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自分を知る旅にでよ⛵️ 【好きなTVドラマ】

(約900字)

人に会い、人を知りなさい。
 それは自分を知る旅だよ。

これは、主人公の久能整(くのうととのう)君が、大学の先生から言われた言葉。


人を知るということは、対話をすること。
誰かの人生に関わるということ。
他人の気持ちを知るということ。

他者を知ることは、自分を知ることになり、
視野が広がる。
知識が豊富になり、経験値が上がる。


よく耳にする言葉で、 

「孤独を愛する」という人がいる。

一人で何でも行動できる人。
他者と行動することを望まない、独立した人、という印象を持つ。
素晴らしいことです。

大人になると、ひとりで行動できることが身軽で、快適であると感じる。
それは、他者からのノイズが入らず、自分のペースで好きなことが出来るからだ。

ただ、自分だけでしか行動できない、というのは、どうでしょう。
友達が極端に少ないということに問題はない。


「一匹オオカミだから」

は、カッコいいように聞こえるが、群れるのを嫌うのではなくて単に孤立している場合がある。

何かで困ったことが生じたとき、手を差し伸べる人がいないなら、それは「孤立している」ことになってしまう。

誰かが近くに居なくても、現代では、生活にはそうそう困らないような社会が広がっているように思える。
それは、自分が健康でいる証拠である。

私も、便利な世の中に甘えて、一人で生きている錯覚に落ち入る。

全然、一人なんかじゃない。

自給自足しているわけじゃない。

電気、ガス、水道の供給がなければ、暮らせない。

お腹が空けば、食事を用意する。
着るものを調達する。
移動するには、乗り物がいる。

自分の身体も、メンテナンスが要る。

「完全なる孤立」で生きられる人は、限りなく少ない。

孤独を「愛」しても、
ときどき誰かの愛情は必要。

自分を知らない人は、
他人も分からない。

他人はよく見える。
自分が出来が悪いと思っているうちは、
改善できる。

コワイのは、他者の悪いところを探して、
安心材料を見つけていること。
それをエサに味方を増やすひと。

粗探しで、いいことはない。


「足るを知るものは富む」は、老子の教え。


孤独に打ち勝って、
孤立せずに、大海原を
すすみましょう。




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