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名もない花だった私が、大きく花開く話。

子どもの頃。
いや、かなり大きくなるまで。
私は、自分は名もない道端に咲く花だった。

名前はあったかもしれないけれど、誰も名前どころか、存在すら気にされない、そんなものだった。

社会人になり、ふとしたきっかけで、インターネットの世界へ足を踏み入れた。

その頃、最初に名乗ったハンドルネーム。
私は、そこに自分の願いを込めた。

誰かひとりでもいいから、その人にとって心を照らす存在になれるように。

長い間、そのハンドルネームを名乗ったけれど、心を照らす存在になれたかはわからない。

そのハンドルネームを名乗ってた頃に、元旦那と出会い、結婚したけれど、元旦那の心を照らす存在にはなれなかったようだ。

ただ、この写真を撮ってくれた仲間は。
「ちば子。は、向日葵だよね」そう言った。
それが、3〜4年くらい前。

2年くらい前。
私のイラストを仲間が描いてくれた。
そこに描かれていたのは、薔薇だった。

彼女が、「ちば子。ちゃんは薔薇だ!それしか浮かばなかった」と言われた。

自分に薔薇が似合うとは、思ってもいなかった。
そんな、華やかな花ではない、そう思っていた。

1年前。
あるところで、こんなことを言われた。
「あなたは、そんな小さい花ではありません。ダリアや芍薬みたいな、大輪の花です。」

大きく才能の花を開かせていくらしい。
当時は、何を言ってるんだろう?そう思った。

けれど、同じようなことを、他の場所・他の人からも言われた。

ふむ。
当時はピンとこなかったけれど。
少しずつ、もしかしたら…と思うようになってきた。

才能とセルフイメージが、徐々についてきた感じである。
今では、私はどんな大きな花を咲かすのだろうか?とワクワクしている。

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