縁をこんな風に考えてみる
(約900字)
リアルな人間関係でね。
私がね、私は心からその人を思っているか、ということは別にして、ある時、こんな事を
言われました。
「もし(ちび蔵が)何かの手違いで、誰かに
殺されたら、カタキをとるから。
法律なんて関係ない。
人情とか、相手(殺人者)の家族とか、そいつの子供とか、自分の運命とか未来とか、そんなことはどっちだっていい。
絶対、許さないから。
同じメにあわせてやるから」
私はそう言われて、恐怖におののきました。
もう長い長い付き合いですが。
元々、激しいもの(気性)を持っていましたが、個人的にそういう乱暴な発想は嫌いです。
私が望んでいないのを知りながら、そんな話をされました。
たしか、臓器提供とか、安楽死とか、前後にもハードな内容を挟んで。
明るく好天に恵まれた、お休みの日でした。
ひとの幸せは、自分が誰かからもらう温かい部分ではなくて、大事な存在を失った原因を晴らす醜い感情からも、幸せを感じるのだと
思いました。
私が望まなくても、探しだして‥‥
と文章には書けませんが、過激な発言が飛び出して、私は不覚にも愛情を感じました。
そんなことは簡単には起こりませんが。
人生は一本の線路が伸びる、そこに汽車が走っているようなイメージです。
途中で乗車する人が現れたり、駅がなくとも
飛び降りてしまう人がいたり、時々、車両には誰もいなかったり、満員電車になって過密状態になったり、一両で足りなくて列車を
連結するために停車したり。
望まない人が乗車してきたり、まだ一緒に景色を楽しむと思っていたら、降りて、居なくなったり、知らないうちに、「鬼滅の刃」の鬼みたいに屋根に捕まっていたり。
え、いたの?みたいな驚きがあったり。
長い旅の途中で、たくさんの人と出会って、
別れて、長いと思っていた旅が、突然終わった人もいる。
列車に乗って談笑していたら、次の駅で降りちゃうとかね。
それでいいと思うんです。
気が合う人と仲良くするのが一番。
たまたまnoteで存在を知って、
それも縁ですけれど、
居心地のいい旅をするのが楽しい人生を
送るコツです。
繋がっている人と繋がっていれば、
孤独じゃない。
自分を高めてくれる人に
出会えるのが、私の幸せです。
冒頭の人も縁が続き、気持ちは変わって
ほしいけれど嫌ではないんです。
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