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ストーブ 〜 詩綴り 5 〜


ひとりぼっちでいると
この部屋は
広くて 広くて
凍えそうだよ

何を見ても
何を聞いても
何故か 何処か
物足りなくて

体が からっぽになったみたい
心が からっぽになったみたい

からっぽの あたしの真ん中を
冷たい風が 通るんだ

からっぽのあたしが 凍える前に
はやく はやく はやく
あたためて
君 っていう ストーブで


2005年頃のノートのメモより



歌うたいの 詩綴り

このnoteは
これまでに書いてきた歌詩たちを
文字にして綴って行こうというモノです。

今回は これまでの様に歌詩からではなく
一遍の詩として書き留めてあった数作の中からのご紹介です。

バンド時代以降に いつか歌詩の素になれば、
と 何とはなく 降りてきたちっちゃな詩を書き留めていたノートの中から選びました。


朗読という形でも発表していますので 良かったら聞いてみてください。

歌と違って なんだかやたら照れくさいですがw

「ストーブ」【よむ のおと】

https://note.mu/chibimayu/n/na9100a288da3?magazine_key=m85b25abc0258


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