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星はそれぞれの輝きを持つ

ボンチノタミ、ジョーカーです。

ポケットモンスタースカーレットDLC後編『藍の円盤』クリアしました。

スカーレット関連の感想はこちら。

本編▼

DLC前編『碧の仮面』▼


以下、ネタバレありの感想。

メインストーリー

ブルーベリー学園に留学することになり、早速イッシュ地方へ。
え? イッシュ地方なの?
ポケモンシリーズは全部やっていないわたしですが、BWはやっているのでなんか急にテンション上がりました。

初っ端から3つのうち1つしか選べない選択肢

ストーリーは1本筋。
ブルーベリー四天王を倒し、チャンピオンに君臨するスグリをぶっ倒す。
それだけです。
スグリはグレています。
スグリ、お前……どうしちゃったんだよ!!
(どうしたもなにも、こうなったのはわたしのせいである)

ブルーベリー学園はポケモン勝負に特化している学校のため、基本的にダブルバトル方式を採用しています。
わたしはダブルバトルが苦手です。勝負ガチ勢ではないので、戦略とか本当に練るのが苦手なんです。

ライムさんとのダブルバトルは楽しかったけどダブルが基本となると結構キツい。盾のときもキバナ戦しんどかったんだよ~!

とはいえ、まあ、サクッと倒してやりましたよ。

一人目はタロ
ヤーコンさんの娘なのか……?

フェアリーのタロ。
クイズはもちろん全問正解でした。
初代世代にも優しかった。

二人目はアカマツ
さっぱりしていていいやつ

ほのおのアカマツ。
激辛か激辛じゃないかの二択。
サンドイッチ具材の駆け引き面白かった。

三人目はネリネ
スグリ想いのいいひと

はがねのネリネ。
ディディーコングレーシングのひこうきみたいなレース楽しかった。
おもしれー女枠かと思ったけど普通にいい人だった。

最後はカキツバタ
シャガさんの孫

ドラゴンのカキツバタ。
限定バトルは最初から図鑑集めに奔走していたので割りと楽でした。
この男、めちゃくちゃ好きなタイプなんだよなあ……!

そしてチャンピオン戦、スグリ
せっかくだから鬼さまを連れて行こう! 会わせてあげよう! と思ってオーガポンを編成していったのですが、最後の最後でオーガポンを出さないままこちらが勝ってしまいそうだったので、慌てて出しました。
すると

おや?スグリのようすが……
ブチギレ

ブチギレられました。
ごめんスグリ、違うんだ。違くないけど。違うんだ。
前回の『碧の仮面』でオーガポン編成必須の勝負があったので、今回も何かあるかな? と思って編成してみたんですが、ちゃんと専用台詞があるんですね。
最後の一撃をオーガポンの「つたこんぼう」で〆たのはさすがにわたしも「ごめんスグリ!」ってリアルに叫んだ。ごめん。

今回、楽しみにしていた新キャラのテラスタル投球フォームが見られて嬉しかったです。やっぱりみんな個性があっていいなあ~!
いちばん面白かったのはアカマツくんでしょうね。

さて、スグリに勝ったあとは、パルデアの大穴へ向かうことに。
ここでオモダカさんとチリちゃんに会えて嬉しかった~。なんかちょっとホッとしてしまった。
カキツバタは来てくれないのでブライア先生とゼイユとスグリと一緒に行くことになりました。
ネモ、ボタン、ペパーと一緒に行った思い出があるので、別のメンバーと一緒に最深部まで行くってなんだか変な感じ。

キョジオーン含めて良

スグリどうするんだとかテラスタルの謎は解けるのかとかいろいろ考えていたんですが、ラストバトルでいろいろ吹っ飛んで泣きました。

最後、ゼイユも手持ちがいなくなってわたしがひとりでジリ貧で戦っている中、スグリを呼んで、ようやくスグリが私と一緒に戦ってくれる、と言ってくれたとき、曲が変わるんですよ。
テラレイドのときのメロディが入ってくるんですよ。

ここで1年間の思い出がブワッと蘇ってきて「ひとりじゃないんだ」「みんなとここまできたんだ」ってなって泣きました。
特に、わたし自身かなりブランクがあってからのポケモンで、初めてオンラインや妹とのユニオンでレイドバトルをやってみたり、妹に手伝ってもらって図鑑を集めたり、もちろん、ストーリーの中でもたくさんの仲間に支えられて主人公が冒険をしていたり……というのがテラレイド曲のメロディと一緒に一気に流れ込んできて「うああああ~」って言いながらテラパゴスをボコしました。

オモテ祭りのときの写真もある

1月にさらに追加コンテンツがあるって?
いつまで楽しませてくれるんですかありがとうございます。

サザレイベント

キタカミでのサザレイベントをクリアしていると、サバンナエリアにサザレが現れます。
ブルーベリー図鑑を200匹埋めると新パラドックスポケモン2匹の情報を教えてくれます。
もちろん図鑑コンプに必須のイベントとなるのですが、これだけだと埋められないんですよね。
バイオレット版の新パラドックスは、バイオレット版でサザレイベントをクリアしていないと当然手に入らないので、わたしひとりではどうにもならないんですよ……。
わたし自身はいつものように200匹まで勢いで埋めたんですが、バイオレット版の新パラドックス入手のためにバイオレットユーザーである妹がめちゃくちゃ頑張ってくれました。
キタカミのサザレイベントからやってくれたので本当に大変だったと思う。おかげで図鑑コンプできました。ありがとう妹。

スター団イベント

素顔のスター団に会うことができるイベント。
勉強を教えたり、将来の夢について話したりするイベントです。
アカデミーのエントランスにピーニャとビワがいるので話しかけたら始まります。
また、このイベント後(だと思うんですが)これとは別にシュウメイの作った服飾品を競り落とすイベントもマリナードで発生します。
ひとつあたり20万~40万円くらいかかりますが、全部入手するとサイリウムを振るオタ芸エモートがもらえます。頑張ろう。

てらす池イベント

クリア後、キタカミのてらす池に行くとオーリム博士(バイオレットではフトゥー博士)に会えるイベントが発生します。
過去の博士と会うことができ、ブライア先生の著書『ゼロの秘宝』と博士の持っている『スカーレットブック(バイオレットブック)』を交換することになります。
イベント後はオートセーブがおこなわれ、タイトル画面に戻る……のですが!

タイトル画面が変わってる

タイトル画面が夕暮れになり、机の上には博士から貰った本が。
そしてBGMが少し物悲しい雰囲気になります。

えっ、この扱い、もしかしてこれ必須イベントなんじゃ……? とドキドキしてしまいました。

ちなみに、これ学園の自室に戻されるんですが、その後ペパーの部屋に行って話しかけると「スカーレットブック(バイオレットブック)図書館で借りたんだな」みたいな台詞を言われます。
いや、これ、君の親御さんからいただいたものなんだけどね!?

大穴の大空洞に行ったときにエレベーターのすぐ近くにある机を調べるとメモを読むことができるんですが、そこにこのイベントのことが書かれています。
それもあったからてらす池に行ったんですが、これってタイムパラドックスというやつだな?
博士の台詞にもあったんですが、タイムスリップやパラレルワールドなど、まだまだ明らかになっていない秘密がありそうなきがします。
このイベント後もメモは確認できるので、まだの方は見てみてください。

これ、1月配信の追加コンテンツでちゃんと全部明かされるんだろうか……?

おやつおやじ

クリア後要素。スーツを着たおじさん。
パルデアの各地にでんせつのポケモンがいるのめちゃくちゃ楽しいしテンション上がるので、ぜひおやつをゲットして探してみてください。
わたしはとりあえず、自分がやったシリーズのでんせつだけは捕まえようと思っています。
ファイヤー、フリーザー、サンダー、エンテイ、スイクン、ライコウ、キュレムは捕まえたので、あとはゼクロムとレシラムですね。
他のでんせつはときどき眺めてニコニコしています。楽しい。

メロエッタ出現

こんなん普通にやってて気付く人いるんか!???
基本的に人に話しかけまくるので教室でのフラグはとっくに立てていたと思うんですが、さすがにあの方法は思いつかないよ……。
気になった人は調べてやってみてほしい。ちょっと鳥肌立つから。

ブルレク・BP集め

ブルレクはちまちまやっていてもそれなりにBPが貯まるので、環境整備とか特別講師とか少しづつならコンプできると思います。
わたしは妹とふたりでユニオン組んで集めたりしていますが、ひとりでもできないことはないかと。
特別講師は、ブルベリ四天王と早めにポケモン交換を済ませると4人分完了したことになるので、BP節約しながら特別講師を増やすことができるにでおすすめかも。
環境整備、投げ方、模様替え、スピーカー、カメラ機能、ロックオン機能、道具プリンターなどひととおり開放したので、今はぼちぼち特別講師を呼んでポケモン交換したりしています。
裏番長はやっぱりあの人でした。

あと、以前オモダカからジムリーダーについてのアンケートを受けたと思うんですが、あれの回答次第で特殊会話が発生することが判明しました。

ハイダイさんと両想い

一番好きなジムリにハイダイさんを選んでいたので、こんな会話が出ました。めちゃくちゃ嬉しいな。

ブルーベリー図鑑集め

やりきった

今回も初っ端からとばして図鑑集めに奔走しておりました。
BPで環境整備をすることで歴代御三家が各エリアに出現するようになるので、それは必須です。
また、前述したサザレイベントも必須。
本当に妹のおかげで最後の2匹が埋まったので大感謝です。ありがとう妹。
ところで図鑑完成時にシアノ校長に「テラリウムドームのポケモンを全部つかまえた」と言われたんですが、新パラドックスとテラパゴスはパルデアの大穴で捕まえてるんでブルーベリー図鑑でいいんですか? という気がしなくもないわけですけれども。

240匹!
ジニアではなくシアノまで

今回はジニア先生には褒めてもらえません。残念。

ただ、特別講師で呼べるジニアがブルーベリー図鑑に言及する場面もあります。集めた数に応じて変わる、といったことはないようですが、やっぱり図鑑の話には触れてくれます。

全体を通しての印象や雑感

それぞれの「可能性」の物語

夏に剣盾をやったとき『継承』を色濃く感じたという感想を書いたのですが、SVは『可能性』を感じる作品だったと思います。

まず、テラスタルというシステム自体が、これまでになかった「ポケモンのタイプを変える」という、ポケモン自体の可能性を広げるシステムでした。
生まれ持ったタイプではなく、新たなタイプを後付けできることで戦略の幅も広がり、更なる可能性を生み出せるシステムだったなと思います。

そして、主人公たちがアカデミーに通い、宝探しをするというメインストーリー。
道はひとつではなく、自分自身のたからものを探すための旅であり、システムとしてもオープンワールドになったことでどこから進めてもいいよという形になっていました。
また、そこで出会う仲間たち、友人たちとの出逢いも主人公の世界を広げ、新たな出会いや可能性をもたらしてくれる存在でした。
追加コンテンツでも、新たな地で新たな仲間と交流することで世界が広がっていくことを感じられたなと思います。

テラスタルタイプ:ステラについて。
これは完全にわたしの推測となりますのでご了承ください。
ステラというのは星という意味です。星は、遥か遠くの光が長い時間と距離を越えてわたしたちの元まで光を届けています。同じ星はなく、どの星もそれぞれに輝いており、どれも美しいものです。
すべてのタイプを持つステラは、星のように「自分次第でどんなふうにでも輝ける」ということなのかな、と思っています。
また、星といえばスター団
彼らはアカデミーから少しだけはみ出してしまった存在ではありますが、彼らもまた「自分次第でどんなふうにでも輝ける」可能性を持っているのだと思います。
スター団のマジボスであるボタンが「可能性」の具現ともいえるイーブイの進化系を手持ちとしており、テラスタルするときに「なりたい自分に」と言う台詞を言っていたと思うのですが、それが全てを表している気がします。

ネモとスグリの対比もあったかも。
メインライバルがネモで追加コンテンツのライバルにあたる枠がスグリなの、逆だとやっぱりなんか違ったよね。
誰と出逢い、誰と高め合うことができるのか。これも大事なことだったんだろうな。
スグリも、ああならない可能性だってあった。それを選んだのは自分自身で、ゼロに戻ると決めたのもまた、自分自身。

可能性はいくつも広がっている。
いろいろな世界を見て、いろいろな人たちと出逢って、その可能性はどんどん広がっていく。
自分次第で選ぶことができ、自分次第でどんなふうにも輝くことができる。
そんなメッセージをSVからもらった気がします。

1月の追加コンテンツ楽しみだな~!!

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