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Aqua ― 歌綴り22 ―


ごらん
彗星が光る尾を伸ばし
数知れぬ 星を繋いで行く
やがて連なった 煌めく破片は
遠い闇の果てへ 続く道となる

陽炎 朱く 揺れて燃える
アンタレスを越えて
僕を導いて行く

それは 未だ知らぬ
神秘と言う名の ベールに隠された
未知なる惑星

太古の昔
この宇宙が生まれて間もない頃
神が 気紛れに
一つだけ起こしたと言う 奇跡

碧く輝る
小さな 伝説のオアシス
宝石の様な星よ
生まれたての生命を
その碧い 母なる水の中へと宿す
永遠に

何故か 覚えてる
微かな記憶
この道の 行方を示す

そして 現れた 碧い姿に
僕は 呼ばれるまま
落ちて行くよ

不思議な力
初めてじゃない 確かに何時か 此処で
僕は 生まれていた
息をしてた
別れを告げた

碧い光 湛える
懐かしいオアシス
抱きしめて さあ 僕を
巡り巡る 生命は
また何時か 何処かで
新たな旅に出るよ

碧く輝る
小さな 伝説のオアシス
愛に溢れた星よ
巡り巡る生命を
その碧い 母なる水の中へと宿す
永遠に

永遠に…


2003年 4th  Album「Colors」/ 2004年 Single「Songs」 収録




歌うたいのうたつづり

このシリーズは 主にこれまでバンド時代に書いてきた歌詞や詩たちを
文字で綴って残そうという 自己満企画ですw

2000年〜2004年までの4年間
vocalのあたしと bass他全般担当の相方 若菜くんの2人で
主に 池袋や渋谷や新宿でのストリートライブを中心に活動していたバンド、
Kiss With My Song (通称 キスウィズ)
オリジナル曲は SoulやRockをrootsとしたPopsで
全ての作品たちの作詞を あたしが担当して来ました。
その歌詞たちを 一編の詩として
少しずつ 綴って行こうと思います。


Aqua

バンドにとって最後のシングル作品にも収めたナンバー。
実は 元となる生バンドverは割と初期の段階で出来た曲でしたが、更にアレンジをし直し新たに生まれたのが打ち込みバージョン。
この様に1曲に対し2verが生まれることも良くありました。

↑毎度毎度 産みの苦しみがガッツリ刻まれとるメモww (しかもこれはまだ綺麗目ww)


作詞の際には 曲を初めて聞いた時に感じた「宇宙」をテーマにしようと思い
輪廻や転生などを絡めて"母なる星"を描いたのですが
難しいテーマだった分 思い入れも強くとても気に入っている作品です。
サウンド面でも宇宙のイメージをコーラスワークやエフェクトで表現する為に随分と時間をかけました。
余談ですが、Earthのモーリスみたいなフェイクをコーラスで歌え!と言う相方からの無茶振りにより
バンド内でのこの曲の通称は「Earth」でした、まんまやんwww



という事で ここまでご紹介した3作
「虹の楽園」「Nature Song」「Aqua」
は、
ちびまゆ的スピリチュアルTrilogy
として 勝手に纏めて締めたいと思いますw


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