見出し画像

2022大学祭 15期ライブ『裏卒論』ライブレポ

お疲れ様です、16期の野呂です!先日の大学祭で観客を熱狂の渦に巻き込んだ、15期同期ライブ「裏卒論」のライブレポを書かせていただきます!P-RITTSは大学祭期間中に全7ステージのライブを行ったのですが、その中でもこのライブの盛り上がりはとんでもないことになっていました。その盛り上がりっぷりを少しでも皆さんにお届けできたら嬉しいです!早速、振り返っていきましょー!

・OP映像

ライブが始まると、緑黄色社会のポップなメロディーに合わせてOP映像がスタート。楽しそうな姿が非常に印象的です!ポップで個性の強い面々が揃っている、15期の色がよく伝わってきました。そしてサビでは全員で全力ダンス!奥林さんのキモすぎるキメ顔やさとりくさんの不審な挙動に客席から笑いが漏れる場面もありましたが、非常にポップで爽やかなOP映像に仕上がっていました!

1.国道ハムレット

(塚原、田原)

トップバッターを飾ったのは15期を代表する漫才コンビ、国道ハムレット!童話「大きなカブ」をテーマにした漫才で会場を温めました。漫才コントやシステムに頼らないシンプルなしゃべくり漫才で、2人の技術に磨きがかかった今だからこそできる熟練の漫才だったと思います!コンビ名を馬鹿にした奴は、俺が許さねぇ!!!!

2.快速アラビアータ

(張本、駒場)

「自分の葬式で滅茶苦茶する娘にツッコむ」という荒唐無稽な設定と、2人の溢れ出る変人感が奇跡的に調和していて、見る人を不可思議な世界観に誘っていました!張本さんらしいどこか気の抜けた演技がコントの役柄にあまりにもハマっていて、まさにこの2人にしか表現できないコントで非常に良かったです!!!!

3.2世帯住宅なんのその

(さとりく、川上)

僕は裏で「さとりくさんが川上さんと沢山話したいという下心からコンビを組んだらしい」と吹聴して回っていたのですが、いざ始まってみると面白すぎてヤバかったです!川上さん、演者初挑戦で自分のキャラクターをあそこまで掴んでるの凄すぎる!さとりくさんの持つ狂気と川上さんのほんわかしたオーラが見事にマッチしていて、本当にエグかったです!でも、終盤のくだりでさとりくさんが川上さんにあそこまで触れる必要はないと思いました!!!!(これはマジで)

4.ハッピーしもちゃんグランドオープン

(下崎)

やったー!ハッピーしもちゃんグランドオープンだ!見てる人に「もう、しもちゃんが幸せなら俺たちも幸せだよ!」と思わせるほどの圧倒的多幸感満載のネタでした!内容はマジでカオスだったんですが、下崎さんのとにかく楽しそうな姿を見て会場全体が下崎さんのファンになっていたと思います!名は体を表す!!!!

5.田原かいよう

いつものシステムのフリップを捨て、まさかのストレート替え歌フリップ一本勝負!そしてこの替え歌のワードチョイスが本当に秀逸で、怒涛の勢いでウケていました!僕もあんなシンプルな替え歌であそこまで笑ったのは嘉門達夫以来かもしれないです。単純な言葉の面白さだけで笑わせる、お笑いの原点に立ち返ったようなシンプルイズベストなネタだったと思います!やっぱり、落研ってスゴい!!!!

6.ハッスル

(駒場、奥林)

中MCを挟んで登場したのは15期の黎明期からずっと活動しているハッスルの2人!手術の約束をとりつける野球選手という設定に独特な角度から切り込んでいました。途中本ボケが思うようにウケず、2人のマンパワーで押し切っていった場面があったのですが、それがすごくハッスルらしくて胸が熱くなりました!アドリブが本当によく似合うコンビです!これからもこの2人の漫才を見続けたいです!!!!

7.魁!グッドラック善子

(さとりく)

出たッ!「魁!グッドラック善子」だ!外部のライブで大ウケしたり学生R-1決勝に進出したりと、とにかくノリに乗っている善子が満を辞して登場しました。善子のネタはさとりくさんが堂々と自信を持ってやればやるほどパフォーマンスが上がるので、ここ最近で加速度的に面白くなっている印象です!僕の右隣に座ってたおじさんがネタの最中も割と喋るタイプの人(普通にダメすぎる)だったんですが、そのおじさんがずっと「わけわからん」「なんだこれ」と言いながら爆笑していました!善子の笑いはおじさん世代にも刺さることが実証されました!!!!

※魁!グッドラック善子は後日行われた学生R-1決勝で優勝しました!おめでとうございます!!

8.イトカワ

(塚原、奥林)

最近ではコントのイメージが強くなったイトカワですが、漫才でもしっかり観客の心を掴んでいました!色々なキャラクターが入れ替わり立ち替わり決闘をしていく設定で、2人の演技力が存分に活かされたネタになっていました!特に終盤の畳み掛けが凄まじく、あんな数のキャラクターをあの速度で演じ分けるなんてこの2人じゃなければおよそできない芸当です。恐れ入りました…!!!!

9.ミネソタの夜明け

(さとりく、下崎)

この辺りになってくると2人のキャラクターが初見のお客さんにも浸透し始めていて、登場するだけで期待感が高まっていく感じがありました。そしていざネタが始まると…いや2人ともピンでやってることと大して変わってないじゃねーか!最高すぎるだろ!ミネソタのネタは特に何も考えずに笑えるから良いんだよな〜〜〜!!!!

10.義有・偽義有・擬偽義有

(田原、奥林、塚原)

ここで観客に名前を読ませる気が微塵もない謎のトリオ(ギアル・ギギアル・ギギギアルと読むらしい)が登場。15期の看板としてずっと矢面に立ち続けてきた3人のトリオ名にしては、非常に印象が悪いです。漢字9文字で構成されたトリオ名から一体どんなセンス溢れるネタが繰り出されるのか…と思ったらまさかの弾き語りショートコント形式!これは想定外でした!そして、その歌とショートコントがすごくポップで、老若男女問わずめちゃくちゃ笑いやすい!ここにきて会場のボルテージをもう1段階上げ切った感じがありました!!!!

11.ルイボスティー

(張本、下崎)

そして集団コント前のトリを務めたのは、常に独特のセンスを放ち続ける奇才コント師、ルイボスティー!今回もやっぱり訳がわからなかったです!ハーバード大学の学長と秘書が出てくるコント、だったと思います!多分。でもそんな細かいところは抜きにして、2人の穏やかな中に狂気が潜在しているような空気感が良すぎる!フリ、オチ、バラシのようなテクニックが全て小細工に見えてくるような、ルイボスティーワールド全開のコントでした!!!!

・映像企画

「下崎さんにドッキリをかけてないのに『ドッキリ大成功』の札を出したら、どんなリアクションをするか?」の予想を全員でしていくという、往年のテレビ番組のようなコンセプトの映像企画。ただそうしたテレビの企画をなぞるだけでなく、それがしっかり15期の雰囲気に落とし込まれていて、仲の良さが非常に伝わってきました。笑ってホッコリできる最高の映像企画だったと思います!

12.弁明(集団コント)

弁明!!!!田原さんが主人を務めるツッコミの館にやってきた張本さん・駒場さん・さとりくさんが、残りのメンバー演じる即興コントにツッコミまくるという半分企画のような内容の集団コントだったんですが…これがもう、本当に最高すぎた!!!!全員のいいところ出まくり、誰一人死に役のいない理想の集団コントだったと思います!!!!マジで資料映像として残して後輩に代々見せるべき!!!!やっている全員が楽しそうで、それを観ているお客さんも楽しそうで、もうこれ以上幸せなことはないでしょ!!!!俺たちはこれがやりたくてお笑いをやっているんだよ!!!!!と強く思いました!!!!マジで最高すぎた〜〜〜!!!!

こうして大団円で幕を閉じた15期ライブ「裏卒論」、本当にいいライブを観た時にしかいっぱいにならない心の器がもう溢れんばかりパンッパンになりました!!!!贔屓目なしで、伝説レベルに最高なライブだったと思います!そしてこのライブを観た16期・17期・18期に「自分達もああなりたい!」と思わせるようなカッコ良すぎる背中を見せてもらいました!15期、大好き!!!!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?