きなこと探しの極意は3つ。

①今よりやってみたければやってみたいこと
②やりたいこと全部やってみる
③仕事を「好きなこと」「普通のこと」「嫌いなこと」に分ける

それぞれ解説しましょう!

①今よりやってみたければやってみたいこと
これは私の信奉する小田桐あさぎさんの受け売りです(笑)
やりたいこと探しの旅で誰もがぶち当たるであろう壁が「興味のあることはあるけど、本当に好きかわからない!」です。いや本当にそう。やらなきゃわかんないんです。で、問題はここから。そこで面倒になってやらない…やれない…で終わっちゃって、行動しないのがNGです!
本当に好きなことがわかっている人は人口の一握りです。そしてわかっている人はさっさと好きなことで稼ぐなり趣味として満喫するなりしています。その他大勢の一般ピープルは、まず試行錯誤しなきゃいけないんですねー!
いやいやでも、例えばやってみたい仕事があるけど、まったくの未経験だから、転職したら給料が下がるリスクあるしそもそも採用してくれるところがないから無理じゃん?とか、学校に通いたいけど学費がなくて無理じゃん?とか思っちゃう人、いると思います。私もそうでした。
でもね、そこで諦めちゃいけないし、諦めなくて大丈夫です!未経験職種への転身なら、副業でやってみるとか、オンラインの格安講座をうけてみるとか、現職で関係ある仕事に力を入れてみたり、社内異動を申し出てみたり、移動できなくても兼任という形でちょっと携わってみたり。学校に通いたいケースも、本で独学するとか、これまたオンラインなら格安で講座があったり、そもそもYoutubeで無料で公開されてたりするから、そこから始めればいいんです!私もSQLの勉強に困っていた時、Youtubeで超ド初心者向けの基礎講座を見つけて、スーパー基礎の部分は1時間ぐらいで理解してしまいました!
やりたいことに踏み出せない人って、実行のハードルを高く見積もりがちだと思うのですが、大体のことはもっと小さく楽に始められるはずです!

②やりたいこと全部やってみる
よし!じゃあやりたいことやってみよー!いやでもやりたいこと多すぎてパニック!ってなるケースもかなーり多いかなぁと思います!私もそうでした。ブログもやりたい、インスタもやりたい、趣味の洋裁もしたい、恋活もしたい、、、!でも、仕事してへとへとになってしまって、土曜日に洋裁教室に通って、平日に宿題をこなすことで精いっぱい。その状態から、少しづつこのSNS更新もブログも洋裁もできるようになりました。
そのためにやったことは、3つ。
・全部同時並行
・やりたい時だけやる。サボり、ブランク全然OK
・先に休む
続ないと意味ないと考えたり、続けられなくて自己嫌悪になる必要性はゼロ。インスタは月一回投稿できたらOK、教室は具合悪ければ堂々とさぼったり遅刻する。そして、例えちょっとでもできたらすごい!と自分をほめてあげます。そうすると自己肯定感が上がるし、楽なのでいつの間にか続いていたりします(笑)そして同時並行し続けた先に、少しづつこれは好きだな?これはそうでもないな?とわかってくるので、そうでもないものを外し、好きなものに集中するなり、新たなやりたいことを追加すればよいのです。

③仕事を「好きなこと」「普通のこと」「嫌いなこと」に分ける
これも小田桐あさぎさんの受け売りなのですが(笑)今の仕事が嫌いで、もっと好きな仕事をしたいなら、まず好き嫌いの解像度を上げるべきです!大体の社会人は、職種の肩書は一つでも、実際には複数の作業をこなしていると思います。私の場合、前職の研修で工場勤務してた時は、淡々と部品を組み立てる作業しかしていなかったので、単一の作業といえるかもですが…そのような特殊ケースを除き、大体は仕事に複数の作業が含まれているものです。今の仕事内容を細分化して、それを好き、好きでも嫌いでもない、嫌いに分けて、嫌いの分量を減らし、好きを徐々に増やしていくのです…!例えば営業の人なら、顧客課題の分析、資料作成、上司とのすり合わせ、お客様とのアポどり、商談、クロージング、フォローというプロセスがあるでしょう。分析と資料作成は好きだけど、実際にお客様とコミュニケーションとるの、実は嫌いだなと思ったら、例えば商談はスムーズに終わるよう、見るだけで伝わるパワポにするなり、カンペを用意するなりして済ませる。逆にデータ分析やパワーポイントのスキルを磨いて、部署内で一番といえるぐらい得意になって、他の人の分析や資料作成をサポートして実績を積み上げる。そしてデータ分析部署の仕事を兼任し、将来的に異動、というルートもあり得るわけです。好きを仕事にしたいけど、転職はリスクが高いし、異動も難しい…って社会人あるあるな悩みだと思いますが、こうして低リスクでじわじわ寄せていく方法もあります。

どうでしょう!好きを仕事にするったって、お金や健康とトレードオフ、好きなことで稼ぐなんて夢のまた夢とおもっていたあなた、けっこう現実味を帯びてきたんじゃありませんか?
好きなこと探し、好きなことを仕事にすることって、1日やそこらでできるものではありません。毎日とか、毎日が無理なら毎週末、少しずつ試してみて、違ったら別のことをやってみるという試行錯誤を、年単位でやっていく必要があるのです…!
何年もかかるなんて大変そうですが、やっているうちにすぐ時間は過ぎていくし、少しずつなら意外と楽~に「好き」に近づけたりするものです!
まずはスモールスタートあるのみ!

好きなことを仕事にするヒントをくれた、小田桐あさぎさんの名著はこちら。
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