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保育園にあったらテンション上がるもの。


勝手なOT視点ですが…。

砂:ままごとの必須アイテムだよね。最近は泥団子のコーティングに使ったりするし。ザルで砂の大きさを分けている子供の顔は最高。たまに宝石見つけたかのように石を見つけては大喜びしてる姿も最高。

土:砂と違って形ができるからいい。コップとかしゃべるの先とかに詰め込んでひっくり返してそれをそーっと取る姿の加減具合は最高。小さい子は大抵そーっと取れないで崩れちゃうんだけど。水を巻いた時には泥に変わる。泥を体に塗りたくって、自分のサンダル突っ込んで、靴の中に泥入れて、最終的には泥にダイブしている子供たち見るといいなと思う。

砂とか土とか当たり前かと思うけど、最近は芝生で埋め尽くされている園庭なんかもある。綺麗で素敵だしいつでもごろ寝できるけど、芝生だと穴掘ってたら怒られるし、芝生は結構根っこが横に張っていて穴掘ることもできない。
雑草も生えてこないからいろいろな草の形や強さや花の色を見る機会が減ってしまわないかなと最近思う。

ロープ:太さと長さがあれば、重さが加わるから、これを操作するときに子供たちが一生懸命な姿を見るといいなと思う。保育園の中にはガジュマルの木に吊る下げただけのロープを見たりする。ターザンみたいに使ったりぶら下がったり、足の親指と人差し指で一生懸命つかんで登ろうとする姿なんかはほんとに見ていて気持ちが良い。

丸太🪵:斜めに立てかけるだけだったり、地面に置いてあるだけだったり、保育園によっては使い方はいろいろ。ただ丸太ってきれいな円じゃないから、ほんのり凹んだ部分に足の指かけて登っていったり、節にお尻を合わせて座ったりしている子供を見るといい味出すなと思う。
30センチほどの丸太を5、6個転がしといてもいいなぁとたまに思う。机にも椅子にもなる。あれを運ぼうとすれば持ち上げるのか転がすのかで迷えるところもいい。同じ高さの丸太を探して、そこに板をかければ即席で机も、橋もできる。

丘、山、砂利、根っこ:地面は基本平じゃないほうがいいなと思う。まだハイハイしてる子ですら外に行けば移動しようとする。平じゃない土は自分の体をどう使おうか迷えていいなと思う。根がたくさんはったところで鬼ごっこしてほしいと思う。着地をするのに目で選ばなきゃいけない地面がいい。

がじゅまるの木:これは最強だなと思う。まず登りやすい。質感が良い。枝ぶりが良い。宮古島の小学校では2本のガジュマルの木の上で、3人の子供が鬼ごっこをしていた。最高だ。それを笑顔で見てくれている先生たちも凄いと思った。木登りはたくさんしてほしい。落ちるかもしれないと思う高さで、落ちないように気を使うところが必要なんだと思う。

最近の公園も保育園も、フラットになった。プラスチックも鉄も増えた。
プラスチックは投げて危なくないと言う利点があるのだろう。でも投げて危なくないから投げる。その子が手にしているものが、木のミニカーであればきっと投げなかったと思う。重さは子供の成長にとても大切だ。
プラスチックも鉄も熱の加減をしてくれない。暑さに身体を合わせることが成長に重要。だけど加減をしないものは熱すぎて加減の前にリスクが先に来る。

まあ、OTとしてあったらテンション上がるものを集めてみただけ。

小学生になると、チャイムに合わせてほしい、期待されている課題に合わせて欲しい、友達に合わせて欲しい…
合わせるものがたくさん増えるけど、それであれば未就学の間に自分のアクションで変化を起こせる物で囲んで欲しいなぁと思う。

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