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Nature Song ― 歌綴り 21 ―



声なき声に導かれて
見知らぬはずの 懐かしい場所

あの星の瞬きは
遥か昔に放たれた声

いつの間にか 零れた涙は
巡る河と共に 海に還る

この小さな存在さえ
偉大な環(わ)の一部になる

ここに 今
満ちているものは
決して絶える事ないmelody

空と地の直線には
未来に向けた光が射す

ここに 今
満ちているものは
強く刻まれる 鼓動のrhythm

ここに 今
満ちているものは
全て響き合う 気高きharmony

月は満ちる
太陽は燃える
山は佇む
海は育む
大地は刻む
生命の歌を
永遠の歌を
終わらない歌を

2003年 single 「Street Life」収録




歌うたいのうたつづり

このシリーズは 主にこれまでバンド時代に書いてきた歌詞や詩たちを
文字で綴って残そうという 自己満企画ですw

2000年〜2004年までの4年間
vocalのあたしと bass他全般担当の相方 若菜くんの2人で
主に 池袋や渋谷や新宿でのストリートライブを中心に活動していたバンド、
Kiss With My Song (通称 キスウィズ)
オリジナル曲は SoulやRockをrootsとしたPopsで
全ての作品たちの作詞を あたしが担当して来ました。
その歌詞たちを 一編の詩として
少しずつ 綴って行こうと思います。


Nature Song

2003年にリリースしたシングルに収録した作品。

cover演奏などをする時に良くやっていた アコースティックsetをそのまま再現した音源にしようと、Choも入れない全くのアコギとのduoで一発録りしました。
物凄くsimpleだけど それが詩のイメージにも合っていて好きだったな。

作曲者の相方から 旅 と言うキーワードを託され
曲を聞いた時に私が受けた雄大な感じを重ねたら こんな詩が降りてきました。
ある意味で あたしが歌う上での大きなテーマとも言える世界観で 今でもこのSpiritsは確実にあたしの根にあります。



拙い過去作の振り返りですが
いつもお付き合い下さり ありがとうございます。


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